2015年10月2日金曜日

日本には情報機関があり、活動している—とロシア人。

日本に、情報機関があり—か。
 当たり前であろう。
 ただ、規模が小さく、スパイスパイしていないだけだ。
 きっと、商社員として普通?の企業に勤務している形になっているのではないのかな。

 いや、なにかというと、先日、中国で日本人スパイを逮捕とかいうニュースが流れ、それに菅官房長官が完全否定するという言い方をしていたからだろうな。
 そんなことはない—とかロシア人が言っているのだ。
 まぁ、日本にまるっきり情報機関がない—とそもそも思う方が間違いだろう。

 あるけど、アメリカのcia のような公然たる機関ではない—ということだろうな。
 また、2009年-2012年末までの民主党政権時代でも、秘密裡にされていて、民主党の総理でも把握できなかったのではないのかな。

 以下、新聞から抜粋。

 中国で日本人3人がスパイ容疑で拘束されたと報道。

 菅官房長官はこれを受けて、日本はスパイ活動は行っていないとコメント。
 官房長官は、「報道は承知しているが、個別事案については事柄上、控えたい」、「邦人の海外における安否については政府として全力で取り組んでいる」と述べ、日本政府が中国にスパイを送った事実はあるのか?との質問に対しては、「我が国はそうしたことは絶対ない。これはすべての国に対して同じことだ」と語った。

 ロシアの専門家ヴォクトル・パヴリャテンコ氏は、菅官房長官の発言について、次のような見解を示している‐
 「これは真実ではない。もし情報機関があるならば、その機関は自分たちの仕事を行わなければならない。
 日本には、情報機関がある。
 したがって日本は、他の国に対して諜報活動を行っており、官房長官は、ただ猫をかぶっているだけでなく、国民に誤解を生ませている。

 みたところ、日本の情報機関は統一されていないようだが、安倍首相の就任以来、日本は諜報分野で全ての力を結集し、外務省、防衛省、内閣、警察に付属する諜報機関の活動を調整するために、この件についても活動を始めた。
 もう一つの重要な方向性となったのは、スパイ活動の組織だ。

 このプロセスが完了したのか否かについては分からない。
 いずれにせよ、日本では米国のように、国の情報機関のトップを誰も任命しなかったということだ。
 そして、日本でいま諜報活動が行われているのか否かについて教えてくれる人も誰もいない。

 しかし日本で国の安全を守るために行われていることの論理や、国家安全保障戦略、国家秘密に関する法律、そして最近承認された集団自衛権の行使に関する法律などが物語っていることはただ一つ、日本が対外情報分野で活動を行っているということだ。
 そして、これは普通のことだ」。

補足、感想など

 日本にも当然、情報機関はある。
 記事の通りだろう。また、秘密にしているのに、「あります」と誰がいうものか。
 たた、いかにも規模としては大きくはなさそうだ。

 そうだな。
 筆者で知っている限り、麻生政権の時代だったかな。
 中国で日本人スパイだとして逮捕され、麻生さんが認めた(いや、スパイだと認めたということではなく、知っている--とかだったかな)ことがあった。

 その後、新聞などで取り上げられることはなかったから、裏側で中国と金銭でのやり取りで決着をつけたのだろうな。

 日本の場合。
 恐らく、スパイというような格好ではなくて、ちゃんと登記した小さな商社の商社員のような姿で、世界中にばらまかれているのではないのかな。