2015年10月25日日曜日

日本がそっぽ、で、中国に頼る。インドネシア。

このジョコという大統領の任期はいつまでなのかな?
 検索してみると、1期5年らしい。
 すると、後4年は確実に続くのか。

 こりゃ、インドネシアへどっと中国人が入り込んでくるなぁ。あちこちに中国人の町ができそうだ。
 インフラ整備を中国人にまかせることで、中国にインドネシアの富が吸収されていくことになろう。

 前のユドヨノさんが、まぁ、まともな大統領だっただけに、このジョコとかいう人の「危なさ」が際立つ。
 賄賂なんてものに、耐性がないのであろう。
 なりあがりの人の特徴でもある。

 今度の中国との高速鉄道絡みの話でも分かるように、インドネシアの国に・インドネシアの国民に、数千億円の負担を追わせても、個人の懐に✕✕円の賄賂が入ることを優先する—という感覚。
 国がどうなろうと、国民がとうなろうと、自分の懐が暖かくなるほうが大切だと思っているということであろう。

 まぁ、インドネシアの国民がこの大統領を選出したのだ。
 自分の判断が、どのような厄災をもちこもうと、自分の蒔いた種ではある。その果実は自分で刈り取るしかない。

 まるで、2009年の民主党政権を選んだ日本の国民のようなものだ。
 自分の判断が、どのような結果をもたらしたか—しみじみと思い出す。

 以下、新聞から抜粋。

 インドネシアの2015年上半期のGDP成長率が4.7%6年ぶりの低水準となった、インドネシア政府は海外からの投資受け入れにより成長の維持を図るしかないが、インドネシアの高速鉄道を中国政府が受注したことにともない、日本からの投資引き揚げの動きがみえ、日本からの投資減少分を中国からの投資受け入れで対応する方針。

 インドネシア政府の発表では、日本からの投資意欲は衰えておらず大手企業からの投資申請は続いており、自動車部品工場も進出を検討していると発表。
 また、日本の政府機関との継続した会合もあり、高速鉄道を中国政府が受注したことは、日本からの投資に与える影響はほぼないと発表。

 しかし、中国政府の受注が確定した直後から、日本政府主導の投資は、人道的支援目的以外の案件は見直しが入っている。
 民間企業の投資に関しても、一部では投資中止を含めた検討を行っている。
 
 そのため、インドネシア側は他国への切り替えを含めた検討も実施しているが、技術を必要とする分野においては、他国への変更が容易に行えないことから、現場の担当者の間では混乱がみられている。

 特に中国政府と約束した投資は、確実に実施される保障が無い事からも、担当者達の混乱に拍車をかけている。
 これらのリスクを考慮しても、経済成長のためには海外からの投資受け入れを行わなくてはならないため、日本からの投資引き揚げ分は、中国政府からの投資受け入れで対応していく方針になる。


補足、感想など

 汚いことをすれば、他者からの信頼を失う。
 信頼を失えば、投資など行われない。
 当たり前ではないか。
 それを知った上で、中国絡みで、「汚い手」を使ったものであろう。

 もう4年間は、インドネシアという国は、日本からは「知らん顔をされる」ということであろう。
 その4年間で、中国はインドネシアから様々な手で、「富を収奪してやろう」と企むだろう。

 何度もふれた。
 インドネシアの国民が、このジョコという人を大統領として選出するという判断からもたらされたものだ。
 自分の判断という「種まき」からどのような果実がなるのか—予想もつかないが、その果実を刈り取るのは、「種まき」をした国民自身であるというのは、確実だ。