▲1兆円企業でも、まるで泡のごとくに消えていくものなのだなぁ。
第一段階で、相手を見間違え、対策を間違えた。
なにもかも、経営者の責任であろう。そして、そういう経営者へなにも言えない幹部たち—それら全員の責任であろう。
花王という会社が不買運動をどう考えたか…と推測する書き込みがあった。
筆者もまぁ、そうだろうなぁ、と同感する。
以下、書き込みから抜粋。
恐らく、花王はこの不買運動を金で解決しようと考えたのでしょう
だから、イーガーディアンを使った
金だけ渡して「騒動を鎮圧しろ」とでも指示したのでしょう
ネット上で広がる活動を、ネット工作会社に委託して解決させようと考えた事自体、浅はかとしか言いようがありません
イーガーディアンは金だけ渡されたから、通常業務の通りに対応した結果、奥様方の結束がより強固なものとなり、火に油ならぬエコナを注ぎ込んでしまった
花王は対応の方針策定の段階から大きく間違えた
その結果、顧客の信用を決定的に失った
騒動は鎮圧されるどころかどんどん勢いを増して、在庫が滞留し始め、騒動が長期化するに連れて、花王は焦ってきた
折しも、マスコミに対する不満はピークに達しつつあり、多くの日本人がネットから情報を得ているこのご時世 花王不買運動の情報が世代を超えて広がり始めた
一兆円企業が崩れ落ちるのも時間の問題でしょう
イエーイ、花王さん見てるー?(aary
もう後戻りのできない段階に入ってしまいましたよ
今の貴方達は、その月のマークを高々と掲げることができますか?
商品に付する登録商標を小さくしたり、別のものに書き換えたりする時点で、既に顧客の信用を失ったことを自ら証明していることに他なりません
▲補足、感想など
金で解決しようと思った というより、金で解決できると判断したという方が正しかろう。
今年の8月の段階か。
書き込みにあるように、インターネット対策会社に、これだけお金を出すから「不買運動を終息させよ」と命じたものなのだろう。
この判断だな。--この判断が命取りになった。
8月の段階で、花王の社長が、謝罪めいた文章でもhpに載せれば、それでこの不買運動は、終息したかもしれないのだ。
それを在日ばかりが社員のなんとかガーディアンという会社に丸投げし、対策会社は主婦層を相手に汚い言葉でケンカを売り、一層、火に油を注いでしまった。
この尾崎さんという花王の社長が、1兆円企業を灰燼と化す「判断ミス」をしたということだろう。
経営とは、まさに薄氷を踏んで歩いているようなものだな。--まぁ、尾崎さんという人が非常識でもあるなぁ。充分な教養とか常識があれば、こんな会社に不買運動への対策を丸投げするか?--