▲確かに、人口が1億二千万人、gnp500兆円ぐらいになると、もう、そんなに大きく成長することもあるまいな。
その意味では国内だけでは、発展の余地は少ない。
だから。
インド プラス アセアン諸国、オーストラリア、アメリカ 等と一緒に発展しようとしているのだ。
以下、新聞から抜粋。
今から約40年前、日中関係は蜜月期にあった。
両国間に問題は存在したが、問題を棚上げしたうえで積極的に関係改善を図っていった。
近年、日中関係は冷え込んだままだが、今後はどのように進展していくのか。
中国で日本が米国とともに「中国包囲網」を構築しようとしているという主張を散見することがあるが、鳳凰網は「日本は中国包囲網のために何でもする」と主張、2015年の日中関係を総括しつつ、16年の日中関係を予測する記事を掲載。
記事は、日本の「AIIBへの不参加」、「集団的自衛権の解禁」、「自衛隊の尖閣諸島派遣の可能性」、
「TPP参加」、「インドでの高速鉄道事業合意」などを挙げ、こうした行動は中国包囲網の構築が目的であると主張。
特にアジアで高速鉄道市場をめぐって日中が競争していることは、中国としては「日本が市場を奪おうとしている」という見方が一般的。
さらに、15年の日中関係は「不温不火」であったと表現した。
これは「いまいち盛り上がらない」、「盛り上がりに欠ける」という意味で、尖閣諸島をめぐる対立が顕在化して以降、日中関係が改善していない状況を示している。
関係が改善されることはなく、改善の糸口も見えていないのが現状であろう。
では16年はどのような年になると予測しているのか。
「16年は日中関係は一種の新しい状態に入るだろう」と主張。
中国には「1つの山に2頭の虎は住めない」という言葉があり、
アジアに2つの大国は共存できないという意味で「1つの山に2頭の虎は住めない」という言葉を使用したうえで「日本という虎は国としての発展の余地はもはやないに等しいが、
中国はまだまだ発展を続ける」と主張。
日本は今後も中国包囲網を継続する力はないとしたうえで、日本は中国との正常な関係を構築しようとするだろうと予測。
日中関係が悪化したのは「日本が原因」という論調だ。
中国が抗日戦勝利70周年と銘打って大々的に行った軍事パレードや、中国漁船が日本領海で珊瑚を乱獲していること、
南沙諸島の埋め立てによって周辺国家との関係を悪化させていることなど、自国の振る舞いには触れていない。
中国との関係を改善し、蜜月期を迎えるのは当分先のことになりそうだ。
▲補足、感想など
サーチナの記事か。
上の文章、どういう立ち位置なのか、よく分からない。
えっと、なんだっけ、中国にはまだまだ発展の余地がある—という中国人の主張か。
う~ん。
このブログで昔の文章を読んでいたら、「経済は合理性の下で成長する」という書き込みの文章を転記していた。
経済は合理性の下で成長する---その通りだ。
ところで、中国の経済って、合理性の上にのっかっているのか。
ご都合主義、中国共産党の思うまま—ではないのか。
中国の経済は、「不合理性」の下にコントロールされている。
余地があるとかどうとかよりも、こんな不合理な仕組みの下では発展などできない。
経済成長のための基本的な条件を満たしていない—とでも言った方が正しくないか。
合理性という言葉の背景には、当然、「信用」というものがある。
自国の経済を合理性、信用という面から、見直す方が先ではないのか。
経済は、口が達者なだけでは成長しない。
インドネシアの高速鉄道のように、相手国の首脳に対して「にぎらせる」「だかせる」で、仕事をとってもうまくはいくまい。
もう、達者な口よりも、「合理性」「信用」というものを大切にすべき時がきているのではないのか。