2011年12月10日土曜日

アメリカからの牛肉の月齢の引き上げに反対する。

▲どうも、アメリカ人って民族もあくどい民族ではある。

 アメリカ国内での政府--食肉業界が結託しての狂牛病隠しは、もう、国家的陰謀そのものであろう。

 アメリカ国内では、狂牛病による痴呆と、老人性の痴呆(アルツハイマー病)とを区別できないようにしている。

 そのため、アメリカ国内ではもはや狂牛病は手に負えないところまできている…というウワサがある。

 まぁ、真実を米国政府が隠しているのだから、(隠すというより、それに触れることを禁止しているという方が正確か)分かりようもないが、将来に向かって大きな問題を抱え込んでいることに間違いはあるまい。

 狂牛病がアメリカ国内だけで蔓延しているのだったら、それはアメリカ人およびアメリカ政府だけの問題だ。

 ところが、この狂牛病が蔓延しているアメリカ国産の牛肉を外国へ売ろう(まぁ、ハッキリ言えば、アイツらが狂牛病になったとしても知ったことか—ぐらいは考えていそうだなぁ)としているのだ。

 話は違うが。

 アメリカ人という人達は、余程、品質管理というものと合わないようだ。

 品質管理というものが、小難しい、クソ面倒くさいシロモノと思っているのだな。

 上で狂牛病が蔓延して…とか書いたが、それはこの品質管理というものへのアメリカ人の嫌悪感の反射的効果と言ってよかろう。

 上で月齢と書いたが、月齢が分かるためには、いつ、その子牛が生まれたのか知らなくてはなるまい。

 ところが、☓☓万頭という集団で粗放的に放牧しているものだから、掴みようがない。

 結局、食肉作業をしている作業員の「目視」で判断する…ということになる。

 狂牛病に罹っているか否かを検査しても、20月までの子牛は判別しようがなかった。

 そこで、20月(食肉会社の作業員の目視で判断する)までの月齢の牛を日本の場合は、輸入しようとなったものだ。

 アメリカの食肉会社としては、販売量を多くしたい。そこで月齢を上げて30月までの牛肉でも輸出可としたい…というのが、今までの粗筋だ。

 以下、新聞から抜粋。

 牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しを検討している厚生労働省は、牛肉の輸入を緩和する対象国を米国、カナダ、フランス、オランダの4カ国とする方針を決めた。

 現在、米国とカナダは「月齢20カ月以下」の牛の肉に限って輸入を認め、フランス、オランダは月齢にかかわらず全面的に禁止している。

 食肉検査の徹底や、BSEの原因となる肉骨粉を規制した効果で、世界のBSE発生件数は2001年の2215件から、昨年は45件、今年は9月末までで12件と減った。

 このため厚労省は、対象月齢を大幅に引き上げたい考えで、「30カ月以下」の案も含め協議を続けている。

▲補足、感想など

 このアメリカ人の「悪辣さ」をみよ。

 世界中の狂牛病の発生件数が、今年は12件だとさ。

 冒頭でふれたように、アメリカ国内では、狂牛病での痴呆とアルツハイマー症での痴呆の判別をできなくしている。

 つまり、原因が狂牛病でもアメリカ国内では、すべて「アルツハイマー症」となってしまうのだ。

 アメリカでは、アルツハイマーになる人間が年間400万人いて、増加傾向にあるのだという。

 記事の今年は12件…なる「数」の背景が理解できるであろう。(背景が分かると、そこに真っ黒な穴を覗いてしまったという--身震いするほどの恐怖を感じないか-)

 このことを直視しよう。

 これをアメリカの国家的陰謀と言わずしてなんであろうか。

 日本は、アメリカからの牛肉の輸入に反対しよう。

 上で触れたように20月まで検査しても分からないからやむをえないとして、これ以上の増加に反対しよう。

 アメリカの食肉業者は、日本人が狂牛病になろうと知った事ではない…という態度をとり続けるだろう。(ついでのことながら、アメリカ政府の高官あたりは、自国の牛肉の危険さをよく認識していて、検査済みの日本の牛肉を輸入して食べているのだとか…)

 人種差別というより、アングロサクソンのもつ「乱暴さ」というか「あくどさ」が顕在化した対応なのだ。

 日本人は、こういう人達と商売をしているのだ…と認識するしかない。

 アメリカからの牛肉のこれ以上の増加に反対しよう。

 日本人を「狂牛病」から守ろう。