2015年1月7日水曜日

目を覚ませ、日本—と韓国人。

目を覚ませ—ではあるまい。
 そのまま、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達の洗脳工作で騙(だま)され続けて欲しい—であろう。

 残念だな。
 2014年に「戦後レジーム」が完全崩壊した。
 この現象を韓国人が認めようが認めまいが、日本と韓国の関係を決定づける「現象」だ。

 もう、日本人は、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達(新聞テレビに出てくる朝鮮系の記者、論説委員、大学教授、国会議員、コメンテーター、義務教育を中心とする教師達)の言うことなど、これっぽっちも信用しないよ。
 だまされない、ミスリードされない、洗脳されない、扇動されないよ。

 戦後レジームの完全崩壊に伴って、日本-韓国、日本-アメリカ の関係も見直されたのだ。
 日本は、もう、韓国を完全に見捨て・見放したのだ。

 日本-アメリカの関係は、日本という虎が千里の荒野に放され、日本の行動をアメリカは容認した—という形に、自然となったのだ。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 日本が猛々しくなっている。荒々しい。
 昨年5月、日本テレビはセウォル号沈没事故を放送した。
 「最初はファクトを冷静に扱った。その後は韓国政府の空回り、韓国社会がでたらめかを皮肉る。
 『韓国は我々より一つ下』というほど視聴率が上がる。
 
 日本メディアが「ピーナッツ・リターン」事件も同じだ。
 「韓国が日本に追いつくにはまだまだだ」と。嫌韓の流れは長く続く雰囲気だ。

 最近、日本の反米情緒も目につく。
 映画『アンブロークン』をめぐり日本の極右が大騒ぎしている。
 上映禁止にアンジェリーナの入国拒否まで要求している。
 「米国の英雄」ルイ・ザンペリーニの実話を扱ったこの映画には、主人公が日本捕虜収容所で850日間にわたり苦難を経験する場面が出てくる。

 強制労働と殴打は茶飯事だ。原作はもっと酷い。
 日本軍が軍慰安婦を踏みにじり、人肉を食べる内容まである。
 映画は原作に比べると地味だが、日本の極右の反発騒動で全米ボックスオフィス1位となった。

 日本の嫌韓と反米には共通分母がある。
 安倍首相に代表される日本の「改憲保守」がその根本だ。
 改憲保守は日本の正統保守とDNA自体が違う。
 
 自民党は、自由党と民主党が統合した政党だ。
 日本の正統保守は自由党側の吉田茂が設計した。平和憲法と日米同盟を骨格とした親米が核心だ。
 経済に重点を置きながら隣国とは現状維持を骨格とする。

 改憲保守の根は旧民主党だ。岸信介が種をまいた。
 「戦後レジームからの脱却」という名分のもとで「普通の国」を強調するが、その裏には匕首が隠れている。

 歴史修正主義と反米がそれだ。
 日本の過去の歴史を否定し、平和憲法も米GHQが強要した産物であるだけに克服対象と考える。
 周辺国との緊張も避けない。
 安部首相が改憲に執着し、韓国・中国と摩擦を起こす理由もここにある。

 問題は日本の能力だ。
 米国は日本の「歴史修正主義」に不快感を表示した。
 安倍首相の靖国参拝に「失望した」という表現で警告した。

 日本軍慰安婦問題も単に人権レベルで批判したのではない。
 米国は日本の役割を注文するが、歴史修正主義まで容認する意図はないように見える。
 安倍首相の改憲保守がこのレッドラインを独自で越えられるのか疑問だ。

 韓日関係正常化を要求する声が強まっている。
 真の正常化は期待しにくい。

 首脳会談を一度するだけで、両国関係が解けるはずはない。
 日本は安倍首相の改憲保守が支配し、日本国民が大きく変わった。
 これ以上溝が深まらないよう管理するのも大変かもしれない。

 安倍首相が暴走すれば、国内の人気は高まる。
 ただ、その道が誤った道というのはワナだ。
 日本が自ら孤立し、不幸を催促するだけだ。

 アベノミクスが限界にぶつかり、外交まで背を向けられれば日本の未来はない。
 安倍首相の改憲保守は警戒対象だ。

 非常に危険だ。日本は一昨日、「竹島はわれわれの領土」という動画を流布し、またも韓国を刺激した。
 今年は安倍政権が初めて手をつける教科書検定が待っている。

 このような挑発が今後続くのは明らかだ。
 日本に向けた隣国の最後の要請は一つだけだ。
 目を覚ませ、日本!


▲補足、感想など

 こっち、見んな! 韓国。
 冒頭でふれた。
 もう、日本の戦後レジームは完全崩壊している。
 その崩壊の中で、日本-韓国-アメリカ という戦後レジームを機能させていた「枠組み」が見直されたのだ。

 そして、そこで。
 日本は、韓国という国を完全に見捨て・見放したのだ。
 だから。こっち見んな!
 韓国の浮沈など、日本人の知ったことではない。

 アメリカも、この日本の戦後レジームの崩壊を認めたようだ。

 --ここから--
 米国務省のサキ報道官は記者会見で、安倍首相が年頭記者会見で語った戦後70年の首相談話に関する 発言を歓迎。
 サキ氏は記者会見で発言への評価を避け、過去の談話の継承を促していたが、軌道を修正した。
 新たな談話に懸念を示 したと受け止められることを避ける狙いがあるとみられる。

 首相は、「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、アジア太平洋地域や世界にどのような貢献を果たしていくか、英知を結集して書き込みたい」と述べた。

 サキ氏は前日の記者会見での内容を「言い直したい」と前置きし、「歴史問題での前向きなメッセージと戦後日本の平和への貢献を含んでおり、歓迎する」とした。

 サキ氏は5日の記者会見で、過去の植民地支配と侵略を謝罪した平成7年の村山富市首相談話や慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話を挙げ、「謝罪は、近隣諸国との関係を改善しようとする日本の努力の中で重要な節目となった」としていた。

 --ここまで--

 曖昧な言い方であるが、上でふれたように、日本における戦後レジームの崩壊を認めざるを得なくなったということであろう。

 もう、日本という「虎」が千里の荒野に放たれたのだ。
 簡単には、アメリカの制御など効かないよ。