▲韓国のマスコミが、完全に火病状態にある。
反日騒動にドンドン拍車をかけているようだ。
このブログでなんども触れた。
韓国経済はいま行き詰まっている。
日本に「助けて欲しい」と素直に言えば、まぁ、日本側が承諾するかどうかは分からないが、善処します—ぐらいは麻生さんも答えるかもしれない。
ところが。
1960年代から、反日教育・反日政策をとっているために、韓国の国民から「日本に頭を下げてお願いする」と見える・受け止められることはどうしてもできないのだ。
そこで。
助けてほしい—という替りに、逆に日本を脅したり、恨んでやるぞ—と怨嗟を声をあげて、日本の中にいる韓国の呼応勢力(朝日新聞などの新聞、テレビの朝鮮系の記者・論説委員、大学教授、コメンテーターなど)が同じタイミングで声をあげ、やれ慰安婦が・やれ日帝36年が、やれ謝罪せよ—と日本の世論を喚起・操縦したいのだ。
<結果として、日本から韓国へお金が流れるようにしたいのだ>
しかし、全国隅々までインターネットが普及した現在、もう、そんな朝鮮系の人間の陽動作戦には日本の国民はひっかからない。
逆に、「アイツ在日だったのか」「あの論説委員も朝鮮系かよ」—と胡散くさがられるばかり。
だから、迂闊に大声で同調することもできない。
すると。
日本国内の呼応勢力の”不甲斐なさ”に、韓国国内の新聞などが更に苛立ち、反日騒動を一層燃え上がせ、国をあげての「火病状態」となっている。
そんな中、日本にいる朝鮮系呼応勢力の代表である朝日新聞が、麻生さんの演説を歪めまくり、意図的に曲解して、麻生さんを攻撃している。
まず、麻生さんの演説の要旨を転記したい。
麻生太郎副総理兼財務相の二十九日の講演における発言要旨は次の通り。
日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。
護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧だ。
改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。
落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。
そうしないと間違ったものになりかねない。
ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。
憲法が良くてもそういったことはありうる。
憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。
靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。
国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。
静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。
「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。
誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。
僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい。
▲補足、感想など
どうだろう。そんなにひっかかる言葉ともとれないが--。
麻生さんの言っていることを筆者なりに、その要旨を箇条書きとしたい。
1.現憲法は、昭和22年(1947年)5月に公布された。今、2013年で、1947年の日本の取り巻く環境・状況が全く異なっている。
2.護憲を叫ぶだけでは平和は維持できない。 →筆者注:今の中国との尖閣諸島騒動をみれば分かるだろう。憲法9条をどうとかだけで、中国からの攻撃を日本は耐えられるか?尖閣諸島を守り切ることができるか。
3.改憲は、単なる手段にすぎない。現在の対中国、対韓国、対北朝鮮、対ロシア、対アメリカという関係・環境を踏まえた憲法とし、日本国の平和を維持するしかない。
4.ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法下で出てきた。筆者注:ヒトラーがなぜ例示されるのか理由がわからないが、民主主義に対する独裁者という感じで示されているのかな。ヒトラーはちゃんとした自由選挙で選ばれた人だ。
5.靖国神社の参拝にしても静かにおこなうべきだ。
6.静かにやろう—ということで、ワイマール憲法もいつの間にか変わった。あの手口を学んだらどうか。
→筆者注:これかな。アチコチから批判されている部分は。でもワイマール憲法自体がどうこうなったわけではない。この憲法下で、ヒトラーに段々権限が集中するような法律ができてきた--ということだ。
しかし、それは第一次大戦に敗れ、巨額の賠償を要求されてその負債に圧し潰されそうな状況下、また、小政党乱立でなにも決まらぬ議会制民主主義にドイツ国民が絶望した結果、ヒトラーに権限が集中する方向へ進んだ。
