2013年1月18日金曜日

実態解明ってなんのこと。


▲どうも橋下市長が暴走しているようだ。
 橋下さんは、なににひっかかっているのかな。
 殴った →自殺 だ—と信じているからか。
 原因は殴ったこと。結果は自殺—か。
 それをまるっきり信じているから、まぁ、こういう発言になるし、入試がどうこう—となるのだな。
 これはなぁ—と筆者は思う。
 その因果関係を疑うべきだ—と思う。
 殴ったこと—と自殺の間に、無関係とは言わないが、自殺した生徒の方にもなにかある筈。
 このブログでなんどもふれた。
 通常の感覚なら、殴った →部活がいやになった →退部 であろう。
 ところが、この桜宮高校の場合、殴った →自殺 なのだ。
 思考の方向性が、どうみても「常識」ではない。ぶっとんでいる。普通の思考の流れではない。そこになにかあるのだと思える。
 でも、それは—家庭内のことであろう。
 だから。
 橋下さんのいうような「実態の解明」なんて無理なのだ。
 いや、そういう方向へ—つまり、誰が彼を自殺へ追い込んだのか--などいうところに踏み込んではならない話ではないのか。
 いわば、発作的な自殺であろう。
 このあたり、曖昧でいいじゃないか。
 全体の流れをみて、実態解明なんて無理な話であるし、言わば「やりすぎ」「過剰本能」であると思える。
 もう、これ以上、騒ぎを大きくすべきではない。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪市立桜宮高校で、体育科に在籍していたバスケットボール部主将の男子生徒が 体罰を受け、自殺した問題について、大阪市議会文教経済委員会の協議会で、質疑が行われた。
 橋下市長は同校体育科の入試中止を改めて主張したが、市議からは「入試が差し迫っており、時期が 悪すぎる」との批判が出た。

 橋下氏は委員会で、体育科の入試中止を求めた理由について「暴力を容認する雰囲気の中で(教育して) 卒業生を輩出するのは子どもたちのためにならない。
 卒業生が教育現場に戻れば同じような考えで指導 するかもしれない」「新しい教育方針が決まっていないのになぜ新入生を迎えられるのか。

 決めるためには実態解明が必要。1カ月や2カ月では到底時間が足りない」と述べた。
 公明市議は「募集停止を先に決めてしまっては、実態調査をする意味がない。受験生、保護者の混乱は 計り知れない。冷静に判断を」と指摘。これに対し橋下氏は「受験の混乱回避のために受け入れるのは 事なかれ主義の最たるもので、無責任だ」と反論


▲補足、感想など
 事なかれ主義—か。
 いや、核心は冒頭でふれたように、「殴ったこと」と「自殺」との間に、明白な因果関係があるのか—ということだ。
 橋下さんは、その因果関係を信じて疑わないようだが、本当にそうかな。
 このあたりを、戸塚ヨットスクールの戸塚さんも疑っていたなぁ。
 難しいところではある。
 踏み込めば、プライバシーに抵触する。しかし、今のままでは殴った顧問の先生が、全面的に悪いことになる。
 なんどもいうが、自殺した生徒の思考の流れをみていると、無理がある。非常識である。
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 う~ん。もうここらで、これ以上つっこまない方がいいと思える。
 できるだけ速く、平常の生活へ戻るべきだ。