2011年12月23日金曜日

中国が北朝鮮を中国の一つの省のように扱う。

▲北朝鮮の新指導者が余りに若いこともあって、混乱が予想される。
 そこで、來年、習近平国家主席が就任する時点で、中国の省あつかいにするという予想がなされている。
 なるほどなぁ、と思う。

 韓国は口では「統一」などと叫んでいるが、こんな貧乏な、役立たずな国民と一緒になる気はさらさらない。
 中国は、自国の省のようにして、経済などの指導者を送り込むだけの余裕も実績もある。
 肉体労働を卑しむ国家など、自国だけではどうにもならなのだろう。
 現在の状況下では、もっとも妥当な道筋・解決策といえるのでないのかなぁ。
 以下、新聞から抜粋。

 北朝鮮の平壌で金正日総書記の弔問式が行われた。  
 政権移譲が平和に行われるか、朝鮮半島情勢に注目が集まる中、米紙は中国が北朝鮮を「新しい省」として扱おうとしていると論じた。

 2011年12月20日、北朝鮮・平壌で金正日総書記の弔問式が行われた。
 中国外交部は公式に、新しい指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏の中国訪問を歓迎すると発表した。

 金正日逝去から2日後の19日、北朝鮮当局が対外的に公式発表すると、すぐに中国共産党、中国全国人民代表大会常務委員会、中国国務院、 中共中央解放軍委員会は合同で北朝鮮の朝鮮労働党と人民軍に対して弔電を打った。

 「金正日同志はご逝去されたが、彼は永遠に朝鮮人民の胸中に生き続ける。
 朝鮮人民は金正日同志の遺志を継承し、朝鮮労働党を囲んでしっかりと団結し、金正恩同志の指導の下、悲しみを力に代え、社会主義強国の建設のため、朝鮮半島の恒久平和を推進し続けていくことを望む」との文言がつづられていたという。

 この一連の動きに対し、米メディアは「中国が北朝鮮を中国の一部、新たな省として扱おうとしているのではないか」 という疑いを持っている。
 米紙ニューヨーク・タイムズは19日、金総書記の逝去について「最悪のタイミング。北朝鮮は現在、経済も人心も荒廃しており、政治的には孤立している。

 後継の金正恩氏は兵役に就いた経験がなく、軍の掌握も難しいことから、政権の交代は混乱が予想される」と報道。
 さらに、米国の北朝鮮政権に対する影響力はやはり中国ほど深くないと指摘し、「米国は中国の出方を見るべきである」と論じた。

 中国政府は朝鮮半島の分裂状態を維持し、北朝鮮の権力が平和裏に委譲されることを望んでいる。
 だが、中国政府内でも北朝鮮への関与については意見が分かれていることから、状況はまだ不透明だ。

 中国紙・環球時報は、
 「若年で経験不足の金正恩氏にとって一国の安定は重荷であり、中国の後ろ盾は不可欠だ」と指摘。中国にとって、来年は習近平副主席が政権を握る大きな節目の年となる。

 そして外交政策では、北朝鮮を1つの省のように扱うようになるとみられている。
 そうなれば、中国はおそらく北朝鮮に対し、条件付の経済改革を迫るだろう。
 中国が支持を表明し、北朝鮮をバックアップすることで、朝鮮半島情勢のリスクが軽減されるのは間違いないが、韓国・中国・米国、この3国の対話の行方に注目が集まっている。

▲補足、感想等
 アメリカはなにを恐れているのだろうか。
 中国がこれ以上、東アジアで勢力を拡大することを…か。
 しかし、朝鮮人の扱いをより知っているのは、中国人だろう。

 アメリカが北朝鮮に関与しても、振り回さえるだけだ。ジミーカータ―元大統領のやり方をみていると分かる。
 北朝鮮という国家、朝鮮人という民族の特質を把握していない。

 ここは、中国人、新指導者である習近平国家主席にまかせるべきだと筆者は思う。

 仮に中国が失敗したところで、これ以上悪くなりようがないではないか。
 アメリカも、韓国も、日本も、ここは中国にまかせることを決断せよ。