2016年1月20日水曜日

日本と中国との通貨スワップ締結の可能性。

中国の習近平さんって、資本主義なんてなにも理解していないのだろう。
 1960年代から1970年代半ばにかけて、中国は文化大革命という近代における焚書坑儒をおこなった。

 当時の知識人・職人など4500万人を殺害し、一部を人肉食した--。また、日本における清水寺のような名刹・古刹を尽く破壊し、天目茶碗のような名器すらも尽く破壊しつくした。

 こうして、言わば、なにもかも、まっさらにしたのだ。
 歴史もない、文化もない、教養もない---あるのは、ただただ、お金に対する妄執だけという中国人がここにできあがった。

 1980年代始めに、とう小平さんがでて、改革開放政策を始め、当時数万人という学生を海外へ留学させた。<このあたり、トウ小平さんの優秀さが理解できるであろう。アジアでも次々と take offしていった。しかし、ベトナムとかインドネシアなどで、数万人規模の学生を留学させた—という話を筆者はしらない>

 こうして、ここから約35年という歳月が経過したところだ。
 35年という歳月での中国の変化というものは、確かに中国人の優秀さを示しているのだろう。
 でも、1980年代の江沢民さんあたりから、指導者が次第に劣化していった。

 おそらく、今の習近平さんが最も、頭が悪いのだろうな。胡錦濤さんはもう少し優秀だ。
 で。
 2012年の夏、胡錦濤さんから国家首席を引き継ぐ前に、一発日本を叩いておけば、これから日本との交渉で優位に立てる—とか妄想し、日本人への暴動をおこした。
 これで、日本と中国との関係は悪化し、さらに尖閣諸島問題で過激となった。

 こういう日本と中国との関係悪化の中で、中国の不動産バブル、株式バブルが崩壊した。

 以下、新聞から抜粋。ちょいと古い記事なのだが---

 日銀と中国人民銀行が、通貨スワップ協定の締結に向けて交渉していることが明らかになった。
 今回の交渉は、米利上げを背景とした人民元の急落など為替市場が不安定化するなか、中国市場で活動する邦銀や、円資金を必要とする中国企業などに対し、セーフティネットの機能を提供する意義があるとみられる。

 有事に日本円と人民元を交換する通貨スワップは2002年3月、アジア通貨危機に対応する形で構想された「チェンマイ・イニシアティブ」の一環としてスタート。
 安倍政権下の日中関係悪化を背景に、2013年9月に期限を迎えた後は更新されていなかった。

補足、感想など

 日本の経済はまず問題はない。
 1000兆円の借金たら、財政再建たら--という話は、日本の財務省に巣食う朝鮮系洗脳工作員とアメリカが結託した日本弱体化計画の一環であろう。

 でも、中国のバブル崩壊の巨大さはもう、歴史に類をみないものだ。
 この想像を絶した、中国のバブル崩壊に日本はどう対応したらいいものか---ということだ。
 まったく関与しない—という選択肢もある。

 制限を決めた上で、その中で関与するという選択肢もある。
 そのあたりが、日銀と中国人民銀行との間で話あわれているのだろう。

 ちょいと、掲示板の書き込みを拾ってみよう。

--ここから--

>今回の交渉は、どちらの国から提案したか今のところ不明
 今の流れならどう見たって中国側からに決まってるだろ
 連中はオンショア・オフショアで外貨準備取り崩して元買い介入しちゃって相対的に外貨不足なんだから

◇今からは無理だ自殺行為だ
 上海市場の道連れになりたいのか? 中国は常に道連れと犠牲を求めている

◇中国が何を差し出すか次第でしょ。
 いくら日銀とは言え、さすがに何の手土産もなく スワップ協定だけ締結させるとかいう日本に何のメリットもないことをするとは思えんが。

◇その前に中共へのODAを切れ

AIIBなんてもう欧州ロシアを含めほとんどの国が引き気味だよ。
 SDRにしてもまだ拒否権があるアメリカの議会の承認が取れてない段階なのに あからさまな為替操作したせいでかなり危うい状態。

◇余程の事が無い限り無制限スワップなんて組むわけない。
 アメリカ無視して仮想敵国相手に無制限支援なんてできるわけもなく、今や金欠気味の中国の足もと見て金出す代わりにえげつない要求するって感じだろ。

◇チャイナショックのリスクを軽く考えすぎ これは当然の対応だろ

◇まじな話、中国の外貨準備が激減してるもんな。
 ほっとくと米国債を売り始める(つうかもう売ってるな)。 そしたら世界経済崩壊だは。

◇ムカつくけど仕方がないって気はするな
 中国発のアジア危機なんて起こされたらシャレにならんし

◇日銀-円貸付->中銀
 中銀-円売り元買い->ドル円急上昇、中国株再度バブルへ、日本株再度バブルへ
 結論: 元売り、日本株売りをしたバカども全員死亡

◇国内じゃもう量的緩和政策の拡大・維持が難しいから、他国を経由して緩和効果を波及させるって事だよな
 どうせ放っておいても円高進行だろうし、元相場の安定に寄与すれば市場にも安心感が戻るだろうな
 まさに黒田マジックと呼べる良いニュースだ
 だが、悪い話がまだあるぞ。これがまだ噂話だってことと、中国発世界行の不況進行に変わりはないだろうってことだ

◇米国債を売り払うぞって脅しはこうやって使うべし、っていう話だな。
 日本政府にはとてもできない

◇気持ちは分かるが、中国が本格的に崩壊したらギリシャ危機なんて 比べ物にならない円高株安が起るだろうから仕方ないだろ
 腐ってるけど世界第二位の大国だし日本はおろか 世界経済への悪影響も計り知れない

--ここまで--

 なんらかの制限付きで、かつ中国にもなにか出させて、日本と中国との間で、通貨スワップを締結する可能性が高い—と読んでいるということかな。
 そのことが、日本の円高 → 円安 へもってくるし、株価の安定の方向へ働くということか。

 中国のバブル崩壊を少しでもなだらかして進行させよう—というところが、眼目か。