▲いや、表題の件、可能性がゼロとは言えないなぁ、と感じた。
なにかというと、今年の目玉は、衆参ダブル選と橋下旋風という記事があって、筆者がこのブログで書いているようなことが起こりうるとかの内容なのだ。
案外、世間の人達もそうおかしくもない—とか考えているのかもしれないな。
以下、新聞から抜粋。
「安倍総理(61)の悲願は憲法改正。改憲発議に不可欠な勢力(衆参両院で3分の2以上)を確保すべく、7月の参院選に合わせて解散カードを切ってくる」
としたうえで、次のように指摘。
「6月1日衆院解散⇒7月10日衆参W選という日程も固まっています。法律で150日間と定められている通常国会の召集日を異例の1月4日に前倒ししたのも、消費税増税時の軽減税率導入を官邸主導で強引に決めたのも、悲願達成のため」
安倍総理が描く改憲シナリオ。
ただ、これだけでは決定打に欠ける。
そこで登場してくるのが、大阪市長を退任し「政界引退」した橋下徹氏(46)だ。
「解散に合わせて橋下氏が衆院選に出馬。橋下氏が民間の閣僚に抜擢されるというサプライズまであるかもしれません。
安倍総理と橋下氏がタッグを組めば大風が吹く。W選後は橋下氏が事実上のリーダーを務めるおおさか維新の会を糾合した超巨大与党が出現する、というシナリオです」
このシナリオには落とし穴も潜んでいる。潰瘍性大腸炎を持病に抱える安倍総理の健康問題だ。 病状に詳しい官邸関係者は、
「総理は下痢のほか、嘔吐にも悩まされています。担当者が総理執務室を訪れた際も、総理がトイレからなかなか出てこないというアクシデントがあった。
担当者が官邸スタッフに理由を尋ねると『トイレで吐いています』と説明。嘔吐がひどい時は、医師が呼ばれることもあります」
として、次のような事実を明かす。
「実は昨年、母親の洋子さんが『政治家は引き際が大事。もう総理を辞めてほしい。岸信介のやり残したことを、あなたはやったじゃないの』と懇願した際、総理は『5月の伊勢志摩サミットまではやらせてほしい』と答え、政界引退の考えまで口にしたという。総理の体調は悪い」
m氏も、さらなるシナリオの可能性について、指摘する。
「安倍総理のサミット花道説が永田町の一部でささやかれていたのは事実。
今後、総理みずから『続投は無理』と判断すれば、7月のW選前後の時期に『総理禅譲』の発表があるかもしれません。
その場合、白羽の矢を立てられるのは橋下氏。
実際、昨年から、安倍総理と橋下氏の間で総理禅譲計画が練られてきたフシがあります」
では、歴史的な政局が予測される今年、日本の社会や国民の暮らしは、どう変わっていくのか。
「まずは衆参W選に勝つため、国民にしっかりとアメを与えます。W選に大勝利したあと、一転してポスト安倍政権のやりたい放題が始まります。最大の手のひら返しは、『大増税』です」
こう指摘するのは、獨協大学経済学部教授で経済アナリストの森永氏だ。
安倍総理は消費税率を8%から10%へ引き上げると同時に、法人税率を10%以上引き下げることも決めている。
実は消費税増税による税収増と法人税減税による税収減は4兆6000億円とほぼ同じ。
何のことはない、消費税増税は福祉のためなどではなく大企業のため。
「軽減税率の導入による税収減も埋めなければなりませんから、健康保険や介護保険の保険料を引き上げる一方で、福祉に大きなシワ寄せがきます。これら実質的な増税に加え、酒税やタバコ税などの増税など、さまざまな増税プランが、実施されていく」
しかも、である。森永氏の予測によれば、
「政権支持率がイマイチの場合、W選直前に消費税の増税そのものを再び先送りするというウルトラCが飛び出す可能性もある」
その場合、穴埋めのための福祉予算のカットや増税の度合いはより厳しいものになる。
▲補足、感想など
不思議な記事ではある。
安倍さんの健康状態なんて、そんなに誰でも知っていることなのか。
ネガキャンがらみの記事かな。
でも。
安倍さんが政界を引退 → 橋下さんへ禅譲 てなシナリオがあるかもしれないなぁ、と感じた。
橋下さんのやや強引な大阪市長の辞任は、安倍さんの健康状態との絡みがあるのかもしれない。
この橋下禅譲への牽制かな。小泉さんがどうたらという記事があった。
--ここから--
時事通信の世論調査で、次期首相にふさわしいと考える政治家について聞いたところ、
自民党の小泉進次郎農林部会長が20.6%で1位だった。
調査は8~11日、全国の成年男女2000人を対象に個別面接方式で実施。
有効回収率は64.2%。
◇次の首相にふさわしいと考える人=時事世論調査
( 1)小泉進次郎 20.6
( 2)安倍晋三 19.4
( 3)石破茂 12.5
( 4)岡田克也 3.0
( 5)麻生太郎 2.5
( 6)前原誠司 1.6
( 7)岸田文雄 1.2
( 7)菅義偉 1.2
( 7)谷垣禎一 1.2
(10)野田聖子 1.1
(11)稲田朋美 0.9
(11)山口那津男 0.9
(11)小沢一郎 0.9
(敬称略、数字は%)
--ここまで--
まず、小泉進次郎さんが首相にということはありえない。
上掲の記事、なにがどの程度まで真実なのかは分からない。
ただ。
今年の5月から7月頃であろう衆参同日選までの間は、風雲渦巻く—という感じではあるなぁ。