▲やっと、多少は正気を取り戻したようだ、欧州も。
不法移民を強制送還すると合意した。
まぁ、人道主義なる「お花畑思想」に狂った人達が多い社会だから、どの程度に落ち着くのかは、予断を許さない。
以下、新聞から抜粋。
欧州連合(EU)は8日、内相理事会を開き、中東などから押し寄せる人々に
対して国境警備を強化し、経済目的の不法移民を強制送還することなどで合意。
難民や移民が多く通るバルカン半島の国々やトルコとも協議し、不法移民の送還や、
内戦が続くシリアの難民支援の協力で一致した。
EUは先月、難民計16万人を分担して受け入れることを決めた。
一方で、難民の中に不法移民が多数紛れ込んでいるとして、各国とも世論の反発が強く、早急に対策を打ち出す必要があった。
理事会の合意文書は「送還者の割合が増えることは、不法移民の抑止につながる」と強調。
不法移民には「強制送還を含むあらゆる措置がとられるべきだ」として、身柄の拘束など
厳しい対応を辞さない構えを示した。
アブラモプロス欧州委員(移民担当)は会見で
「受け入れの分担は(難民問題への)総合的なアプローチの一部に過ぎない。
滞在する権利のない人々を送還することは、コインのもう一つの面だ」と述べた。
▲補足、感想など
欧州委員の言いは、正論であろう。
冒頭でふれた。
人道主義なる「お花畑思想」で、こういう移民・難民問題に対応することはできない。
そして、安易に「人種差別」「偏見」という言葉に結び付けないことだ。
異民族を受け入れるということは、言わば、国家百年の大計なのだ。
例えば、10人受け入れたからって、10人だけをどうこうするという話におさまらない。
家族を呼び寄せるという話にも繋がるし、出生率も当然違う。
今は少数派でも、100年過ぎれば多数派になっている可能性だってあるのだ。
また、民族としての常識が異なるのだ。
難民として受け入れてもらって感謝している—なんて、必ずしも思いはしない。
金持ちなんだから受け入れて当然だ—と思う民族もいる。
そして、異民族に対して批判すれば、やれ人種差別だ、偏見だ—と喚き立て、批判することを封じ込めてやりたい放題する民族もいるのだ。
スウェーデンなど、このようにして治安・秩序が崩壊してしまっている。
欧州連合も、こういうスウェーデンだとかオランダの悲惨な状況について知っているのだ。
だからこそ。
善意というか人道主義なるお花畑思想を押さえこんで、「不法移民の強制送還」という意思表示をしたものだろう。
やっと、多少はまともになったな、と感じる。
しかし、この難民騒動は大きな問題を将来に向かって残すだろう。
また、欧州各国が右傾化というか、こういう異民族を排斥するような方向へいってしまうだろうな。
国内で、治安などが悪化し、もう観光にも行けなくなるかもしれないな。