2016年1月4日月曜日

安倍さんが我々を完全に切り捨てた—と韓国人。

いや、その通りだ。
 もう、捏造慰安婦騒動は、韓国政府 対 韓国国民 という範疇の話であって、日本 対 韓国 という話ではない。

 昨年末の「日韓合意」とは、日本とアメリカ・ヨーロッパを巻き込んだ「いいがかり最終決着大作戦」だったのだ。

 もう、日本と韓国での間で、捏造慰安婦がらみの話が出ることはない。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 慰安婦合意’以後、日本側の言動が続いている。
 日本当局者が言及したという内容は報道で明らかになったことで事実関係が確認されたわけではない。

 しかし、日本政府と世論の認識はこの様な合意をする必要があったのかと懐疑を持つには十分だ。

 安倍総理が「慰安婦問題はもう謝罪しない」と言った。
 彼は朴大統領との電話会談でもそのように話したと。

 安倍総理が合意文上の‘不可逆’項目を聞いて「韓国が約束を破れば国際社会の一員として終わる」と言ったという報道も出てきた。
 いくら妄言を行ってきた安倍総理といっても、この様なレベルの発言をしたとは信じたくない。

 日本政府が合意文で慰安婦問題に責任を痛感すると公言し、安倍総理が心から謝罪と反省の心を表明すると明らかにしたことをもう忘れたわけがない。
 慰安婦合意は被害者らの名誉と尊厳を回復して傷を治癒するためだ。
 
 謝罪と反省を約束して当事者らの胸をかき乱す言動をするならば容認できない。
 安倍総理は発言の事実関係など具体的な真相を明らかにしなければならない。
 そうしてこそ合意をしたという疑いから脱することができる。

 「平和の慰安婦少女像移転が10億円出演の前提条件」という報道も不快だ。
 日本としては後始末で解決される問題でないことぐらいは分からないはずがないだろう。
 少女像は、韓国人の自尊心と世界の良心を象徴する記念物に位置して久しい。

 日本外務省は「今回の合意は記者会見で発表した内容が総てで、それ以上でもそれ以下でもない」と説明した。
 ハルモニらと韓国政府を侮辱する日本の姿勢は危険水位を行き来している。

 日本が自ら慰安婦合意を破って進んで慰安婦強制動員を否定する退行的態度に帰るのではないかと疑わせる態度を見せている。
 昨日、民主党代表が「慰安婦合意無効を宣言する」と発表したことから分かるように合意に対する韓国人の反発は広がっている。

 日本は「誤解を誘発しかねない日本側言動がないことを望む」という外交長官の警告を重く受けとめなければならないだろう。

補足、感想など

 昨年末の「日韓合意」で、慰安婦騒動は、最終かつ不可逆的に解決した---
 これがすべてだ。

 冒頭でふれた。
 日本 対 韓国 の話が、 韓国政府 対 韓国国民 の話に切り替わったということだ。
 だから。
 もう、日本は関係がない。安倍さんが言うごとく、もう謝罪もしないし、賠償もしない。

 日本は、慰安婦達に対して日本軍の軍医が性病の検査などはしていたことから、「関与」を認め、また、遥か南方まで出張してもらったことで、彼女達へ「感謝と謝罪」をしたのだ。
 また、日本から基金への拠出を決めて、日韓の間で、最終かつ不可逆的に解決したものと合意した。

 これが「全て」だ。
 もはや、日本はなにをする必要もない。
 後は、韓国政府と韓国国民の間で、なんじゃらかんじゃらしてね—と言っている。

 まぁ、過激な言葉を使えば、表題の通り、「韓国を切り捨てた」と言っても、大きな間違いではない。