2023年4月1日土曜日

虫秘茶の記事をみて

 

動物由来の飲み物には、コーヒー豆にもある。イラガの幼虫(デンキムシのこと)経由のお茶なんてものにも、十分魅力があるように思える。記事、関連文章、日本人からの反応などもみよう。

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京大生が始めた新事業のクラファンが大成功、一般的には受け入れがたい事業内容に困惑する人が続出 2023/04/01 世間がコオロギで大騒ぎする中、全く違ったフィールドで、昆虫と自然の未知のコラボレーションと言える食品を提案し、300万円のクラウドファンディングを成功させてしまった京大生がいる。その昆虫食とは、なんと「虫の糞を抽出して飲むお茶」。開発したのは、京都大学大学院農学研究科博士課程でイモムシと植物と寄生蜂について研究している、丸岡毅さんだ。糞を口にすると聞くとショッキングなのだが、実は虫の糞のお茶は昔から漢方薬として用いられ、蚕の糞茶は日本でも一部の農家さんが自家用に愛飲しているという。■口の中に広がるソメイヨシノの風味 糞がお茶になるメカニズムはこうだ。芋虫、毛虫(蛾の幼虫)は、食べた葉を消化器官内で発酵させて糞にする。これは、茶の葉を発酵させてつくる紅茶の製法と似たプロセスが、虫の体内で起こっているといえる。芋虫、毛虫の糞は、雑食・肉食動物の便のような腐敗由来のニオイはなく、食中毒を引き起こすバクテリアも検出されていない。丸岡さんはこの茶を「虫秘茶(ちゅうひちゃ)」と名付けて、商品化を計画している。イラガの幼虫の糞から抽出した「虫秘茶」を飲んでみた。イラガというのは蛾の一種である。紅茶にも似たほのかな酸味があり、ふんわりと広がるのは、まさしく虫が食べていたソメイヨシノの風味。人工的に香りを添加したフレーバーティーにはない奥深い味わいだ。丸岡さんは広報活動を開始し、クラウドファンディングで開発支援を呼びかけた。そして20232月、目標額100万円を大きく上回る300万円の支援獲得に成功した。

*上の文中にあるイラガの幼虫(デンキムシ)の画像をみよう。


<以下、日本人からの反応>

5:いりません。

12:まあコーヒーだってネコのクソから取れるのが最高級品やしな。

13:でも麝香猫とか旨そう(笑)

17:理解はするが納得はできない。まーこんなん感情の話だし。

19:そういえばちょっと前にミドリムシあったな。

46>>19ミドリムシなら良いよ。アレはムシと名付けられているけど植物みたいなものだし。

21:なぜ今まで流通しなかったのかを考えた方がいい。

26:昆虫食べるなら大豆ミートでいいわ。

27:クラファンで金出すやつって変なもん好きだからなぁ。

37:僕は普通のお茶でいいです。

40:まあ興味持つ人はいるんちゃーう。

41:蚕の糞のお茶は有名だよねぇ。あっちは元々桑だから理解できるんだけれど、わざわざ毛虫の糞をつかわなくても、、と思えちゃうなあ。そもそも昆虫食とかと関係ない趣向品だろ、これ普通にお茶っぱつかったほうがかんきょうのためにはいいだろ 手間もかからないのだし。

43:騙されたと思って飲んでみろよ。糞と言われなきゃ分からんと思うぞ。

47:これはもう嗜好品だし勝手にやれとしか言えんわ。

57:コピルアク経験済みなんで興味はある。一生に一度ならまずは飲んでみたい。

84:糞には生物ごとに色んな酵素が含まれるからな。将来そこから新しい薬が作られる可能性もある。

87:一見するとナイトスクープ的なネタになりそうなる研究でも意外なところで役立ったりヒントになるということもあるから、おバカでは片付けられないし、そういう基礎的な研究こそ大事にしなければいけないのよね。

88:グリーンガムの葉緑素ってイモムシの糞から抽出するんじゃなかったっけ?

94:抹茶の緑色出す為に着色料として使われてたりするし。

97:漢方としてはよく聞くな。そもそも普通の茶葉にも虫の糞くらい入ってるだろうけど。

108:昆虫食界隈では糞茶は既出。なんでこやつが発明したみたいになってんのかな。

124:葉っぱをダイレクトに発酵させようぜ。

125:趣味でやるならご自由にという話でしかないな。

1 押しつけてこなきゃ…まあ…ゲテモノ好き界隈で盛り上がるならご自由に。

2 お茶は主食じゃなく嗜好品だからな好きなの飲めよ。

4 元々蚕の糞は蚕沙って言って漢方だの着色料だのに使われてるから今更?

5 蚕の糞のお茶はマニアには有名。イラガの糞のお茶も美味しかったら飲んでもいいよ。でもイラガは子供の頃に刺されてかぶれたのでキライ。

6 民間が自力で資金調達してやるぶんには 勝手にしてくれればいい。昆虫食を、補助金で国を挙げて一斉にやるのは反対。

7 まぁ地球上から嗜好品の飲み物がすべて姿を消したら考えるわ。

8 京大生が始めたビジネスって云うから例の学生の演った有名人のコスプレでも見せるンかいなと思いきや昆虫食、、否、昆虫茶でっか?

