▲核心はどこにあるのか。
発端は、ヨーロッパ・ユーロ圏での金融危機だ。
ギリシアを始めとして、スペイン、イタリア、ポルトガルなどが債務に追われている。
そこで、金融危機への対応策の一つとして、ヨーロッパ諸国の金融機関が自己資本の積み増しを始めた。
かたや、韓国は外国の金融機関から多額の借金(ざっと100兆円くらいだったかなぁ)をしている。
その外国の金融機関というのが、このヨーロッパ諸国のそれなのだ。
だから、今、韓国へ貸していたお金を「貸し剥がし」ている状況と考えればいいだろう。
資金が逃げ出した韓国では、新規の投資とかができなくなる。機械を順調に運転することができなくなる → 供給がストップする。 → 供給<需要 という関係となって、不況下でのインフレということになる。
とまぁ、こんな絵解きでいいのかな。
以下、韓国の新聞から抜粋。
今後1年間の物価予想を示す期待インフレ率が6カ月連続で4%台となった。
韓国銀行が発表した「2011年12月消費者動向指数」によると、今月の年平均期待インフレ率は4.0%を記録した。
前月に比べて0.1ポイント落ちたが、7月以降6カ月連続で4%台が続いている。
4%は韓銀の物価上昇率目標値(3.0±1%)の上限値。
韓銀経済統計局のチャン・ワンソプ次長は「先月の消費者物価上昇率が4.2%と依然として高いうえ、輸入物価上昇率も2けたが続いているため」と説明した。
消費者の経済状況に対する心理を総合的に表す消費者心理指数(CSI)は99で、前月比4ポイント落ちた。
3カ月ぶりにまた基準値(100)を下回った。
下落幅では東日本大地震が発生した3月(7ポイント)以来の最大水準。
CSIが100を下回れば景気が悪化すると見ている回答者がより多いことを意味する。
チャン次長は「今月に入って各経済展望機関が来年の経済成長予想値を相次いで下方修正し、景気停滞に対する懸念が台頭したのが、心理に影響を及ぼした」と分析した。
指数の低下に最も大きな影響を及ぼしたのは家計収入に対する展望だった。
家計収入展望CSIは前月比3ポイント下落の95となった。
消費者は6カ月前に比べて現在の生活状況が悪くなっただけでなく、今後もさらに厳しくなるとみている。
現在の生活状況CSIと生活状況展望CSIは85と91で、前月比それぞれ2ポイント、4ポイント下がった。
全般的な韓国国内景気についても否定的な評価をした。
現在の景気判断CSIは68と7ポイント低下し、今後の景気展望CSIも8ポイント下がった78となった。
就職状況を示す就職機会展望CSIも82から9ポイント下落した。
▲補足、感想など
今年の紅白に、韓流がどさっと出るらしいが、その理由がこの記事から読み解けるであろう。
文字通り、今の韓国ではメシが食えないのだ。
だからこそ、日本のマスコミに巣食う韓国系等の在日、帰化人などが、韓流を捏造して、お金を韓国へ還流させようとしていのだ。
まぁ、マスコミにいる韓国(北朝鮮)系の人間のとっては、べつに親「韓国」・「北朝鮮」ということではなく、反「日本」ということが大半の理由であろう。
要するに、日本を卑しめてやろう、おとしめてやろう…という気で満々なのだ。
それをすることで、やっと、日本人への嫉妬心とか虐められたとかいう記憶とバランスがとれる(在日としての自分の立脚点が見つけられる--とでも言えばいいのか)…ということなのだろうなぁ。
しかし。
どれだけ、韓流を捏造し、日本人を貶(いやし)めたところで、韓国の経済が明るくなる見込みはない。
それは韓国の製品が日本製の部品(資本財)により構成されているものだからだ。
部品まで韓国国内で製造しないかぎり、韓国の経済の発展は見込めまい。
結局のところ、細々と価格の安い製品をつくり、世界に売りつづけることで、国家を維持するしかない。(サムスンなどのやり方だが)
(このやり方をヨーロッパ系の金融機関が許容しているということであろう)--ついでのことながら、だから、韓国の経済破綻というものはありえない。