2013年1月16日水曜日

過剰反応ってものだろう。


▲ふん、と思う。
 ---殴ってなにが悪い。蹴っ飛ばしてなにが悪い。----

 高校のバスケット部への対応をみていて、なんか反応が異常だと感じる。
 高校の部活動なんて、好きなものがやっているだけではないか。
 学校が決めるとかどうか—ということがおかしかろう。
 生徒達がもうやめる—というなら、まだ分かる。
 もっと頭を冷やせよ。

 この自殺した生徒の親とか、それをめぐるテレビとかの報道の仕方がどうもおかしい。
 確かに、顧問だっけ、対応がそれほどまっとうとも思えないが、それでも、バランス感覚というものがあろう。

 生徒も生徒だ。
 殴られていやなら、部活動をやめればいいことだ。<上でもふれた。好きだからやっているだけではないか>
 不満があったとして、それからの解決への方向性がまた、バランス感覚というか常識から外れている。

 つまり、どこか少しづつ「常識」から外れている。今回の事件に登場するすべての人間の思考とか行動が-----

 もっとハッキリいわせてもらえば、殴られる → 自殺 という方向性のおかしさに気づかない親も親だ。
 つまり、この自殺した生徒の両親もそもそも「非常識な人間」であり、そのもとに「育てられた子供」ということではないのか。

 もっと、冷静になれ。もっと、常識を働かせよ。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将だった2年の男子生徒が男性顧問(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、大阪市教委は15日、体罰があったバスケ部とバレーボール部の活動を無期限停止にすることを決めた。

 市教委によると、部活動再生のための期間を設け、再生に向けた努力を検証した上で、部の存廃や活動再開の可否について判断するとしている。

 その他の運動部の活動については、緊急に実態調査を行い、その結果を踏まえて活動再開の可否を判断。調査結果が出るまでは活動を停止する。


▲補足、感想など

 調査ねぇ。
 
 冒頭でも書いた。
 公立高校の部活動ではないか。
 それが好きなものが集まって勝手に活動しているだけだ。
 
 何が核心なのかなぁ。
 生徒の親たちが、テレビの報道などに振り回される—ということなのだろうな。
 ヤレ殴られたの、蹴っ飛ばされたの---うるさいことだ。
 もっと、自分の子供の可能性を信じてあげよ。もっと、高校の先生達を信じてあげよ。
 
 もっと、社会人としての「常識」を働かせよ。

 まぁ、先生達も公務員だから、責任問題となることを嫌がる。
 おかしな先生もいることは確かだ。

 それでも—と思う。
 学校の先生方を信じてあげなければ、教育というものは成り立たない。

 子供を鉄格子の檻の中で育てるということはできない。
 教育とは、子育てとは、記事のような事件を含め、リスクを覚悟するしかない。

 また、自殺というようなことがあったとしても、それをすべて「学校側」に責任を押し付けるという判断は、間違いであろう。

 この自殺した生徒の両親も、自分たちの「躾」が本当に真っ当なものであったのかどうか—反省すべきではないのか。<はっきり言って、非常識な親のもとでは非常識な子供しか育たない>

 上で、筆者は、自殺した生徒の両親に、失礼なことを申し上げた。
 でも、それは真っ当な「教育」というものをマスコミとか父兄達の「勝手な言い分」で歪めてほしくないからだ

 もっと冷静に、もっと「常識を働かせて」、この事件への対応をなすべきと考える。