▲いや、表題はちょいと。煽りが激しいが--。
これほど、どぎつくは言っていない。
韓国人記者の文章があるのだが、どうも朴大統領と同じで、人事のような言い方なのだ。
もう、3年も大統領を追っかけているのだろう。
また、3年もの間だ。諫言というか、こうすべきではないか—てなことを言う機会があったはず。
ところが、うまくいかなくてとことん追いつめられると、みんな、大統領が悪い式の言い方となる。
なんだ。これは。
うまく行けば自分のせい、うまく行かなければみな他人のせい—ということだろう。
裏切り裏切られる不信国家、韓国人の記者だけのことはある。
以下、韓国の新聞から抜粋。
「間違った山」に登って不覚を取ったパククネ政府
バンダービルド
「この山ではないようだ」という自覚をしたときは、すでに遅い場合がよくある。
現政府も同じ。
任期の全盛期(前半の3年)のほとんどを、「間違った山」(=親中、等距離)に登ることに使った。
北朝鮮の核とミサイル挑発が契機になって、初めて「この山ではないようだ」ということを自覚したが、今いる位置はすでに山の頂上付近。
現政府が残りの任期、下山して、やっと山を下りられるか下りられないかという状況になっている。
上がってはならない山を間違って選択して登った対価は、「時間の無駄」だけで終わるものではない。
下山する過程で、追加の対価が伴う。
過去3年間、中国と韓国はおおむね仲が良かった。
もう少し進めば、韓国と日本の間、韓米日の共助にまで亀裂を入れることができた状況だったが、現在は「劇的反転」となって、中国の試みは、水の泡に終わる可能性が大きくなった。
過去の歳月、互いの関係が良かっただけに、韓国の「突然の」下山の過程で中国が何を感じるのか。
中国の「韓国に向けた期待」が大きくなっているので、それに伴う「八つ当たり」(中国内の韓国企業の不利益、訪韓中国人の人為的減少など)が少なくない可能性がある状況に、韓国は事実上直面している。
「期待値違反効果」というものがある。
期待感が大きくなった状態で、もしその期待が裏切られると、その時の失望感は、通常レベルをはるかに超えるという話である。
中国の「韓国に向けた恨み」と伴う「八つ当たり」は、中国が抱いていた「韓国に向けた期待」が大きければ大きいほど、比例して大きくなる可能性がある。
韓国が最初から間違った山を選択しなかったら、中国は、「韓国はもともと米国陣営だから」と考えて、韓国に対する期待のようなものは最初から持たなかった可能性が高い。
現政府が示した戦勝節やパレード参加などの行動は、中国の「韓国に向けた期待」だけを育てたので、失敗を招く原因となったし、これが今の韓国にとって大きな負担となっている状況である。
間違った山に登ったことによって発生した韓国の「機会費用」(選択しなかった側を選択していた場合に創出された利益)も莫大である。
韓米同盟の改善、訪韓日本人観光客の増加、韓流ブームの増加などは、現政府が間違った山に登ったせいで埋没させた機会費用に属する。
こういった面で、日本が「しっかりとした山」を固守しつつ、「米日同盟の改善」(例「尖閣紛争時、米軍が出動して日本のために戦う」と米政府が公言)という、安全保障上の盾を確保したのとは、対照的である。
我が国の韓米同盟は、過去3年間の「間違った山」のため、事実上足踏みないし相対的劣化な状態になっているので、回復が急がれる状態だと見ることができる。
しっかりとした選択をしていたら、韓国は今頃、韓米同盟改善、訪韓日本人観光客の増加、韓流ブームの増加などの利益を見ながら、中国による「八つ当たり」の心配のようなものはしなくてもいい状況だったであろう。
とんでもない山に登らなかったら、中国を失望させる「途中下山」のようなものも、基本的になかったものであり、中国による「八つ当たり」は理論上、当初から存在する根拠がないのである。
結論として、韓国は山を間違って登ったせいで、現在は米日に莫大な「機会費用」が発生した状態であり、もう中国には「期待値違反効果」による「不利益の可能性」が大きくなった状態だと見ることができる。
山を間違って登ることは、これだけ大きな違いをもたらすのだ。
事実上「All
or Nothing」の状況である。
残念ながら韓国は現在、「Nothing」の方に近い。
韓国のリーダーたちは、しっかりとした選択をしてほしい。
時期を浪費して、いくつかの副作用と試行錯誤を抱えたまま、後になってから、「この山ではなかったようだ」というリーダーは、これ以上出てきてはならない。
▲補足、感想など
なんというか、うっとおしい論評ではある。
なにもかもを結果論でものをいい、あの時こうしていれば、こんな結果がでたはず—と繰り返している。
韓国人って、非常に情緒的、女性的、非論理的だな。
日本でいう「女の腐ったような」議論ではある。
日本の剣聖・宮本武蔵が五輪書の中で書いた「我が事において後悔せず」というすぱっとした「この判断にすべてを賭ける」という意気込み・気迫がない。
なんだっけ。
「しっかりとした選択をしていたら、韓国は今頃、韓米同盟改善、訪韓日本人観光客の増加、韓流ブームの増加などの利益を見ながら、中国による「八つ当たり」の心配のようなものはしなくてもいい状況だった」--て。
そんなことがあるものか。
中国はどうかしらないが、日本で韓流ブーム・訪韓日本人観光客の増加--なんてある訳がない。
日本では、もう、2014年に戦後レジームが完全崩壊しているのだ。
戦後から2000年頃まで、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達(日本の新聞放送業界、日教組を中心とする教育業界へ潜り込んだ)が、日本人に対してどのようなことをしてきたか—日本人全員がそのことを知っているのだぞ。
これが、嫌-韓国、嫌-日本にいる朝鮮系洗脳工作員 の直接の原因だ。
これが、嫌-韓国、嫌-日本にいる朝鮮系洗脳工作員 の直接の原因だ。
日本の戦後レジームの完全崩壊という現象すらも直視せずに、2013年から朴政権が「中国に近づかなければ--」と、自分が判断したことを振り返りグダグダ言っているだけではないか。
まず、現実を直視せよ。
なにもかも、そこからだ。