9 動物の糞から出てきたコーヒー豆飲むよりマシだろ。

10 スレにもあるけどコーヒーの超高級品に麝香猫の糞からとったコーヒーあるし……美顔用にウグイスの糞とかイロイロあるし……嗜好品の類ならいいんでないの……?服用するかどうかは人それぞれだし、嗜好品なら。

11 これ、ヨウツべの野食ハンターがやっていた奴だろ。まあ、好きな奴だけ消費すれば良いんじゃないの。コオロギ食の強要、学校給食は、あれは駄目だろ。児童の人権はどうなったよ。

12 少し前にTVて見たな。発酵という過程が工業的か、生物的かの違いなので手法としては「あり」なんだろうな。コピルアクが高級品だし。

13はるか昔にDASHで虫の糞かなんかで歯磨きがどうのってやってた気がする。

14 ※11わいはあの方のブログでサクラケムシ(モンクロシャチホコ)の糞茶を知って飲んでみたいと前から思ってたけど、イラガはなんか嫌だな。桜以外にも着くからかな。

15 まぁコーヒーや紅茶は既にあるからなぁ絶対に飲まないけど。

16 ワインや日本酒などの醸造酒は、同じ事を菌にやらせてる便宜上「菌の生産物」と呼んでいるけど要は菌から出た廃棄物にすぎない。そういう意味ではワインや日本酒などのアルコールは「菌の糞」とも言ええるので、虫の糞から出来たお茶とたいして変わらない。


「ジャコウネココーヒー」という言葉を耳にしたことがありますか?「ネコにコーヒー?」と思う方もいるかもしれませんね。ジャコウネココーヒーは、驚くべき方法でコーヒー豆を採取した高級コーヒーのことです。今回はこのジャコウネココーヒーの魅力について詳しく解説していきます。高級コーヒーでワンランク上のおうち時間を楽しみたい方、必見ですよ!ネコの糞からできる?!「ジャコウネココーヒー」とは---「ジャコウネココーヒー」は簡単にいえば、ジャコウネコという動物の糞から採取したコーヒー豆を使ったコーヒーです。このコーヒー豆は、そのおいしさと希少性から高級品として世界中で取引されています。このコーヒーの魅力について、さまざまな観点から見ていきましょう。ジャコウネコから生まれる最高級のコーヒー豆「コピ・ルアク」ジャコウネココーヒー  ジャコウネコの糞から採取されたコーヒーの生豆を「コピ・ルアク」といいます。これは、インドネシア語で「コピ=コーヒー」、「ルアク=ジャコウネコ」からきています。「ルアク」を意味する、ジャコウネコとはいったいどのような動物で、なぜこのようなコーヒーを飲み始めたのでしょうか。ジャコウネコってどんな動物?身近にいるネコを連想する方も多いかもしれませんが、ジャコウネコはどちらかというとイタチのような姿をした体長60cmぐらいの動物です。ジャコウネコはコーヒーの良質な実を好んで食べます。果肉は消化分解されますが、コーヒーになる種子は消化されず、そのまま糞として排出されます。その種子を採取・洗浄・乾燥させ、最後に焙煎することで独特の香りと味を持ったコーヒー豆になるのです。実は長い歴史を持つ、コピ・ルアクの起源「コピ・ルアク」が親しまれるようになったのは、インドネシアがオランダの植民地だったことが関係しているといわれています。もともとコーヒーの木は17世紀初めにオランダ人が持ち込んだもの。現地のインドネシア人が栽培していましたが、コーヒーの実を収穫して飲むことは禁じられていました。そこでなんとかして飲めないものかと考えた末に、ジャコウネコの糞からコーヒー豆を採取するようになったと考えられています。おいしいの?気になるジャコウネココーヒーの味 高級で希少価値のあるジャコウネココーヒー。どんな味がするのか気になりますよね。ジャコウネココーヒーは、一度ジャコウネコの体内を通ることで、コーヒー豆が発酵して苦味がなくなり、まろやかな味になるといわれています。さらにチョコレートのような甘い香りを感じる人もいるようです。ジャコウネココーヒーの値段はどのくらい?  1匹のジャコウネコから1日にとれるコーヒー豆は、たった3g程度です。そのため、コーヒー豆の中でも高値で取引されており、日本では豆の状態で100gおおよそ5,000円〜1万円ほど。お店で飲む場合には、15,000円程度になることもあります。糞から作るコーヒーがなぜ最高級なのか  ジャコウネコの糞からとれるコーヒー豆の量が非常に限られているのに加えて、新鮮な糞から生豆を取り出し、洗浄して焙煎するまでに手間がかかります。しかも、糞をして2時間以上たってしまうと、豆が茶色くなり、コーヒー豆としての価値がなくなってしまいます。そのため、糞を素早く処理しなければなりません。コーヒー豆ができるまでの工程や量を考えてみると、なぜこんなにも高級なのかがうなずけますね。

*象の糞から作る、超希少な「ブラックアイボリー」という銘柄もある ジャコウネコの糞から「コピ・ルアク」がとれるように、他にも動物の糞からとれるコーヒー豆があります。それは、象の糞からとれる「ブラックアイボリー」と言うコーヒー豆です。象にハーブや果物と一緒にコーヒー豆を与えることで、まろやかな味わいのコーヒー豆ができます。大変希少な商品で、日本ではほぼ見かけることはありません。タイの有名ホテルでのみで飲めるようですよ。

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