▲滋賀県の嘉田さんが党首となって政党をつくり、そこに寄せ集めのように集りはじめた。
大きければいい—てものじゃないだろうが、名前も覚えてもらえないような党よりマシということか。
それにしても、滋賀県の嘉田さんと小沢さんの接点ってなんだろう?
原発?
違うなぁ。
集まるメンバーとか支援者の顔ぶれをみていると、「韓国系・北朝鮮系」という部分での接点かもしれないな。
まぁ、いい。
そんなことより、原発ゼロを10年後に—という箇所に筆者はひっかかる。
なにを根拠としているのだ?
掛け声さえ掛ければ、「10年後」には、現在の原発に代替するだけの「新エネルギー源」が開発・実用化される—という意味なのか。
新エネルギー源とは一体なんなのか?
地熱発電とか、潮流発電とか—とでも。
う~ん、なんとも嘘っぽい。
選挙目当ての「単なるハッタリ」であろう。
こんなハッタリを言って、国民を騙す気なのか。
嘉田さんは、小沢さんと組んで自分の政治生命を失う覚悟をしている—ということか。
以下、新聞から抜粋。
原発を計画的に減らしゼロにする“卒原発”を掲げる新党「日本未来の党」を発表した滋賀県の嘉田由紀子知事は、県庁で「ドイツ並みに、10年後の原発ゼロを目指す」と話し、2022年に原発ゼロを実現する考えを表明した。
立候補予定者は既に70人以上集まっているとされ、100人程度の擁立を目指す。
政党化し、自身が党首に就く考えを明らかにした。党本部を東京に設置し、支所は大津市内に置く。
新党には「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」などが合流を決定。
元自治体の首長やその他の候補者からも参加を希望する動きがある。
記者会見で「この指止まれ方式で賛同者を集める」と表明した嘉田知事は、取材に「1日でこんなに集まるとは思わなかった。
どんどん手が挙がっている。やはり待たれていたということか」と驚きを隠さなかった。
嘉田氏は「みんなの党の渡辺喜美代表と合流に向けた協議を進めている」と話した。
また、卒原発の道筋について、嘉田知事はと2022年の原発ゼロを目標にすると明言。
「政権を取ったらやれる。地方自治体ではやれない」と強調。
▲補足、感想など
筆者は思う。
政権をとってもやれない--。10年だなんて。
それにしても。こりゃ一体なんなんだ?
どうして、これだけ、嘉田さんって、軽々しくものが言えるんだ?
この「言葉の軽さ」を見よ!
この「言葉の軽さ」を見よ!
エネルギー問題は、国の命運すらも左右するものなのだぞ。
先の大戦で、日本が戦争開始早々に南進作戦を採用した理由が分からないのか。
じゃ、お聞きしたい。
原発に代替するだけの新エネルギー源って一体なんなのか---と。
「技術的な根拠」があって、上の「10年後」にとうこう—という発言があるはずであろう。
それを教えて頂きたい。
嘉田さんのコメントって、前回の京都府知事での共同声明でも、「エネルギー源はこれで」という部分が完全に欠落している。
なぜなのだろう。
嘉田さんが「技術者」とは思わないが、記事にあるような一国の命運をも左右するような「発言」をするときは、技術者とか識者のアドバイスを受けているはずであろう。
う~ん。
記事を読んだ限りでは、単にその時その時の「思いつき」でしゃべっているとか思えないなぁ。
「女性に指導者は無理」とかいう発言をどこかで聞いたが、嘉田さんを見ていると、それが言えるのかもしれないな。