▲そりゃそうだ。
当たり前ではないか。
存在を認めて、「秘密」になるか。
公式には存在を否定するからこそ、「秘密の情報部員」であろう。
まぁ、秘密であるが故に、組織としてそう大きくはできない。
なんせ、公務員だから、予算というものがあるからなぁ。
また、仮にまた民主党政権のようなものができた時、韓国・中国へその存在を明らかにする可能性があろう。
過去、3年間、民主党政権時でもその存在を「長官」に嗅ぎつけられないようにしていたのだろう。
まぁ、日本なりの努力していることがよく分かるニュースだと思える。
以下、新聞から抜粋。
政府は10日の閣議で、陸上自衛隊の秘密情報部隊「別班」が独断で海外での
情報活動をしていたとの一部報道に関し、「これまで自衛隊に存在したことはなく、
現在も存在していない」との答弁書を決定した。
鈴木貴子衆院議員と大野元裕参院議員の質問主意書に答えた。
鈴木議員への答弁書では、小野寺五典防衛相が国会答弁の前に、陸上幕僚長から
口頭で報告を受け、別班が存在しないことを確認したとし「これ以上の調査を行うことは
考えていない」とした。
▲補足、感想など
日本が監視衛星を打ち上げた時、識別できる大きさというものを公表したことがある。
曰く、40センチだと。
さぁ、上の数字をそのまま鵜呑みにするかどうか—というあたりが、世界での「情報をめぐる争い」の常識の有無を確かめるような話だと思える。
そもそも、監視衛星って、どのようにして、地上を監視しているのだろう。
これも、各国の文字通りトップ・シークレットで公表されたことはない。
ある技術者が、なあに、天体望遠鏡を人工衛星にのせて、地上を見ているだけだ—とか記事にしていたことがあるか、まぁ、このあたりが妥当と思える。
ならば、と思わないか。
日本が、天体望遠鏡を製造して、人工衛星から地上に向けて監視したとき、最大見分けられる大きさが40センチだって。
あきらかに、ミスリードされた情報だと見当がつくだろう。
アメリカの監視衛星では、北朝鮮の金総書記の顔の判別がつく—とかの噂がある。
日本の監視衛星だって、おそらくそんなものだろう。
で。
そのような「推定」を踏まえて、上の別班の記事をみた時、「そんなバカなことがあるかいな」とか思うだろう。
そんなことで。
陸上自衛隊の「別班」って、おそらく実在している。
ただ、規模としては目立つほどの大きさではあるまい。
少数精鋭で、主要な各国に名目はともかくとして「陰の駐在武官」のような働きをしているものだろう。
もしかしたら、商社員のようなことになっているのかもしれないな。