2016年8月9日火曜日

なぜ、日本は他国の植民地となったことがないのか

表題で、中国人の記事があった。
 記事の中で、中国人と日本人を比較している。
 内容は、外れてはいないのだが、ちょいとツッコミが足らない気がする。

 まずは、記事を抜粋する。

 日本は歴史上、他国の植民地になったことはない。
 植民地とは現地の人から見て「他国の支配下にある土地」を指すが、中国もアヘン戦争に敗れ、英国をはじめとする国の半植民地となった過去がある。

 中国メディアは、「日本はなぜ他国の植民地になったことがないのか」と疑問を投げ、日本と中国が異なる運命を辿った理由について考察を掲載。
 19世紀、清朝は「西洋諸国から交易を迫られ、危機に瀕した」と指摘、日本も同時期に同様の危機に直面したと指摘。
 だが、「同じ危機に直面しながらも、日中が異なる運命を辿った」と指摘し、清朝はアヘン戦争に敗れ半植民地化したのに対し、日本は世界の列強へと姿を変えたと。

 当時の日本と清朝の違いは日本の明治維新が中国の「戊戌の変法」より30年早く行われたことにあると主張。
 「戊戌の変法」とは1898年に明治維新にならって行われた政治改革運動だが、記事はこの30年の差が日本を列強へと変え、中国を弱小国へと変えたと主張、「戊戌の変法」の失敗が後の恥辱をもたらすことになったと論じた。

 さらに、日本人は西洋文明の優れた点を見抜き、それに学び、西洋諸国と同等の力を手に入れ、植民地化の危機を脱したとしながらも、清の時代の中国人は自国の文化に自惚れ、西洋文明を見下していたことを指摘。
 こうした態度の違いが日本と清朝の分かれ道となったとし、日本は積極的に西洋の先進的な文化を受け入れ、不平等条約を改正させることで西洋諸国の尊敬を勝ち取り、列強への道を進んでいった。

補足、感想など

 戊戌の変法がなぜ、成功しなかったか—が、年数がどうたらより、核心部分であろう。
 これは恐らく、核心部分は、中国と日本の「識字率」の差だ。

 中国の識字率というキーワードで、検索してみると、90%以上の数値がでてくる。
 そもそも、この数字は眉唾なのではあるまいか。
 中国の例文をみてみよう。

 --ここから--

 真实的历史.战时中的日本是清洁了垃圾变态支那的正义的国家.被日本
 (日本語訳)真実の歴史を話します。戦時の中の日本は清潔であったごみの変態のその正義の国家です。

 --ここまで--
 上が中国の文章だ。
 小学一年生となった時、上のような文章しかなかった時、もう文章を読むのを諦めようという人間がでてこないか。
 対して、日本語なら、さいた、さいた、さくらがさいた—ぐらいから始めるであろう。

 つまり、中国人の識字率の高さって、おそらく嘘っぱちなのだ。
 あぁ、中国の文章の打ち方も書いてあった。ご紹介したい。

 --ここから--

 中国語の場合、キーボードで漢字を入力する時、まず英語で発音をタイピングし、それから漢字に変換する
 漢字に変換する際にも、110ある候補の中から該当する漢字を選択しなければならない

 --ここまで--

 で、中国人の実際のところの識字率ってどのくらいだろう。掲示板の書き込みをみてみよう。

 --ここから--

 中国からの大学院留学生の話だと、人民の3分の2は文盲だといっていました。

 --ここまで--

 本当のところは、30%強程度ということか。
 なんという見栄っ張りの民族であろうか。

 約70年前、毛沢東が日本語の「かな」を導入しようと提案したことがあったとのこと。ただ、周囲の人間から猛烈な反対にあったという。
 毛沢東は、日本語で書かれた教科書で共産主義を学んだ人だ。
 日本語の「かな」の価値が十分に分かっていた人なのだろうな。

 話を元に戻して。
 現在、中国人の識字率って30%程度なのだ。
 1800年代半ばであれば、一桁とか良くて20%を切ったぐらいだったのだろう。

 う~ん、それならば、よく分かる。
 日本と中国の「差」の意味が---

 記事にある清の時代の中国人は自国の文化に自惚れ、西洋文明を見下していた --って、中国人の内の一握りの人間がそう考えていたということだろう。

 日本の場合、武士階級は殆どが、文が読めたし、普通の町人だって、読み書き算盤は、生きていくための最低の知識だった。
 日本人の場合には、50%~70%程度の識字率であったのだろう。

 今、インターネットで検索しても中国の識字率ってでてこない。
 建前のような100%近い数字がでているが、うそっぱちなのだろう。
 本当の30%程度ということを世界の人達に知られるのが怖いのではあるまいか。

 中国人が商才に長けるとか言われるが、逆にいえば、知識階級というものが育たないのだ。

 上でふれた昭和20年代、共産党幹部が中国の文章に「日本語のかな」を導入するということに反対したのは、根底に、中国共産党にとって、中国人の大衆が賢くなってもらっては困るという意識が働いていたのではあるまいか。
 アホでいい。つまり、「中国人愚民化政策」なのだな。

 なお、当時の中国共産党の指導者は、ほとんどが日本への留学組なのだ。

 --ここから--

 日清戦争で負けてから大正時代にかけて中国人留学生が1万人以上、日本に留学してた 
 連中は日本語でマルクス主義、共産主義を学び、資本論を読み、中国に帰ってから、中国共産党を創立した 

 中国共産党創立メンバー13人のうち、初代主席の陳独秀以下 9人が日本留学組。 毛沢東を除く、中共トップは、ほとんどが日本留学組。

 --ここまで--

 つまり、毛沢東の提言した「日本のかな導入」を反対した人達が、ほとんど日本留学組ということを見れば、「日本のかなを導入することで、中国人が賢くなってもらっては困る」というのが、日本留学組の反対の真実の理由ではあるまいか。

 だからこそ、ヤクザ国家であり、知識階級が育たない、応用力のようなものが育たないのだ。