2019年7月4日木曜日

なぜ、アメリカは、日韓の橋渡しをしないんだと韓国系米国人


▲もう、日本の戦後レジームは完全崩壊している。また、在韓米軍は事実上、撤退を開始しているし---

 以下、新聞から抜粋。

 日本と韓国の和解をアメリカが望む訳(ニューズウィーク)
 ドナルド・トランプ米大統領のアジア政策で、どうにも残念なことが1つある。
 海洋安全保障のための「クアッド(4カ国)構想」に、いまだ韓国を引き込めずにいることだ。
 これは日米豪印の4カ国による非公式の協調体制で、07年に日本が提唱したものだ。
 当時の日本は、基本的な価値観を共有し、志を同じくする諸国との関係強化をベースとした外交政策を追求していた。
 アジアの民主国家を糾合し、中国やロシアに代表される非民主的な勢力に対抗すれば、地域における力の均衡を回復できると考えていたからだ。

 言うまでもなく、韓国は民主的な先進工業国であり、戦略的に重要な国だ。
 しかしアメリカは、自由主義の価値観と法治主義の原則に背を向けた諸国を包囲する外交努力において、どうも韓国を軽視している。
 日韓両国はアメリカにとって重要な同盟国のはずだが、トランプ政権の下で日韓両国の関係は悪化してきた。
 もちろん、この両国の間には関係改善を妨げる構造的な要因がある。

 両国の指導層は20年余にわたり「未来志向」の関係構築を模索してきたが、根本的な歴史認識の違いを乗り越えることができずにいる。
 「慰安婦」問題に関する日韓合意も、韓国政府は実質的に撤回した。
 韓国最高裁は元徴用工訴訟で、日本企業に賠償金の支払いを命じた。
 今年3月には韓国内で大規模な日本製品不買運動が起き、首都ソウルに近い京畿道の議会には日本製品排除の条例案が提出された。 (中略)
 最後に、アメリカは日韓両国が歴史を克服する手助けをする必要がある。

 これまで日韓両国の歴史認識の相違を乗り越える試みはほとんど成功していない。
 02年から専門家による共同研究が行われたが、両国の隔たりは今も解消できていない。
 若い世代の日本人は第二次大戦の教訓を忘れつつあり、過去を反省しようという機運は薄れている。
 こうなれば政府に頼らず、民間主導の対話を続けていくことが、永続的な関係に必要な共通の歴史認識をつくり上げる唯一の方法かもしれない。
 だからアメリカは政府レベルに限らず、あらゆる努力を後押しすべきだ。
 エリート層がいくら立派な勧告を出しても、それだけで長年にわたる不信感を覆すことはできまい。 むしろ必要なのは、学者や教育者、学生、ジャーナリスト、ビジネスリーダーなど、両国からさまざまな一般市民を集めて率直な対話の場を設けることだ。
 いくら共通する国益に集中したとしても、地政学的ないし経済的な国家戦略だけでは、日韓両国の間にくすぶる相互不信は解消できない。

補足、感想など

 もう、ばかばかしい---としか言いようがあるまい。
 韓国人って、アメリカ人になっても、「目玉が後頭についている」のだな。
 なるほど、evenki族っていう民族の千年このかた、これっといった偉材・逸材を生み出したことのないという哀しい宿命を背負っているということか。
 (日本にいるevenki族としては、イオンの岡田さん、社民党の福島さん、公明党の山口さん、立憲の枝野さん、国民民主の玉木さん、共産の志位さんあたりが、朝鮮半島を含めても、最優秀の部類だ---こういう人達って、本当に日本の国の根幹が揺れ動くような事件があったとき、合理的に発想・働けるのか? 2011年頃の元民主党・菅元首相に至っては、韓国のスパイそのものだったぞ。そういえば、お仲間の前川喜平さんなんかが、言っている言葉をみようか---自己責任種と日本大好き種の交配でできたモンスター、それが安部政権--だとさ。もう視点が狂っているだろう。根性がネジ曲がっているだろう)
 韓国では、なんとか義士が、単なる貧相なテロリストだものなぁ。
 哀れな・悲しいまでに逸材を輩出しえない・どこまでも光の見えない民族ではある。

 えっと。
 上の記事には、関連文書がついていた。それをみよう。

 --ここから--

 Foreign Policy誌に寄稿された記事の邦訳版。
 著者は韓国系アメリカ人のようですね。
 ただまあ、基本的に認識が古い。2年は古いかな。
 アメリカが韓国を引き込めずにいる、のではなくアメリカが対中国の戦略として半ば以上日米韓による三角同盟を諦めたからこそのダイヤモンド安保構想であり、そこに韓国をあえて引きずり込まないというのが最新の状況。
 韓国に防衛上の重要な役割を持たせたくないというのも本音でしょう。

 本来であれば日米韓の三角同盟とダイヤモンド安保構想は矛盾する話ではなく、大きな囲いと小さな囲いとして互いを補完することができるものなのですが。
 一度は「ダイヤモンド安保構想を受け入れる」って米韓首脳会談後にコミュニケを発表しておきながら、翌日には否定会見をするなんて間抜けな真似をしていたほどで。
 もはや、韓国を引きこもうという努力すらしていない。何度も書いていますが、将来的には在韓米軍の縮小・撤退まで視野に入っているはずです。
 なにしろ日米韓による合同軍事演習すら韓国側から「中国を刺激したくない」という理由で拒絶されているのですから。
 合同訓練ができない相手を同盟として組み入れるわけにもいかんのですよ。
 敵味方の区別もつかずに背中から撃たれるのがオチです。
 日米韓の合同軍事訓練を断ったてきたのも、ダイヤモンド安保構想への参加を否定したのも2017年のこと。
 つまり、2年は古いということです。
 「アメリカの識者」がこんなていどの認識しかないんじゃ困ってしまうのですけどねー。

 --ここまで--

 要するに。
 世界スタンダードである「合理性>>>感情」という判断・言動を取れる民族しか、まともに相手にできるか—ということだ。

 韓国人という民族は、合理性<<<感情 という判断・言動を取り続けることによって、世界からの信用を失っているのだ。
 軍事であれ経済であれ、根底にあるものは「信用」だ。
 信用を失った民族、国家は、世界から嫌われ、相手にされず、つまはじきされるということだ。
 日本・日本人は、合理性>>>感情 という世界スタンダートを守り、自国の・自民族の信用をどこまでも守る。

 日韓関係は、事実上、断交状態であり、韓国が合理性>>>感情という判断・言動をしないかぎり、相手にはしない。
 アメリカも日本と同様の判断をするだろう。

 韓国人にとっては、身から出た錆、自業自得、因果応報---ということでしかない。
 くわばら、くわばら、怨敵退散、怨敵退散。