2017年4月15日土曜日

小池東京都知事は、落とし所が分からない。その6

総合的に考えて—と言っても、二者択一でしかない。
 それは、豊洲市場へ移転するか否かだ。

 これはなぁ、と思う。
 どちらが混乱が小さいか—での選択だろう。
 どちらがお得かでは決して無い。

 なにやら、美味しい・夢のような話がでているが、眉唾で聞き置く程度の話だ。
 混乱をできるだけ小さくするという選択をするのがベストだ。
 その意味で、結論的に「豊洲市場移転」の一択だろう。

 以下、新聞から抜粋。

 豊洲市場への移転問題で、東京都の担当局が実現性に疑問があると指摘する築地市場を、営業しながら建て替える再整備案について、小池知事は「豊洲の移転案とともに参考にすべき案だ」と述べ、都庁内部で検討し移転の結論はみずからが総合的に判断するという考えを強調。

 豊洲市場への移転問題で小池知事が設置したプロジェクトチームが、豊洲への移転案とともに築地市場を営業しながら建て替える再整備案を示したのに対し、 都の中央卸売市場は再整備案には実現性に疑問があるという認識を示しています。
 これについて小池知事は会見で「再整備案はざっくりとした案だと聞いている。

 豊洲への移転案とどちらも参考にすべきで、2つの案を並べて考える」と述べ、新たに設置した「市場のあり方戦略本部」で検討し、みずからが総合的に判断するという考えを強調しました。
 また、プロジェクトチームが再整備案を示したことをきっかけに賛成や反対を表明する業者やグループが相次ぎ、 市場業者の間で意見の対立が浮き彫りになっていることについて、小池知事は「それぞれのお立場だと思うので、冷静に判断すべき」と述べました。

補足、感想など

 そりゃ、該当者はそれぞれ自分に都合のいいことを言う。
 冒頭でふれた。
 判断の核心は、どちらが得かではない、どちらがより混乱が小さいか—という話だ。

 そう考えた時、豊洲移転一択しかあるまい。
 これ以上の時間を掛けることは無意味でしかない。
 小池東京都知事は、早急に決断すべきだ。