2012年9月19日水曜日

町村さんは不運だなぁ。


▲人には運・不運というものがつきものだ。
どれだけ才能・能力があっても、ここぞというタイミングで、力を発輝できない人がいる。
その好例が、表題の町村さんだ。
年齢から言えば、自民党の総裁選への出馬は最後であろう。
その最後のチャンスの時に、おそらく軽い脳梗塞にかかっていると思える。
候補者が並んだ共同会見のtvをみていると、明らかに口が回っていない。
明瞭に発音できていない。
-------なんというか、文字通り、最後の最後の最大のチャンスの時、「脳梗塞」に襲われるのか------
人間ってやつは、幸運の女神に魅入られなければダメなんだなぁ。
以下、新聞から抜粋。

自民党総裁選に立候補した町村信孝元官房長官が急病のため、都内の病院に緊急入院したことが19日、分かった。
町村氏は18日夕、体調を崩し、病院で検査を受けており、19日の総裁選関連行事は全て欠席する。
町村陣営の細田博之元幹事長が党本部で記者会見し、明らかにした。
今後の総裁選対応に関し、細田氏は「分からない。医者と相談の上、判断する」としている。 

▲補足、感想など
日頃の行いがどうこうなど関係はあるまい。
ただ、町村さんも総裁選に出るつもりなら、もっと自身の「健康管理」に気を配るべきだろうなぁ。
脳梗塞も初期ならば、血管の詰まりを治す方法もあろう。
しかし、この総裁選へ出ることはもはや不可能だろう。
冒頭でふれた最後の最大のチャンスを逃したということになろう。
結果として、総裁になれたかどうかは分からない。でも、自身で振り返った時、人生の最大かつ最後のチャンスを指を加えたまま、見過ごさざるを得なかったというのはいかにも口惜しい。
翻って、幸運に恵まれた人といえばやはり麻生さんだろうなぁ。
在任期間は1年くらいだったか。
在任期間の最中は、「麻生おろし」の合唱で、周りからやめろ・やめろの声ばかりだった。
でも、首相となって、すぐにリーマンショックがあって、世界中の経済が混乱した。
その混乱の最中、麻生さんは、日本の「失われた○○年の経験」を生かして、混乱した世界経済の解決への方向性を示した。
西欧諸国の知識人から、「有史以来、一度も世界の発展に貢献もしたことのない国」と言われている日本が、麻生さんという人を得て、始めて世界経済の混乱の中、方向性を示す世界の発展へ貢献したことになるのだろうなぁことができた。
う~ん、これを「幸運」といわずしてなんだろうか。
いや、いや。
冒頭へ戻って、人間には運・不運がつきものだ。
運命とは、残酷で無情で、かつ面白いものだな。