▲砂漠で生まれた宗教はどれもこれも非寛容で、いわばハンドルの遊びがない。
生きていくのにも窮屈だし、他者に対しても容赦がない。
そりゃ、なにを信じようが勝手ではある。
それでも、日本に入ってきて一層ゆるくなってきた仏教とは対照的な宗教だなぁ。
イランがバレンタインでのチョコレートを禁輸した。
チョコレートが国でどれだけ氾濫していようと、宗教となんの関係がある?
自分で自分の生きる世界を狭くするというか面白くなくしてしまって---。
以下、新聞から抜粋。
イランの中央税関は、2月14日の「バレンタインデー」に関する全製品の輸入を
禁じるとの通達を出した。
バレンタインデーの風習は、イスラム教国のイランでも近年浸透し、
異性にチョコレートや人形、花などを贈って「愛情」を表す若者が急増している。
店頭に特設コーナーを設ける店も多くなっていた。
しかし、核開発を巡り米欧と対立を深めるイラン指導部は1月上旬、
バレンタインデーを「イスラム教文化を侵害する西洋のたくらみ」とする見解を示し、
「販売や輸入を禁じるべきだ」とする方針を打ち出した。
中央税関の通達は26日に出されたが、禁輸となる品目が具体的にどこまで及ぶかは不明確だ。
テヘラン市内の菓子店経営の男性(35)は
「チョコレートの原料もダメなのか?それでは商売ができない」と首をかしげていた。
▲補足、感想など
西洋のたくらみ?
バレンタインのチョコ騒動は日本が発祥の地であろう。
2月なんて、寒いばかりで人もモノも動かないから、バレンタインなんて聞いたこともないような「聖人」の名前をどこからか、ひっぱりだして「商売のタネ」にしたものだろう。
でも、2月には節分もあるぞ。
そういえば、節分に因んで、岡山市の市長が、岡山市を「桃太郎市」に改名するとか—岡山市のhpでツノを生やして宣言していたぞ。
うどん県もびっくりだが、桃太郎市もびっくりではある。
記事にある、バレンタインでチョコがどうした—など、鼻で笑うような話じゃないか。