さて、上で一応、麻生さんの言ったことを箇条書きとしてまとめた。
やはり、ひっかかった部分は、「静かにやろう」--という部分かな。わぁわぁ、喧騒の中で憲法改正などという問題を論議したくない--という意味か。
さぁ、核心はなんだろう。
日本の憲法改正についてわぁわぁ騒ぐのは、中国・韓国・北朝鮮。
その理由は簡単。
憲法9条で日本が自らの手足を縛っている状況の方が、日本を叩きやすいし、軍事的な報復を考えなくて済むから。
日本にいるなんとか9条の会のメンバーなんて、この中・韓の工作員とみてほぼ間違いはあるまい。
中韓が外でわぁわぁ言うのは、まぁ、とうでもいい。
日本国内で、共産党とか上のなんとか9条の会などという集団が喚くなかで、憲法改正の話を進めるというのがどうにかならないか—というのが、麻生さんの言いたいことに一つだろう。
上でヒトラーの話がでた。
ヒトラーに権限が集中した経緯についてもふれた。
今、日本が憲法改正を考えるきっかけをつくったのは、中国であり、韓国であり、北朝鮮・ロシアであろう。
わぁわぁ反対を唱えている国自体が、日本を取り巻く環境・状況の変化をもたらしたのだ。
この局面のおかしさを直視せよ。
上で筆者がふれたような状況をよく国民が理解した上で、(静かに)憲法改正へ進みたい—というのが麻生さんの言いたい核心部分かな。
朝鮮系のマスコミにミスリードされるなよ--とも言いたいのだろうな。
さぁ。
これを日本の朝日新聞の朝鮮系の論説委員はどう曲解して、どう攻撃しているだろうか。
--ここから--
★天声人語
ぎょっとした。
麻生副総理が7月29日、ある会で改憲に触れて、こう述べたという。
「気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうか」。
同僚記者の取材と麻生事務所に確認した結果をあわせ、以下紹介する
▼麻生氏はまずナチスがどうやって独裁権力を獲得したかを語った。
それは先進的なワイマール憲法の下でドイツ国民が選択したことだ、と。
いかに憲法がよくても、そうしたことは起こるのだ、と
▼次に、日本の改憲は騒々しい環境のなかで決めてほしくないと強調した。
それから冒頭の言葉を口にした。
素直に聞けば、粛々と民主主義を破壊したナチスのやり方を見習え、ということになってしまう
▼氏は「民主主義を否定するつもりはまったくない」と続けた。
としても、憲法はいつの間にか変わっているくらいがいいという見解にうなずくことは到底できない
▼ヒトラー政権は当時の議会の機能不全に乗じて躍り出た。
対抗勢力を弾圧し、全権委任法とも授権法とも呼ばれる法律を作って、やりたい放題を可能にした。
麻生氏の言うナチス憲法とはこの法のことか。
そして戦争、ユダヤ人大虐殺へと至る
▼巨大な罪を犯した権力集団を、ここで引き合いに出す発想が理解できない。
熱狂の中での改憲は危うい、冷静で落ち着いた論議をすべきだという考えなら、わかる。
なぜこれほど不穏当な表現を、あえてしなければならないのか。言葉の軽さに驚く。
--ここまで--
これが天声人語か。<1960年代の執筆者である深代惇郎さんが見たら泣くぞ>
これが日本人を騙(だま)してきた「手」なのだ。
こういう風にして、朝鮮系の人間に長い間、世論を操縦されてきたのだ。
そのことを直視せよ。
これを見よ。
-粛々と民主主義を破壊したナチスのやり方を見習え—か。
そんなこと、どこに書いてある。
見習え—という言葉が適切であったかどうかはアレだが、核心は、まず日本を取り巻く状況・環境の変化を直視し、国民にきっちり認識してもらおう--ということだろう。
国民の大部分にそのことを理解してもらった上で、憲法の改正に踏み切りたいということだろう。
なぜなら。
ドイツがヒトラーを生み出した理由は、
1.第一次大戦での敗北により、多額の戦時賠償が課せられ、トイツ国民はその負担で窮乏していた。
2.小政党が乱立し、議会というものが「決められない政治」を生み出していた。そのことでドイツ国民は議会制民主主義に絶望していた。
そういう国民の不満をヒトラーは、うまく吸収し、独裁政治へと進んでいったのだ。
振り返れば、ヒトラーが政権をとった理由は、上でふれたように、「国を取り巻く環境・状況の変化を的確に認識し」「国民の不満をうまく捉えた」ことにあろう。
※追記。
橋下さんが、麻生さんの演説に理解を示している。その部分をご紹介。
--ここから**
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に絡み ドイツのナチス政権の手法を肯定するかのような発言をしたことに関し、「かなり行き過ぎた、ちょっと度の きついブラックジョークというところもあるのではないか」と語った。
橋下氏は「憲法改正論議を心してやらなければいけないというのが(発言の)趣旨だったのではないか」と指摘。
その上で「(前後の文脈から)ナチスドイツを正当化した発言では決してない。国語力があれば、すぐ分かる」と述べた。
--ここまで--
橋下さんの曰くが、通常人の感覚であろう。
逆に言えば、どれだけマスコミが曲解させたか--という証拠だろうなぁ。