2016年1月30日土曜日

得意な分野じゃなかろう—と麻生さん。

いやなにかというと、石原さんが甘利さんの後任となった話だ。
 嫌味に聞こえるか?

 まぁ、この件、もう石原さんしか残ったのはいなかったのか---という人事であることは確かだな。

 以下、新聞から抜粋。

 麻生財務相は会見で、甘利明前経済再生担当相が金銭授受疑惑の責任を取って辞任したことについて「大変残念なことだと思う」と述べた。
 安倍政権の経済政策「アベノミクス」の司令塔の退場により政権運営への打撃が懸念されるが、「総理も甘利大臣の意向、意思を尊重されたということなのだと思う」と。

 今後の経済財政運営への影響については「今はデフレ不況からの脱却の正念場であり、経済政策に滞りが出ないよう内閣を挙げて頑張っていかなければならない」との見解を述べた。
 後任となる石原元環境相に対しては「経済財政運営を一緒にやっていくことになるので、この分野があまり得意じゃないかもしれないが、頑張ってもらうことを期待している」と辛口のエールを送った。

補足、感想など

 麻生さんが気に食わなかったことか。
 石原さんがaiibなるインチキインフラ銀行への参加に賛成したからだろう。

 なにも金融のことなどわかっちゃいないな—とか、どうせ中国からお金を貰ったのだろう---とか麻生さんは石原さんのことを思ったということだろう。

 ちょいと、石原さんの過去の発言をみてみようか。

--ここから--

 2015/03/27(
 自民党石原派会長の石原伸晃前環境相は派閥総会で、中国が設立を主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行 (AIIB)」に、日本も設立時から参加すべきだとの考えを表明。

 政府が慎重であることに関し「最初から入った方が得だ。中国は隣接する国であり、第2の経済大国である現実を見据えなければ いけない」と述べた。
 同時に「日本は外交でうまく立ち回らないといけない」と指摘した。

--ここまで--

 aiibなる組織?は、資金不足で立ち往生しているようだ。
 石原さんの目がいかに節穴?か分かるような話であろう。

 ついでに、原発についての石原さんの意見も見てみよう。

--ここから--
 2013/10/02()
 石原伸晃環境相は会見で、日本の新しい温室効果ガス削減目標は、総発電量に占める原発の比率をゼロとする ことを前提に議論を進めるべきだとの考えを示した。
 ただ、原発比率の具体的な数字や、削減目標そのものの数値はまだ閣僚間で確定していないとしている。

 原発はCO2を排出しないため、削減目標策定に大きな影響を与える。
 現在、民主党時代の「2020年までに温室効果ガス排出量を 1990年比で25%削減する」という目標に代わる新目標を検討しているが、将来が見通せない原発の比率を仮定して議論することに 経済産業省が反対している。

--ここまで--

 政治家の国民の前に示すべき能力とは、「日本の正しい方向性」が示せる—ということだ。
 いま、日本では水素エネルギーを中心としたエネルギー革命が進行している。
 原発稼働の方向性にも影響を与えるかもしれないが、2013年の時点での上の発言は、方向性を正しく把握しているとは言えまい。

 上の発言から分かることは、石原さんという人の視野の狭さからくる「日本の正しい方向性」というものを把握できない頭脳だ。

 この部分を麻生さんは、口を歪めて「辛口に」<お前アホだろう—てな意味かな>、批判したのだろうな。