2022年8月27日土曜日

ロシアのウクライナ騒動、年内には片付きそう

 

ロシア軍、11月までに砲撃が不可能になるとのこと。別文章で「年内には片付きそう」てな文言があった。不透明ではあるが、そう願いたい。以下、記事と関連文章をみよう。

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※砲台というより砲兵の不足が原因らしい。攻勢に出る戦力がなくなったロシア軍、11月までに火砲使い尽くす?2022/8/26()

■ 1.侵攻から半年間、両軍の戦い方の変化  ロシア軍がウクライナに侵攻して、約6か月が過ぎた。この間の両軍の戦いを概観すると、侵攻当初は主に戦車・装甲車と対戦車兵器の戦い、これらを支援する砲・戦闘機などによる攻撃が行われた。その後、次第に戦車・装甲車・戦闘機の損失が大きくなり、これらに代わって対砲兵戦と無人機による攻撃が増してきた。つまり、侵攻当初は敵を目視で確認しつつ射撃する最前線での戦い(近接戦闘)、次に、最前線から10キロ以上も離れたところから射撃する砲兵戦の戦い、さらに現段階では、その砲を攻撃する対砲兵戦が増加しているということである。

■ 2.半年の損耗率から見えるロシア軍の実態  次に、侵攻から6か月間の損耗率を分析し、現在の両軍の戦力の実態(戦える力)や近い将来の戦い方はどうなるのかについて考察する。具体的には、ロシア軍が保有する戦車など各種装甲車、火砲、多連装ロケット砲、戦闘機等、ヘリコプター、無人機、兵員について、1か月ごとの損耗率を算定して、この結果に基づいて、ロシア軍の実態について考察する。ロシア軍が保有する戦力の侵攻開始から1か月ごとの損耗率を算定すると、どの時期に大きな損耗を出しているのか、損耗の推移から残存戦力の推移を予測し、今後使える戦力はどの兵器になるのかなどが解明できる。以下、兵器の種類ごとの損耗率を算定し、各戦闘部隊(近接戦闘部隊・砲兵戦部隊・航空戦闘部隊・防空戦部隊・無人機)がどのような状態なのかを考察する。(1)近接戦闘部隊兵器(戦車・装甲歩兵戦闘車・装甲車)の損耗率と今後の戦闘能力開始から1か月間の損耗率719%が最も大きく、開始から3か月間の累積損耗率も1638%と比較的大きい。つまり、3か月間の損失で、大攻勢に出られる能力は失われたとみてよい。6か月間では、2450%の損耗率である。装甲車は戦車等の2倍の損耗率であり、装甲車が撃破されやすいことを物語っている。戦車等や装甲車の損害が大きいのは、ウクライナ軍の対戦車兵器「ジャベリン」や自爆型無人機の「スイッチブレード」が有効であることを証明している。これからは、小規模の攻撃はまだ可能だが、成果はあまり期待できない。近接戦闘部隊の主力は、壕に入り防御に転移しつつある。装甲車が50%の損耗率が出ていることから、装甲車は「走る棺桶」と呼ばれるだけあって、各種対戦車兵器に極めて脆弱であることが分かる。戦車と装甲車が協同して果敢に攻撃に出ることは難しい。特に、装甲車に乗る兵は精神的に相当なダメージを受けていると思われる。彼らが、果敢に攻勢に出ることはなく、壕に入り身を守る防御を行うだろう。緊急に募集された志願兵がまともに訓練を受けることなく、前線に出されて、連携した攻撃行動ができるはずがないからだ。…ロシア軍は、グリスアップされた旧式の兵器を倉庫から戦場に運び出している。火砲や多連装ロケット砲の場合、直接照準射撃と異なり、観測班・射撃諸元を算定する射撃指揮班・実際に射撃を行う戦砲隊が連携しなければならない。したがって、熟練した射撃技術が必要である。そのため、火砲を倉庫から出してきても、砲兵を訓練しなければ射撃はできない。火砲部隊が損失を出すと、短期間での補充は不可能である。つまり、ロシア軍の火砲等の損失は、今後、戦えなくなることを意味している。その時期は、10月末から11月の初めだろうと考える。…

<以下、関連文章>

ワトソン君:  いいですね!ドンドン攻撃してほしいです。あと2カ月耐え抜けばロシア敗戦が見えてくる

黒井:  今はほぼ9月だから、あと2カ月耐え抜けばロシア軍は完全に戦闘不能になる恐れがある。そう考えると、この9月にロシアが決死の反撃を開始する可能性はある。

ワトソン君:  でも、ロシア軍って最初から失敗してるので、追い詰められるだけでは?

