2013年11月14日木曜日

お笑い、朴韓国大統領。その4。

いや、他国の大統領をお笑いというのも失礼ではある。

 それなら。
 日本のルーピー鳩山さんという元首相の発言・行動も「お笑いそのもの」と言われれば、「ハッ、その通りです」--と、これまた言うしがあるまい。

 まぁ、いいではなにか。
 日韓で、「お笑い国家指導者」同士で、お互いさまだし--
 まぁ、現役か、もう政治家でもない人との違いはあるが。

 それにしても、と思う。
 ロシアのプーチン大統領は、韓国の朴大統領をどうみているのかなぁ。
 女性だから、男性だから—というのはあるまい。
 中国の習近平国家主席のように「バカにしている」とか「嫌悪している」ということもあるまい。

 ただただ、「どうでもいい」--と考えているのだろうな。
 喧嘩しない程度に扱えばいい—という感覚なのだろう。

 まぁ、対する朴大統領には、反日、慰安婦、歴史認識しか--言葉もないようだし。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 パク大統領とプーチン露大統領が首脳会談を 終えた後共同記者会見をしている
 朴大統領は、公式訪韓したプーチン大統領と会談をし退行的な歴史認識で東北アジア地域の協力に障害になっている日本の右傾化に共同対応する内容の共同声明を採択した。
 合わせて協力と韓半島平和構築のための両国間共同努力に合意する内容の共同声明を採択した。

 パク大統領とプーチン大統領は共同声明で「国連安全保障理事会関連 決議に反する平壌独自の核・ミサイル能力構築路線を容認できないことを確認し、北朝鮮が核拡散禁止条約(NPT)により核保有国の地位を得ることはできない」と

 また、声明は「北朝鮮が関連国連安保理決議および2005919日付の共同声明を含む非核化分 野での国際的義務と約束を遵守しなければならない」とした。

 声明はパク大統領の対北朝鮮政策の韓半島信頼プロセス構想についてプーチン大統領の共感を入れ「ロシア連邦は南北関係正常化と韓半島信頼構築努力を支持する」とした。
 特に声明は「最近、歴史退行的な言動で形作られた障害により、東北アジア地域の協力潜在力が完全に実現されていないことに共同の憂慮を表す」と明示した。
 日本に直接言及しなかった が、右傾化の流れを見せる日本政府を狙ったものだ。

 パク大統領は5月、米国歴訪で、日本の過去の歴史認識と領土問題提起などでヨーロッパのように多者協力に移行できない と指摘したことがある。
 パク大統領はこのような現象を‘アジアパラドックス’と説明した。

 韓・露両 国首脳は日本の退行的な歴史認識から始まった‘アジアパラドックス’に対する共同対応を共同声明の形で表現したと見られる。


▲補足、感想など

 退行ねぇ。
 1945年までの日韓でのあれこれは、1965年の日韓基本条約ですべて解決済みだ。
 仮に、元慰安婦達が、賠償がどうたら言うならば、それは韓国政府へいうべきことだ。
 求めるべき相手が違うだろう。

 それにしても。
 共同声明の中に、どこに「日本」という文字があるのだ。どこに対「日本」という文言があるのだ。
 プーチン大統領が、冒頭でもふれたように「どうでもいい国」との共同声明の中で、日本及び日本人の心象を悪くするような文言をいれるわけがない。

 プーチン大統領という人は、そんなバカなことはしない。
 上の韓国の新聞の文章の中で、記者がプーチン大統領との共同声明の文言を無理やり、対日本への非難に見せかけたものだ。

 どうも、この韓国の記者は、プーチン大統領という人のことを知らないようだな。

 ロシア国内で、プーチン批判をした芸能人がどこかに消えてしまったらしい。その記事をご紹介したい。

--ここから--

 教会でプーチン大統領を批判する 歌を演奏しフーリガン行為で有罪となり服役中の女性パンクバンドの メンバー1人が、移送されたはずの刑事施設にいないことが判明。
 消息が分からなくなっているのは服役中のバンドメンバーの1人、ナジェージダ・トロコンニコワさん。

 ロシア中部の刑務所に収容されていたが、所内での虐待を訴えてストライキを行ったため、1022日にシベリアにある刑事施設に 移送されたことになっている。
 ロシアの人権監視機関は移送途上にあり、 身柄は安全だと発表。

 しかし、トロコンニコワさんの夫が、移送先だと知らされたクラスノヤルスクの施設を訪れたところ、いなかったという。
 危機感を抱いたベルジロフさんは、ツイッターへの投稿で、 「刑事施設当局から『トロコンニコワはここにいないし、いつ到着するのかも 知らない』と言われた。
 連絡が途絶えてから、もう19日になる」と。
 また「雪、雪、雪、零下20度。どこかに隠している」と 書き込み、投稿。

--ここまで--

 プーチン大統領は、邪魔者は容赦なく消している。
 過酷だ—とかいう批判はどうだろう。
 ロシアという国はそんなことをしないと治められない国家だ—というほうが正しい認識であろう。

 上の韓国の新聞記者も、この記事で、日露間での北方領土問題の解決の邪魔をした—とかとなれば、「雪の中に消えてしまう」可能性だって十分にありそうだなぁ。