2019年8月27日火曜日

qgis の使い易さ


この地理情報システムのソフトの使いやすさって、どこらあたりにあるのだろうか。
 筆者は、qgis と表計算ソフトとの相性の良さのようなものを感じる。

 オープンオフィスの表計算機能で、データを作成し、一部に緯度・経度の情報(グーグルのマップなどから採取する)をのっけて、csvとすれば、qgis のデリミテッドテキストレイヤーの追加で、実に簡単にqgis に取り込んでくれるのだ。

 これで地図上に、多くのポイントが散布され張り付いた状態になる。
 ポイントを地物情報表示でクリックすれば、そのポイントの全情報が、最前面に表示される。

 だから。
 上でふれた表計算機能でデータを作成するとき、様々な工夫をすれば、その工夫がそのまま表示される。
 また、ラベルという表示方法で、ポイント表示の肩に、セルの内容を示すことができ、他との比較が容易だ。

 確かにgis ソフトには様々な機能がある。
 でも、実際に使用する場合、ともあれ今、手元にあるデータを、地図上に表示して、また、そのポイントの全情報が容易に表示される—-という部分に、一番価値があるような気がする。
 そのことで、ものを考えやすくなり、核心にちかづくのが容易となる。

 そう考えると、上でもふれたとおり、qgis という無料の地理情報システムのソフトと表計算ソフトとの「相性の良さ」という部分は重要なことではあるまいか。