2014年5月4日日曜日

真実をありのままに書いてなぜ批判されるのか—と雁✕さん。

いや、なんというか。
 「主観的真実」とでも言うべきものだろうな。
 しかし、この人、ハタ迷惑な人物ではある。

 それにしても、と思う。
 この雁✕さんって、朝鮮系の人であろうが、どうして年齢を重ねることによってこう歪むというか、気が狂ったようになるのだろう。
 若い頃は、目を見張るほどの出色のマンガ原作者であった。
 ところが、中年以降、文字通り、内部から理性が崩壊していくという感じになるのだなぁ。

 ニュースキャスターをしていた筑✕さんもそうだった。
 若い頃は、切れ味の鋭さばかりが目につく人であったが、中年以降、段々おかしくなった。
 雁✕さんと同じように、年齢を重ねると「内部からなにかが崩壊」していく感じなのだ。

 出自が朝鮮系だということが「原因」なのであろう。
 優秀ゆえに、「自己を内側から支えるなにか(例えば、合理性とか)」と「出自が朝鮮系だという環境(例えば、民族としての情緒主義、民族の血の繋がりとか)」との間に、なにかとんでもなく激しい「相克」のようなものがあるのだろうな。

 その「相克」が「自己崩壊」のようなものを起こさせるのであろう。
 それが、上でふれた「主観的真実」というものをもたらし、常識人の目からみれば「気が狂ったように」みせているということであろう。

 いや、理由はともかくとして、甚だ、はた迷惑な人間であることには違いはない。


 以下、新聞から抜粋。

 小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味しんぼ」原作者の雁✕氏(72)が、 ブログを更新、掲載された「福島の真実編」で、 東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写で批判が相次いだことについて 「ここまで騒ぎになるとは思わなかった」とし、この続きで 「もっとはっきりとしたことを言っている」とつづっている。

 ブログで雁✕氏は「今まで好意的だった人も、背を向けるかも知れない」として、 「真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか」と取材した福島について見たままを書くという。

 また、「真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか」「私は真実しか書けない」と 決意を述べ、「『美味しんぼ』が気にいらなければ、そのような『心地の良い』話を読むことをおすすめする」とまで語り、 反論は「福島の真実編」の続きが発行されてから行うとした。

 同誌編集部は「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はありません」などとするコメントをのホームページで発表。

 「鼻血や疲労感は、綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した。取材先や作者の実体験について、 医師に見解を問う展開となっている」とした上で、 検査で安全と証明されている食品・食材を無理解で買わない風評被害を、これまで連載で批判してきたと説明している。


▲補足、感想など

 どこに核心があるのだろう。

あ、福島へいったら、鼻血がでた、気分が悪くなった。
い、実際にそうだったのだ。真実を書いてなにが悪い。

 てことだろう。

 なにか、筑✕さんのニュースキャスターをやっていた最後の頃の「姿勢」に非常に似てきたなぁ—と感じる。

 なんなのだろうなぁ。
 冒頭で、理性が自己崩壊してしまった—とか書いた。
 別に捏造しているという気でもないのだろうな。

 一種、常識人からみると「過敏症」のような感じとなるのであろう。
 ホンの微細な・微妙な兆し?からでも感じる—という。

 いや、大変なことではある。
 結果として、福島県の人達からはそっぽを向かれるだろう。

 そういえば、と思い出した。
 この雁✕さん、一時期、オーストラリアに移住していたなぁ。
 でも。
 オーストラリア人の、イエローに対する人種差別の激しさに耐え切れず、そうそうに日本に帰ってきたとかではなかったかなぁ。

 朝鮮系であるがゆえに、日本人からの「視線の冷たさ」に、オーストラリアに行けばオーストラリア人からの「視線の冷たさ」に耐え切れない—ということなのだろうな。

 これから、福島県人からの「視線の一層の冷たさ」に耐えることができるかな。