2012年11月5日月曜日

田中文科相を褒める人を見たことがない—と安倍さん。


▲ちょっと言い過ぎかな。
田中大臣への個人攻撃のようになってしまったな。
まぁ、田中大臣の攻撃の仕方が、まるっきりそこいらのオバサンレベルの個人攻撃そのものであるから、いわば、同レベルでの「言い合い」となった感じだ。
安倍さんは、次期首相だから、やはり、このあたり、田中大臣のレベルまで落ちてはなるまい。
まぁ、「日本では稀有な人」だとでも言っておけばいいこと。
以下。新聞から抜粋。


自民党の安倍総裁は、田中文部科学相が3大学の新設申請を不認可とした問題について、「審議会が答申し、専門家がオーケーしている。こんな形で急に変更するのは間違っている。認めていくべきだ」と述べ、批判した。
安倍氏は、田中氏が外相に就任した際の行動にも触れ、「彼女を褒める人を私は一人も見たことがない。尋常な人ではない」と指摘。
安倍氏は、自民党が政権に復帰した場合の大学新設の対応について、「根本的な見直しはしようと思っている」と語った。
ただ、「こんな急展開にはしない」と強調し、新設の是非に関して文科相に政治判断をさせないとした。

▲補足、感想など
まぁ、安倍さんの田中大臣への批判の内容は真っ当だろう。
しかし、---彼女を褒める人を私は一人も見たことがない---は余計だ。
彼女は、尋常な人ではないだけにしておけばいいことだ。
そういえば、思い出した。
10年前くらいかな。
総理大臣にしたい人とかのアンケートがあって、田中さんが第一位だったこともある。
ただ、上で安倍さんがふれている、外相となった時、外務省を引っ掻き回して、この人は人の上に立てる人じゃないなと世間が納得した。
その頃のエピソードを安倍さんが語っている。以下。
--ここから
9.11が私が官房長官の時あったんですが、あの時彼女は外務大臣、国務省からここに避難しますよと外務省に極秘に教えて来たんですよ。
それを真紀子さんはテレビに向かってここに国務省が移転しますって言ったんです。
まだ、第二のテロがあるかも知れないのにテレビに向かって世界中に向かって言ったったんです。
--ここまで--
アメリカの国家機密を、「私だけが知っている」という感じで得意気に、テレビでしゃべったということか。
それが、日本の外務大臣だからなぁ。確か、あの時、アメリカが激怒したと記憶する。
そういえば、日本人は機密の守れない国民だと欧米諸国から指摘されていたな。
島国で、敵対する民族と隣合わせに暮らしたことがない、一種の「平和ボケ」のためらしい。
民族としての得手、不得手ということかな。