2013年1月24日木曜日

ボーイング787の事故原因の究明。


▲ボーイング787の故障で、日本の部品メーカーが叩かれた。
 しかし、どうも単にバッテリーが悪いというような単純な事故でもなさそうだ。
 アメリカ人という民族は、品質管理などというこ難しいというか、煩瑣な作業を嫌がるようだ。
 なぜなのだろう。
 お金を稼ぐには効率が悪いから—か。
 ゴールドマンサックスのような、キーボードをちょっとさわって△△億ドル儲かったという仕事が得意なわけか。
 まぁ、民族性というか、なにに価値を見出すか—という歴史とか伝統などがあるのだろうな。
 いや、話がそれた。
 このボーイング787の全体のシステム(具体的には電気の回路)に不具合があるようだ。

 以下、新聞から抜粋。

 ボーイング787型機のトラブルで、日本航空機と全日空機の炭化したバッテリーは、 トラブル直前まで正常に動作していたことが運輸安全委員会の調査でわかった。
 全日空機では機内で異臭がしたのとほぼ同時に電圧が急落していた。

 運輸安全委は、 バッテリー以外に問題があった可能性もあるとみて充電器などの調査に乗り出す。
 運輸安全委によると、787型機のバッテリーは八つのリチウムイオン電池を直列に つないだ構造で、正常ならフル充電で32ボルトの電圧を示し、残量に応じて電圧が下がる。

 高松空港に緊急着陸した全日空機のデジタル飛行データ記録装置(DFDR)を解析した ところ、離陸後から電圧は約31ボルトで推移していた。

 首席航空事故調査官は 「バッテリー全体としては正常で、過充電を示す状況はなかった」と述べた。
 だが、離陸の約15分後に操縦室内で異臭がし、バッテリー不具合の計器表示が出たのと ほぼ同時に電圧が急激に落ち、さらに上下に変動した。
 この間、電圧は31ボルト以下 だったという。



▲補足、感想など
 どうも、核心は電気回路の設計のようで、筆者にはよく理解できない。
 原因究明の方向性のようなことが掲示板の書き込みにあった。<書いてあることが正しいのかどうかさえ筆者には分からない。でも、まぁ、たぶん----抜粋を示したい>

--ここから--
 米は20日の時点で電池周りに移ったわけで
 米運輸安全委、B787型機めぐり米アリゾナ州の充電装置メーカーなど調査へ

 JAL機の電池は焼損が激しくて電池解析が難しい
 開発中時の電源制御原因の出火事故のノウハウで フライトレコーダーに正常なデーターを送っていたかを調査してんだろうな
 燃料バルブユニットもまともなデーター送ってなかったようだし

 どうも日本の運輸は米国の調査の追試作業に追われてるように思える
 電池内は調査しやすい日本に任せたと疑似餌食わして本命は米国でry
 ちなみにB787 全体システムとしての欠陥はまだまだあると思う

 某航空会社は駐機中に電源を落とすなと社内命令出してるらしい
 理由は電源再投入のシステム再稼働でエラー出まくって最初からやり直しと時間がかかる

 電気率増やしすぎてボーイングはシステムをまとめ切れてないみたいだぜ?

--ここまで--
 電気率—か。
 昔、自動車の窓ガラスは手でハンドルを回して開き閉めしていた。それをモーターで開閉するようにした—という感じのことか。
 飛行機の様々な駆動部分をモーターを使ってどうこうした---ということなのだろうな。
 その時、飛行機の全体の電気回路をボーイング社は「まとめきれていない」--と指摘しているのだろう。
 単に、バッテリーという部品の問題ではないとすると、上の回路の設計自体をやり直す—とか考えるのかな。
 これは、実際に飛行機を飛ばすまでにまだ時間がかかりそうだな。