2013年8月4日日曜日

追い詰められて最後にババを掴む韓国人。

個人でも、組織でも、うまくいかなくなって、追い詰められると苦しい。
 オロオロするし混乱する。--確かに。

 しかし、逆に言えば、ここが勝負どころなのだ。
 いい方に転べば一発逆転ということも可能だ。

 ところが、ここに追い詰められれば追いつめられるほど、いよいよ混乱して、最後には最悪の「手」を選択する人達がいる。それが、韓国人だ。

 なぜなのだろう。
 一種の民族としての「視野狭窄」なのだろうなぁ。
 見える範囲が極めて狭いものだから、有効な—というか、一発逆転の「手」「方向」が見えないのだ。

 これはもう、民族としての宿痾(しゅくあ)だ。
 このあたりを、三橋さんが鋭く指摘している。

 以下、新聞から抜粋。

 2011年10月、欧州金融危機が深刻化して「3度目の通貨危機」におびえた韓国は、日本に日韓通貨スワップの限度額を、30億ドル(約2947億円)から300億ドルに拡大するよう要請。
 12年10月に限度額拡大の時限措置が終了し、さらに13年7月に日韓通貨スワップ自体が協定満期となり、終了した。

 (一応、いまだチェンマイ・イニシアチブに基づく双方向スワップ、日本側100億ドル、韓国側50億ドルは残っている。
 期限は15年2月)

 麻生太郎副総理兼財務相は、期限を迎えた韓国との通貨スワップを延長しなかったことについて 「韓国から、スワップの要請があり、要請に応じて応えてきた。今回は要請がなかったから。それだけ」と、まさに「それだけ」の問題だ。
 日本にとって、韓国との通貨スワップなど「どうでもいい話」である。
 何しろ、世界最大の対外純資産国、お金持ち国家であるわが国が通貨危機に陥る可能性はゼロだ。

 それに対し、国民資本の蓄積が不十分な韓国は、きっかけで通貨危機に陥る、極めてナイーブな国家である。
 97年のアジア通貨危機、08年のリーマン・ショックと、2度も通貨暴落の憂き目に会った韓国にとって、日本との通貨スワップ枠の拡大は、通貨危機に対する「抑止力」としての効果があったわけだ。

 日本側が淡々と対韓通貨スワップを終了していくなか、中国と韓国は双方のスワップ協定(中国側が3600億元=約5兆7700億円)を3年間延長した(13年6月)。
 中国が通貨危機に陥る可能性は極めて低いため、スワップ協定延長の目的は「韓国の通貨危機を抑止する」こと以外には考えられない。
 とはいえ、上記の中韓通貨スワップも、現実には有名無実化している。

 中国自体が「影の銀行(シャドーバンキング)」「理財商品」などの問題で、金融が混乱に陥りつつあるのに加え、 そもそも、人民元はハードカレンシー(=国際決済通貨)ですらない。
 国際市場で他国通貨と容易に両替することができないローカル通貨と通貨スワップを締結して、韓国にとって何の意味があるのかさっぱりわからない。

 しかも、相手は中国である。
 実際に韓国が次なる通貨危機に見舞われたとき、中国はいつも通り、何だかんだと強弁しつつ、暴落する韓国ウォンと人民元の交換(スワップ)を拒否するだろう。

 過去の歴史において、1000年を超える期間、中国の属国でいたにも関わらず、韓国はいまだに宗主国のやり方を理解していないのである。
 おめでたいとしか、言いようがない。

▲補足、感想など

 おめでたい-としかいいようがない—か。
 いや、おめでたいというより、世間知らずなのだ。
 
 今までは、とにもかくにも、隣りに日本という国があったからだ。
 そこには在日というか、朝鮮系の新聞記者、論説委員、大学教授、コメンテーター、国会議員などがいて、韓国の動向に同調して、大声でわめく集団がいたからだ。

 今年の春、韓国の朴大統領が日本に向かって「千年恨み続けてやるそ」とか言った。
 2000年の始め頃までは、こういう韓国からの難癖に対して、日本国内の在住する上でふれたような「朝鮮系呼応集団」が、やれ日帝36年がなんたら、慰安婦がなんたら、謝罪が足らない、靖国神社がなんたら—と大声で喚いて、日本の世論を操縦していたのだ。

 そして、名目はともかくとして、日本の税金が日本 →韓国に流れていけば、その受け取ったお金の一部を、韓国側から日本在住の呼応集団に還流していたのだ。

 なんとも美味しい話ではないか。日本在住の朝鮮系の人間にとって。
 単に喚(わめ)けばいいだけだ。やれ、帝国主義がどうたら、靖国神社がどうたら—と。

 こういう甘い汁を吸い続けてきたのだ。韓国も日本在住の朝鮮系呼応集団も。

 ところが。
 2000年を少し過ぎたあたりから、日本の津々浦々までインターネットが普及して、日本に在住する朝鮮系の呼応集団の扇動に、日本人が段々乗らなくなったのだ。
 最後が2009年夏の衆議院選か。

 結果、民主党が政権をとった。
 このお陰で、暗黒時代のような3年という歳月を過ごしてしまった。
 この3年間は、日本人として鬱々とした、いつも下を向いていなければならないような—そんな年月であった。

 これで本当に懲りたのだ。
 もう、朝鮮系の人間の、呼応勢力の、扇動には乗らないと。
 今、上でふれたようにインターネットが普及した時代だ。
 コメンテーターが・論説委員が・大学教授が・日銀の総裁が、朝鮮系かどうか—すぐに分かる時代がきたのだ。
 
 上でもふれた、韓国の朴大統領の「一千年恨み続けてやるぞ」なんて発言は、「甘い汁を吸った」時代の記憶をそのままもった人間の言動であろう。

 もう、「甘い汁を吸ったこと」など忘れてしまえ。
 インターネット普及前の時代のことなど忘れてしまえ。
 日本在住の朝鮮系呼応集団の存在など忘れてしまえ。

 要するに。
 時代が変化したのだ。

 時代が変化したことを、「知らない・認識できない」ために、韓国の朴大統領は、中国と通貨スワップ協定を結んだのだ。
 世間知らずとしかいいようがあるまい。

 韓国はいずれ、中国にも裏切られるだろう。
 それは、時代の変化を認識できない、世間知らず、無知さ—に、その原因があろう。

 まぁ、日本には関係のない話だった。
 日本人は、上の日本在住の朝鮮系呼応集団の動きに注目していよう。
 もう、彼らに二度と騙(だま)されることはあるまいが。