▲Akb商法なるものがどれだけ長続きするのかは分からない。
ただ、明確に分かることがある。
韓流ブームより、長続きするだろう…ということだ。
このakb商法なるもののどこに特徴があるのだろうか。
根底にあるのは、これも日本特有の一種のガラパゴス化だということであろう。
以下、新聞から抜粋。
アメリカの有力紙「ウォールストリート・ジャーナル」は、日本の人気アイドルグループ「AKB48」を紹介する記事を掲載し、グループの活躍が景気を刺激する効果をもたらしているとして、関心を寄せた。
ウォールストリート・ジャーナルは、1面に「日本は92人の女性グループに夢中になっている」という見出しでAKB48を紹介する記事を掲載し、最近の音楽の販売実績では、アメリカの人気歌手レディー・ガガさんをしのぐアイドルグループだとしています。
そのうえで、AKB48を宣伝に起用した衣料品メーカーや飲料メーカーの商品がいずれも売り上げを伸ばしている例を挙げ、「AKB48は長引く景気低迷に苦しむ日本の景気刺激策となっている」と指摘しています。
さらに、最近インドネシアで姉妹グループが結成され、アジア各国にも同じような動きが広がっていることについて、「ビジネスモデルを発展させようとしている」という専門家の分析も紹介しています。
発行部数で全米最大の新聞のウォールストリート・ジャーナルの1面で、日本経済の話題が取り上げられるのは最近では珍しく、AKB48の勢いが生み出したビジネス面での成功に、アメリカのメディアも強い関心を寄せる形となっています。
▲補足、感想など
どこに核心があるのかな。
まず、コーカソイドからは、日本のakbのようなアジア系の女の子は「幼く」見えるらしい。
そのあたりで、ベドフェリア—-とかカンチガイまた気持ち悪がられるようだ。
しかしなぁ、これは人種的な違いであり、コーカソイドの誤解といってよかろう。
Akb については、このブログでなんどもふれた。
筆者は、歌がどうとか、容姿がどうとか…というものはニの次の問題だと思う。
これは豊かで平穏な生活が数十年間、続くことではじめて生まれてくる「多幸感-たこうかん」一杯の少女達なのだ。別の言葉でいえば、少女の形をした「人寄せパンダ」というところかなぁ。
つまり、存在すること自体に価値があるのだ。
戦争とか紛争の絶えない中近東の世界からは絶対に生まれはしない。
中国とか韓国とか、やっと豊かになりかけた世界からもまず生まれてはこない。(ついでながら、顔がどうこうではないのだ。
立ち居振る舞いは、生まれたときからキチンとした家庭でなければ身につかない。この部分が中国・韓国との違いだ)
人種差別の激しい多民族国家であるアメリカでも生まれ得ない…文字通り、日本でしか生まれてこない、そういう少女達だということだ。
ちょっと、話はそれるが、1960年代始めの頃のパットブーンの声と通底するものがあるような気がする。
1960年代始めは、アメリカ経済がもっとも繁栄していた時だ。
「砂に書いたラブレター」等の曲を今、聞いてみよ。
アメリカの経済の繁栄の極致にあった時の、アメリカ的幸福感のようなものが漂っている。
こんな幸福感をいだかせる歌手が存在したのか…という気になる。
日本のakb もそれと同じだ。
歌が下手とか、踊りがどうとか…ではないのだ。
見ているだけで、見る側の人間を「幸福感」で満たすようなものなのだ。
現在の円高をみよ。(お陰でcdの売上が世界一となってしまった)
日本の経済の繁栄を背景にして、パットブーンの声と同じような「幸福感」を撒き散らすようなグループ(まぁ、上でふれたように人寄せパンダともいえるが)なのだと解すべきであろう。
同じような幸福感を求めて、インドネシアとかでも類似したようなものができたらしい。
日本だけ、インドネシアだけ、ガラパゴスとか言われてもいいじゃないか。
アジア系にはアジア系なりの価値観があるということさ。(上でもふれたが、アメリカでは絶対に生まれ得ないグループだものなぁ。アメリカの新聞もその違いに気づいたのだろう)