黒井:  まあな。ぶっちゃけ最初の1週間以上にロシア軍が恐ろしいと思った場面はないし、マリウポリやブチャなど一部都市での残虐行為しか記憶に残ってない。開始1週間で奪った領土がかなり多いからね。

ワトソン君:  確かに・・・。その後、ウクライナがちょっとずつ取り返してます。

黒井:  何の準備もできてない敵が弱いのは言うまでもない。逆に言えば、ロシア国内が戦場になると想定できてないならばそれまでという話。

ワトソン君:  ネットユーザーの反応です!・ロシアが採る戦術は、停戦を申し入れて欧州の足並みを崩すか、石油やガスの供給を止めて西側諸国を苦しめる事です  ・ウクライナの損失については、不足分は順次支給されると考えていいです  ・ロシアは資源しかないので、それ以外は全部西側から輸入します  ・火砲はすぐ製造できるし、新兵は半導体やセンサー程度だとロシアは思ってるはずです

黒井:  新兵に訓練させる手間がかかるだろ。ペーペーにいくら撃たせても損耗が増えるだけだ。モスクワの中流階級にまで徴兵例が出ればジ・エンドだ。

ワトソン君:  早くそうなってほしいです!ロシアは、戦争中なんです。

ワトソン君:  ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります!領土割譲です!さようなら!

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別記事をみよう。

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ロシア、13億円超の天然ガスを焼却処分か…買い手見つけられなかった可能性2022/8/27() 英BBCは26日、ロシアがフィンランドとの国境近くにある液化天然ガス(LNG)プラントで、大量の天然ガスを焼却処分していると報じた。欧州各国がロシアへの天然ガス依存を見直す中、国内で余るようになったとの見方が出ている。1日に焼却されたガスを金額に換算すると、1000万ドル(約13億7500万円)に上る。処分しているのはドイツに供給されるガスだったとみられ、駐英ドイツ大使はBBCに対し、「ロシアはガスの買い手を見つけられなかったので、燃やすしかないのだろう」と述べた。専門家によると、このプラントでは6月頃から大量の天然ガスの焼却が確認されていた。焼却により排出される二酸化炭素(CO2)などの環境への影響が懸念されている。

<以下、関連文章>

ワトソン君:  同じ話題ですね()ドイツが買ってくれなかったのが効いてる

黒井:  まあ別にいいだろ。今回新たにドイツ向けの天然ガスだと分かった。すなわちドイツが買ってくれなくなったのが効いてるということ。

ワトソン君:  ボクも、そうだと思います!

黒井:  それにしても、6月頃から焼却が始まっていたというのも驚きだね。米欧の制裁が始まってすぐにそうした動きがあったということは、かなりロシアは資源を無駄にしている。外貨収入も思ったほど多くないかもしれない。

ワトソン君:  ロシアは、実際はほとんどお金がないのでは?

黒井:  財政破綻の瀬戸際かもね。隠してるだけで

ワトソン君;  ネットユーザーの反応です!  ・未だに天然ガスは史上最高値になってるので、ロシアは過去最大の利益を得てます  ・脱炭素の動きが加速すればこうなります。ロシアはだぶついた天然ガスの処分に困って、買いたたかれる事になります  ・やっと経済制裁の効果が見えてきましたね。苦しいのは西側だけではありません

黒井:  ロシアをもっと経済制裁で苦しめよう。9月から制裁をさらに強めるべきだ。

ワトソン君:  ロシアの皆さん、このままだと敗北です!早く撤退して下さい!さようなら!

