▲いや、tppへ日本代表として高鳥さんという人が署名したのだが、その時、和服を着ていたのだ。
紋付袴という正装と言ってよかろう。<極東の虎の代表としてふさわしい格好だろう>
で。
これを、民主党の国会議員が「売国だ」--と言うのだ。
もう、論理もへったくれもない、単なるなんくせ、いちゃもんの類であろう。
民主党という政党の「行き詰まり感」が半端ない。
4月にどうも衆議院の解散総選挙がありそうだ。
もしかして、この議員、4月までの政治生命だったりして---。
以下、新聞から抜粋。
衆院予算委員会で、ニュージーランドで行われた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の署名式典に和服姿で出席した高鳥修一内閣府副大臣を、野党が「売国の政治家」と非難。
民主党の福島伸享氏は、高鳥氏がブログに「アメリカ政府の交渉担当者の1人が日本大使館の関係者に、『日本人は皆、あのように礼儀正しい教育を受けているのか?』と質問した」と記したことを挙げ、「お褒めの言葉をいただいたんだろうが、ブログで書くのは美しい日本人だと思わない」と。
福島氏は、高鳥氏が過去にTPPについて「国家主権の放棄であり、平成の『開国』どころか平成の『売国』だと考えている」「TPP問題は日本を守る断固とした決意のある『保守政治家』か否かのリトマス試験紙みたいなものだ」と記していたことを紹介し、「署名式に和服で参加した方は売国の政治家になるのではないか」と。
高鳥氏は「聖域なき関税撤廃を前提とするTPPに断固反対といってきた」と認め、「当初、懸念されていた内容と、交渉結果が別物になった。国益を思う気持ちは一貫している」と釈明。
さらに、高鳥氏がニュージーランドでの出来事を記したブログで「ブルーチーズはおいしかったです」としたことも批判。
甘利前経済再生担当相はブルーチーズを含む酪農分野でニュージーランドと交渉をしてきたとして「酪農家の思いを受けるのが保守政治家だ」と述べた。
高鳥氏は、夕食会でニュージーランドの閣僚と同席した際に「昨日まで私はブルーチーズは好きではなかったが、今日、ニュージーランドのチーズがおいしいことが分かった」と伝え、友好的な雰囲気となったと紹介。
そのうえで「最後は人と人だ。友好的な関係をつくろうという現れだ。誤解を招いていることについてはおわびを申し上げたい」と陳謝した。
▲補足、感想など
なんという低レベルな話だ。しょうもない揚げ足取りとでもいうべきものだろう。
政治家の真の能力とは、「日本の正しい方向性が示せる」ことだ。
上の会話が、「日本の進むべき道を指し示しているのか?」。
民主党は、トコトン行き詰まっているのだな。