2012年11月19日月曜日

手持ちの現金が底をついた—とポスコ。韓国製鉄最大手。


▲手持ちの現金が底をついた---というセリフはいつか聞いた気がする。
1997年かな。
時の金大中韓国大統領が、確か、「現金がなくなった」とかいうセリフを吐いて、数日後に、韓国がデフォルトし、imf が介入した。
それと同じセリフを、韓国製鉄最大手の首脳が言ったとか。
いよいよ、ポスコが倒産かな?
日本人には、ポスコという会社の意味がもうひとつ分からないか。
日本でいえば、新日鉄住金が倒産するという話だ。
如何に、インパクトのある話かが分かろう。
以下、新聞から抜粋。

韓国鉄鋼最大手で韓国財界6位のポスコが12月5日、「超非常経営体制」を宣言する。
ポスコの関係者は、 「会長が来月5日、慶尚北道浦項本社で開かれる 革新フェスティバル(IF)行事で超非常経営を宣言する」と明らかにした。
世界的な鉄鋼供給過剰のため景気回復の兆しが表れず、現金まで底を突いたため、こうした措置を選択した。
ポスコは今年7-9月期の営業利益(8190億ウォン)が前年比25%減となり、 「営業利益1兆ウォン(約740億円)クラブ」から抜けた。
これに伴い、国際格付け機関のS&Pは、ポスコの格付けをそれぞれA-からBBB+に、 ムーディーズはA3からBaa1に引き下げた。
ポスコは内部で最もよい状況(S1)から最も悪い状況(S5)まで全5段階に区分している。
現在は「景気不振持続」と「景気不振深化」を仮定するS3とS4の中間にある。
しかしポスコの関係者は 「来月からは超非常経営体制のS5を仮定し、最も効率的な経営をするため具体的な実践指針を準備中」と伝えた。
ポスコは今年、系列会社のリストラに力を注いだ。
2010年の大宇インターナショナル買収当時にポスコグループに入った非主力系列会社を整理中で、 鉄鋼包装材専門系列会社ポスコエムテックの子会社リコー金属とナインディジットの吸収・合併を決めた。
またステンレスコイル販売系列会社のポスコASTとポスコNSTは来年1月に合併し、プラント関連系列会社ソンジンジオテックとポスコプランテックの合併も進めている。
会社関係者は「世界鉄鋼業界が深刻な危機を迎えている。ポスコはまだ善戦している方で、格付けも最も高い」と述べた。
危機を迎えているのはポスコだけでない。
中央日報が全国経済人連合会と共同で30大グループを対象にアンケート調査を行った結果、 回答した24グループのうち14グループが現在“非常経営”を実施中または検討中と答えた。
現代重工業は創社以来初めて希望退職者を募集中で、ルノーサムスン自動車は約800人が早期退職で会社を離れた。


▲補足、感想など
先日、このブログで日本の衆議院解散から、韓国経済は不安定な状況におちいると書いた。
韓国ウォンは、じりじりと上がり続けている。
最早、韓国政府が泣きついてきても、日本の野田さんは動けまい。
安倍首相となることが確実だから、韓国からの日韓スワップの話があっても、同意すまい。
すると。
今、じりじりとあげている(欧米のハガタカどもが、ドルを売ってウォンを買っているということだろうなぁ)韓国ウォンも安倍さんが日本の首相となった場合に、ハガタカどもが売り浴びせる可能性があるなぁ。
するとたちまちデフォルト?
韓国が借りている欧州の銀行って、ユダヤ系だろう。
ベニスの商人のシャイロックのような人間が、お金をむしりとりにくるのか。
いやはや恐ろしい話ではある。