▲西欧諸国における文化・伝統・治安・秩序の崩壊をみるのは辛い。
特に、その端緒が「西欧諸国民がもっている善意」というものが導火線となっているという事実が辛い。
いってみれば。
お人好しだけに、そこにヤクザ集団がつけいって、その国の文化、治安を徹底的に破壊してしまうのだ。
お人好しだけに---。
以下、新聞から抜粋。
シリア難民の6歳少女を撮影した写真をもとに、日本人の漫画家がフェイスブックに掲載した上のイラストが、インターネットで強く批判され、議論になっている。
日本人漫画家はすみとしこ氏は、イラストをフェイスブックに掲載した。
シリア難民を侮辱する人種差別や偏見に満ちたイラストだと、フェイスブッ
クに削除を求めるChange.orgでのオンライン署名活動が始まったのは10月1日で、8日現在で1万人以上が賛同している。
日本の英字紙「ジャパン・タイムズ」によると、フェイスブックはコミュニティーのガイドラインに抵触していないという理由から画像を削除しなかったが、投稿した本人がイラストを取り下げた。
しかし、はすみとしこ氏はそもそも投稿したことについて正当性を主張する。
BBCトレンディングに対して、署名に賛同している人たちは左派活動家だろうとして、「左派を良く描かない政治漫画をたくさん描くので、ターゲットにされたのだと思う」との見方を示した。
日本政府はシリアやイラクの難民支援に8億1000万ドルの支出を表明しているが、安倍首相は難民受け入れについては拒否の構えだ。
日本への難民申請は昨年5000件あったが、日本政府が難民認定したのは11件にすぎない。
日本社会は世界でも特に民族の多様性が少なく、高齢化による人口減少にもかかわらず移民受け入れに対する反対意見は国内に根強い。
▲補足、感想など
これは英国の新聞だったかな。
記事の中で、-- シリア難民を侮辱する人種差別や偏見に満ちたイラスト --だと、受け取る人間がたんといるということだ。
まぁ、こういうことを言う人達って、キリスト教を背景した「善意あふれる」人達なのだろうな。
こういう人達が、「やれ人種差別だ、やれ偏見だ」として、まるで悪魔のようなふるまいをするイスラム教徒を国内に受け入れるのだ。
それが、結果としてスウェーデンの治安・秩序の崩壊に繋がっていったのだ。
もうこういう「人道主義」という美名の下に、狂った人達をどうすることもできない。
もう、数年内に、自分達がどのような「判断」をしたか—それこそ、身にしみることとなろう。
その時は、国内の治安も秩序も破壊され、異民族を「人種差別」という名の下に、批判することもできないのだ。
そして、かって「人道主義の下に狂っていた人達」は、少しでも治安のいい場所へと逃げていかざるをえない。
なんというか、悲劇というか喜劇というか---。
筆者は、こういう西欧諸国の崩壊をみるのが辛くて堪らない。