2015年11月3日火曜日

橋下さんと松野さんの争いはどっちもどっちと産経新聞。

どっちもどっち—としか見えないのか--と思う。
 まぁ、確かに表面的にはお金をどう分けるか—という争いに見える。

 でも、核心はそんなところにあるのではあるまい。
 これは、日本の戦後レジームの完全崩壊を受けて、日本の政治の対立軸が変化したことを如実に表している。

 核心その1 → 日本人は、もう、朝鮮系の国会議員が主となった政党に、日本の政権を委ねるという選択を絶対にしない。
 だから。
 民主党、公明党、生活の党、社民党、共産党などという政党が、政権を取るということはありえない。

 核心その2 → 戦後から2000年頃まで、日本の政治の対立軸は、 日本人 対 朝鮮人 というものであった。
 それが、2014年の戦後レジームの崩壊を受け、日本人が日本にいる朝鮮系洗脳工作員達のいうことをまるっきり信じなくなったことで、この政治の対立軸が従前の 日本人 対 朝鮮人 からそれ以外のものに移行しつつある。

 核心その3 → 橋下さんという政治家は、これから10年~15年という近未来を視野にいれた時、日本の政治のトップに近いところにいる人だ。
 そして、安倍さんから言えば、朝鮮系ではない野党となりうる人物だということ。

 以下、新聞から抜粋。

 産経新聞 113
 維新の党の解党に反対する松野代表ら「存続派」と、橋下大阪市長が率いる「解党派」の争いが泥沼化。
 互いに「正当性はわれにあり」と主張する姿は「まるで南北朝時代」。「カネ」も絡んだどっちもどっちの〝お家騒動〟に有権者もうんざり。

 「維新の党解散決議案は可決され、党大会は維新の党を解散することに決定致しました」
 10月24日に大阪で開催された解党派主導の「維新の党臨時党大会」。
 「松野氏ら執行部は党大会の了承を得ていない」と主張する出席者は「執行部不在」を確認し、解党を声高に宣言した。

 互いに正当性を声高に主張する両陣営。
 党関係者は「南北朝時代の劣化版だ」と説明。
 「印鑑と通帳」をめぐる攻防に、あきらめ顔を浮かべるしかない。

 産経新聞社とFNNが10月に実施した合同世論調査では「どちら側も理解しない」が58・9%
 世間も泥仕合を冷ややか。

補足、感想など

 冒頭でふれた。
 もう、日本人は、朝鮮系の二重国籍者・国会議員が主となる政党に政権を委ねるという選択は絶対にしない。
 だから。
 これは、橋下さんの立場から言えば、日本人の支持を得るために、党内から、朝鮮系の国会議員を排除するための行動と解釈すればまぁ、当たっているのではあるまいか。

 要するに、橋下さんは、いずれ、安倍さんと連立を組むつもりなのだ。
 その連立の条件として、安倍さんからおそらく次の2つのことを言われたのだろう。

1.おおさか維新の会の国会議員の数を、公明党の議員の数と同じか、それ以上にしてほしい。
2.おおさか維新の会の国会議員として、朝鮮系の工作員議員を外してほしい。
 そうでなければ、日本人からの支持を得ることは難しい—と。

 どうだろう。
 金の奪いあい、とか正統はどっちだ? てな記事になっているが、そんなことは表面的なうすっぺらな解釈だろう。

 むしろ、これは、公明党以上の国会議員を獲得するための選挙資金の確保という意味あいが大きいのではないのかな。

 単純そうに見える現象を、単純な頭で考えては本質が見えない---という好例ではあるまいか。
 この産経新聞の記事は。