2015年10月7日水曜日

お笑い、朝鮮半島統一は儲かるぞ話。

▲なにか、北朝鮮には、凄い地下資源があるぞ—てな話ににている。
 そもそも、揃いも揃って肉体労働が嫌いで、他人を騙すことばかりを考える民族の統一が儲かる—筈があるまい。

 こういう話をもってくる人間を疑うべきだろうな。韓国の回し者か。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国の朴大統領が10月に訪米して、オバマ大統領との米韓首脳会談に臨む。
 朴大統領が打ち出している「朝鮮半島の南北統一への準備」に対して、米国の専門家から、日本を無視しすぎたという警告が発せられた。
 米側は最近、朴政権の反日傾向が過剰だと批判している。
 今回の警告はそうした姿勢の反映だとも言えそうだ。

■奇妙なほど語られていない日本の役割
 今年8月、朴大統領は南北統一に向けた準備作業を検討する統一準備委員会討論会の席で、「来年に統一が実現することもあり得る」と発言し、波紋を広げた。

 大統領は南北統一を今後の主要外交戦略目標にする姿勢を強めた。
 10月中旬の米韓首脳会談でも、南北統一という目標を課題として提起する見通しが強い。

 背景の中で9月、研究機関、ヘリテージ財団の朝鮮半島情勢を専門とするブルース・クリングナー上級研究員が「韓国、日本、米国は朝鮮統一のために何をなすべきか」と題する報告書を発表。
 同研究員はCIAで、朝鮮半島の諸課題を専門に研究。
 この報告書は朴大統領への政策提言という形をとっていた。

 報告書は、朴大統領が南北統一に向けての外交交渉を開始する意向を表明している事実を挙げて、「そのためには韓国は米国との緊密な協力が欠かせない。だが、日本の役割については奇妙なほど何も語っていない」と指摘。

■ 日本からの経済援助や投資が不可欠
 報告書は、韓国が北朝鮮との統一を実現するには日本の関与が絶対に必要だとしている。
 その理由について以下の骨子を記していた。

 ・南北統一は、金政権が崩れた後の北朝鮮を韓国が併合するという形でしか実現性がない。
 その場合、併合に北朝鮮の金政権の崩壊や、南北の武力衝突では、在日米軍の支援や介入とともに日本によるその後方支援が不可欠となる。

 ・韓国は北朝鮮との統一に向けての紛争、あるいは金政権の崩壊後のプロセスで、統一国家づくりのための巨額の資金が必要となる。
 その際、日本による北朝鮮地域の植民地支配への「賠償」も含め、日本からの経済援助や投資が欠かせなくなる。

 ・韓国が民主主義の枠組みの下で南北統一を実現した場合、安全保障面で中国への抑止的な対応が必要となり、米韓同盟を通じた米国との共同防衛強化が欠かせなくなる。
 その場合、対中抑止という側面から日本の参加が最も望まれるようになる。

■ 日本はなぜ早い段階から関与すべきなのか
 クリングナー氏の報告書は、日本が朝鮮半島の南北統一への動きに早い段階から加わるべきであるとも主張。
 日本にとってそうすべき理由がいくつもあるからだ。

 クリングナー氏はその骨子を以下のように述べていた。

 ・日本が、統一朝鮮の対外戦略に最低必要条件として求めるのは、日本を敵視せず、しかも北朝鮮の開発した核兵器を除去することである。その目標を実現させるためには日本が南北統一のプロセスから関与することが必要となる。

・日本は、北朝鮮に拉致された自国民の救出を国民的な悲願としている。
 韓国の主導による南北統一は拉致問題解決の歴史的な機会ともなる。
 そのためには、統一プロセスの早い段階から日本が関与することが欠かせなくなる。

 ・南北統一を果たした朝鮮半島は、日本の経済にとっても大きな新市場となりうる。
 そのためには日本が経済面でも南北統一に至るまでのプロセスに関わっておくことが必要となる。

 ・南北朝鮮の統一というアジア情勢の激変においては米国の果たす役割が決定的となるが、日本が米国の同盟国として米国と歩調を合わせて南北統一に関与することは、日本の対米関係の強固な維持のためにも重要となる。

■ 南北統一のプロセスから日本を排除? 
 クリングナー氏は以上のような諸点を挙げながら、朝鮮半島の南北統一には、韓国にとっても日本にとっても日本の関与が欠かせないという点を強調していた。

 しかしクリングナー氏によると、韓国の朴大統領は南北統一に関して「日本」の名をまったく出さず、あたかも日本をそのプロセスから排除するかのような冷淡さを見せている。

 また日本側でも朝鮮半島の南北統一の可能性をそもそも語る向きが少ない。
 まして日本の南北統一への関わりに言及する論評がまったく見えてこないという。

 クリングナー氏は、こうした現状は、日韓両国が歴史問題などを原因として反目を深めてきたからだと分析し、朴大統領に対しては「南北統一への動きには必ず日本を関与させる」ことを強く提案していた。
 こうした点が1016日からの朴大統領の米国訪問でどのように提起されるのか注視される。

 古森 義久

▲補足、感想など

 このクリングナーさんってなにものだろうな。
 まぁ、勝手に言えば---

 そもそも、韓国の南北統一という言葉そのものが、うさんくさい。
 そんなもの、誰が望んでいるのさ。

 北朝鮮戦は、世界の最貧国だ。
 教育も職業訓練もまともなものではない。
 仮に、韓国が統一したとしようか、そこのいるのは数千万人もの、貧しい非訓練の人々が存在している。

 これらをどうやって食わしていくんだ?
 学校にやり、職業訓練をし、北朝鮮に工場を造り—と順に考えてもみよ。
 どれだけのお金が掛かることか。

 つまり、朴大統領の南北統一って言っただけ、ふれただけ—という話だ。
 韓国も中国も、北朝鮮は、その領土の中でじっとしていてね—とかしか思ってはいないのだ。

 また、記事の中で、北朝鮮に対する賠償とか—書いてあるが、あれは1965年の日韓基本条約で、北朝鮮の分まで韓国へ支払い済みだ。
 北朝鮮に支払うのは、韓国政府なのだ。

 日本と朝鮮半島の清算は、全て完了しているのだ。

 まぁ、大事なことを繰り返そうか。
 朝鮮半島の南北統一なんて、誰も望んではいない。
 韓国の朴大統領だってそうなのだ。当然、中国もそうだ。

 単に「言ってみただけ」なのだ。
 そんなものまともに受け取って、考える方がアホだろう。
 なにものだ? このクリングナーさんって。