2013年8月29日木曜日

麻生さんが「はだしのゲン」に言及。

▲新聞上では「擁護」となっているのだが、どうかな。
 そんなことではなくて。
 アッチに較べれば、コッチの方がまだマシ—てなことではあるまいか。

 麻生さんの記事をよみながら、あぁ、と思いだした。
 はだしのゲンという漫画がでた「時代」というものがあったのだなぁ—と。
 えっと、1970年代だったかな。
 あの頃なら、こんなものがあってもおかしくもなかったのかな。
 そう言えば、山上たつひこさんの「光る風」なんていうのもこの頃かな。

 マンガというものが、その時代時代の「雰囲気」を敏感に感じとってできるものだということなのだろうな。

 以下、新聞から抜粋。


 麻生太郎副総理兼財務相は、松江市教育委員会による漫画「はだしのゲン」の閲覧制限問題について「読むのを禁止するという話をするなら、もっとほかにも読むのを禁止した方がいい成人向け漫画とか、よっぽどある。そういうものの方がもっと問題ではないか」と述べ、同市教委の対応を批判した。

 麻生氏は作品が週刊誌に連載されていた当時に読んでいたといい、「(内容が)偏った話になりかねないというのが島根県の言い分だろうが、あの時代はそういうものが多かった。ずいぶん時代が変わった」とも述べた。

 麻生氏は漫画愛好家として知られる。


▲補足、感想など

 1970年代という時代の雰囲気の中では、はだしのゲンというマンガがとりたてて、目立つものではなかったということかな。

 だから。
 見たけりゃ勝手にみればいいではないか—ということか。
 まぁ、それはそう。

 とりたてて、薦めるものではないし、禁止するほどのものでもない。自然体で扱えば—ということかな。

 逆にいえば、騒動にした方がおかしいのだろう。
 日教組などの朝鮮系の人間の下心(日本人が憲法9条というもので自分の手足を縛ったような状態が韓国・中国にとって都合がいいからだ)をむきだしにしたような、どこかの教育委員会叩きだった。

 いや、話がどこかにいった。

 繰り返せば、マンガというものはその時代時代の雰囲気を敏感に感じとって描かれるものだ。
 1970年代の頃はそうだったのだろう。

 そして、「萌えキャラ」も今という時代の雰囲気を感じとったものだ。
 筆者は、萌キャラが決して嫌いではない。

 自衛隊のどこかで「萌えキャラ」を使用したというニュースに、掲示板で以下の書き込みがあった。

--ここから--

 兵隊さんが負傷して倒れてる横に萌キャラがあるってのは、自衛隊的にはどうなん?

 >>26
 美少女ナースの痛ペイントした救助ヘリが降下した時を想像してみ?
 きっと天使が舞い降りたと感じるだろう・・・
 あるいはこんな日本にした奴誰だと思いつつ力尽きるか・・・

--ここまで--

 う~ん、これが今の日本というものだろうなぁ。

 それにしても、日本の国防軍の場合は、美少女ナースの絵が機体の底全面に描かれたヘリが降下してくるのか。

 ベトナム戦争当時の米軍ヘリとはエライ違いだなぁ。