2011年12月11日日曜日

ユーロという共通通貨を使うのが早すぎたのだ。

Euが厳しいようだ。

 アメリカとかifm すらもヨーロッパのことなど、知ったことではない…と突っぱね始めたようだ。

 そりゃそうだろう。

 貧乏人やら怠け者がゴマンといるごちゃまぜ国家群のことを、まともに心配するだけ損だ。

 これはもう、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルなどはユーロ圏から離れて、もとの通貨に切り替えるしかあるまい。

 今、まさに、その決断を迫られているのだ。

 一旦、それぞれの独自通貨に戻し変動相場制にすれば、これらの弱小国家はものすごく安い通貨となろう。

 それならば、他国へ輸出も可能となり、少しづつお金も稼げるようになる。そういう風にして、ぼちぼちこの経済危機から回復していくしかない。

 今、eu に問われているのは、これら弱小国家をユーロ圏から切り離す「決断」だ。

 以下、新聞から抜粋。

 カーニー米大統領報道官は、欧州連合(EU)がまとめた危機対策は不十分との見方を示すとともに、国際通貨基金(IMF)への資金拠出にも応じないと明言。

 EUが財政規律強化へ新協定を打ち出したことに、カーニー氏は「進展の兆しはある」としながらも「一層の取り組みが必要なのは明白だ」と強調。
EU新基本条約制定やユーロ共同債で合意できなかったことに不満を隠さなかった。

 一方、米のエコノミストは「EUは欧州で広がる信用危機への処方箋を示せなかった」と分析。

 EUがIMFへ最大2千億ユーロの融資を決めたことにも、ブルッキングス研究所の研究員は「市場を納得させるには不十分」とみる。
 「米国の納税者がこれ以上関わる必要はない」として、米国はIMFに拠出しないと指摘。
「欧州が解決すべき問題だ」と突き放した。

 オバマ政権は財務長官をEU首脳会議の直前に欧州に派遣、迅速な対応をEUに促してきた。

▲補足、感想など

 核心はなにか。

 それはもうどこかのお金持ちとか、なんとか機関からお金を引き出して、自転車操業をすることが無理となったということだ。

 だから、怠け者、貧乏人を切り離して、その人達は、勝手に自分達でやってね…ということしかない。

 それが、冒頭でふれた経済危機の深刻な国家のユーロ圏からの切り離しだ。

 これは、ハッキリ言えば、euが共通通貨ユーロに統一するのが早すぎたということを意味しているのだ。

 それこそ、ネコもシャクシも、怠け者も貧乏人もユーロという共通通貨を使うとしたことに間違いがあるのだ。(世界の基軸通貨となろうとしてアメリカのドルに対抗するためには、gnp の量というか大きさを必要としたのだろうなぁ)

 もう、4-5年にもなるか。

 トルコもこのユーロ圏に入ろうとしたが、お前はヨーロッパではない…として拒否されていたなぁ。

 今回、トルコはユーロを使わないことで、このヨーロッパの経済危機から一応外れているのだろう。

 Eu に拒否されたことが、逆に幸運となった。

 ヨーロッパ全体の大きな試みであったが、今回は失敗した…でいいではないか。

 一旦、ユーロを使う国家群をドイツ、フランス、ベネルックス3国くらいにして、他の国家も旧の独自通貨を使うということにすれば、上でもふれたように変動相場制のもとで、極めて安い通貨となり、貧乏国家とはなるが、輸出もできるようになる。

 そういう風にして、傷が癒えるのを長い時間をかけて耐えるしかない。

 日本のバブル崩壊後の「失われた10年」とは、そういう時間であったということだろう。

 ついでながら、fxなどをやっている人には、これから余程ユーロの動きには注意しなければなるまい。

 長期的には下落方向?なのだろうが、ギリシャ等を切り離すとかの話がでるたびに、突発的に上がり下がりがありそうだ。それにつれて、豪トルなども動きがありそうだなぁ。