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ロシア軍についての最新情報をみよう。

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2022/09/05ロシア軍、給料未払いw 「助けて!お金がない!」

黒井:  いよいよ金欠になってきたなロシアは。

ロシア軍、給与未払いで士気低下 英国防省分析2022/9/5() 時事通信【ロンドン時事】英国防省は4日、ウクライナに侵攻するロシア軍兵士に十分な給与が支払われておらず、不満を持つ兵士の士気が低下しているとの分析を明らかにした。ロシア軍の兵士には本給に加え、さまざまなボーナスや手当が支給されることになっているが、ウクライナでは多額の戦闘ボーナスが支払われていない可能性が高いという。英国防省は、非効率な軍の官僚機構や司令官の間にはびこる腐敗などが原因だと指摘した。また、ロシア軍はこれまでも、給与のほか制服や武器、食料など基本物資の供給が恒常的に不足しており、これらが間違いなく多くの部隊の士気に影響していると強調した。

<以下、関連文章>

ワトソン君:  無給で働くなんて、信じられません!ロシア上層部ほど戦争をやる気がなさそう

黒井:  ある程度は愛国心でもどうにかなるが、この戦いには大義もないからな。ロシア兵の士気低下は当然と言えるだろう。

ワトソン君:  ロシア軍の予算が、キチンと使われてないんですか?

黒井:  司令官の腐敗で軍資金がネコババされてそうだよな。上層部ほど戦争に大義を見出していないというか。

ワトソン君:  最悪ですね・・・。戦わされる人達が、可哀想です。

黒井:  戦争を一向にやめようとしないロシア政府に問題があると言えるね。

ワトソン君:  ネットユーザーの反応です! ・ロシア軍は正規兵士が不足して、傭兵を雇っている状況です。傭兵は営利目的が強いので、士気が下がるのは当然です ・イギリスの情報網もすごいです。ロシアが隠したい情報が次々と出てきます ・ヘルソンに展開しているロシア軍のうち、3分の1位は戦力喪失してると思います ・汚職だけでなく、資金不足もあると思います

黒井:  ロシアは情報戦では完全に負けまくってるね。すなわち戦争自体に負ける見込みと言える。

ワトソン君:  ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります!領土割譲です!さようなら!

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※ロシア、ウクライナ全面撤退の流れ2022/09/12 (Mon)

黒井:  この住民投票こそがウクライナ制圧の切り札だったはずだ。

プーチン政権、支配地域の住民投票を無期限延期か ウクライナで苦戦2022/9/11()朝日新聞  ウクライナの東部や南部の占領地域でロシアが計画しているロシアへの併合を問う住民投票について、プーチン政権が無期限の延期を決めたと、国外に拠点のあるロシア系の独立メディア「メドゥーザ」が11日、ロシア大統領府に近い筋の情報として伝えた。最近の東部ハルキウ州でのウクライナ軍の攻勢が決定的な理由になったとしている。ロシアが住民投票を計画していたのは、親ロシア派が支配する東部のドネツク州、ルハンスク州のほか、ウクライナ侵攻後に占領した南部ヘルソン州、北東部ハルキウ州、中南部ザポリージャ州の占領地域だ。これらの占領地域のロシア側幹部らは当初、5月にも住民投票を実施できると主張。だが、ウクライナ軍の予想外の抵抗に苦戦して具体的な日程を決められず、最近も911日のロシアの統一地方選に合わせて実施する考えを表明していたが、実現できなかった。

<以下、関連文章>

ワトソン君:  ソフトパワーって事ですよね?怖いですね・・・。

黒井:  建前上民主主義の皮を被った国だから、形式だけでも住民投票という形でロシアへの併合を実行されると非常にまずい局面だった。逆にこれを無期限で延期したということは、ウクライナ制圧の見通しが完全に立たなくなったということ。

ワトソン君:  しかも、ドネツク州やルハンスク州もなんですね!意外です。

黒井:  本来ロシアが有利だった州も含めて、全部延期することになったわけだな。それほど余裕がないということだろう。98日の時点では114日に実施すると言っていたが。

ワトソン君:  無期限って事は、今年中はやらないですよね?

黒井:  見通しが立たないからな。今後半年は少なくともできない見込みだと思う。

ワトソン君:  じゃあ、もう撤退してほしいです!これ以上は、無意味です!

黒井:  今回の大敗で南部までも奪還されたら、もはや士気が下がるどころの騒ぎじゃないよな。敗戦を認めろとロシア国内からも声が上がりそうだ。

ワトソン君:  ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります!領土割譲です!さようなら!

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