▲大リーグの記録と並べるべきではない—とか云々。
なんというかなぁ。
ほっとけ—と筆者など思う。
昨日かな。
ヒットの次の打席の三塁側へのバントを打つ瞬間を見てホレボレした。
これはもう「至高の芸」—としか言いようがない。一芸を続けることで、ここまで達することができるものなのか--と。
大リーグがなんといおうとどうでもいいではないか。
日本が・日本人が、イチローの4000本安打達成を祝ってあげれば--。<あのバントの価値というか、もつ”凄さ”が分かるのは日本人だけだろう>
以下、新聞から抜粋。
日米通算4000安打にあと3本に迫っているヤンキースのイチロー外野手(39)は、この日試合なし。
メジャーでも4000安打は4256本のピート・ローズと、4191本のタイ・カッブの2人だけ。
歴史的大台の達成を前に、米メディアでもその価値をめぐりさまざまな意見が出ている。
米スポーツ専門局ESPNのバスター・オルニー記者は「同じランキングに入れるのは難しい」とし
つつも、「投球スタイルも球場も違うから、本塁打は比べるのが難しい。だがパワーヒッターでない
イチローは、メジャーでスタートしても安打数に違いは出なかったはずだ」と指摘した。
ヤ軍の地元紙ニューズデーのデービッド・レノン記者も「4000本は4000本。偉大な数字。
(米国の)野球殿堂入りに値する選手だ」と称賛。
一方でCBSスポーツのダニー・ノブラー記者は
「もし通算4257本を打っても、大リーグ記録に並べるべきではない」と主張した。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
アメリカ人が、大リーグがなんと言おうとどうでもいいではないか。
イチローは求道者のようなタイプなのであろう。
野球以外の「夾雑物」を一切、切り捨て、己の目指す「高み」に向かってひたすら精進する。
その「精進」の一過程が、4000本安打ということであろう。
もう、身体のタイムリミットが近い。
どこまでの「高み」に達することができるか---「精進の日々」が続く。