▲う~ん、それしかない—と筆者は思う。
このブログでなんどもふれた。
どこからエネルギーを確保するか—ということは、一国の命運を左右するほどのことだ。
先の大戦で、開戦早々、南進作戦を採用することを決断した理由を考えてもみよ。
いま、改めて、南進作戦を採用するか否かという「決断」を迫られているタイミングなのだ。
原発の再稼働を視野にいれて、そこまでの障害となるものを、「ある程度強権的に」潰してしまおう—としていると考えてよかろう。
原発を再稼働させる以外に、この20-30年という年月を日本という国は越えていくことができない—と安倍さん・石破さんあたりで「腹をくくった」ということだろうな。
上でふれたように、南進作戦を採用するか否かは、1941年当時の国のトップで決断・採用したものであろう。
今、それと同じなのだ。
これをなんとか委員会の審査がどうたら、地方行政庁のトップの同意が必要だ—とかすれば、「百年河清を待つ」ということになる。
とてもではないが、決定が先延ばしとなり、再稼働できなくなる。
そこで。
安倍さんあたりが、「全ての責任を負う」と宣言して、「強制的」に原発再稼働へ突き進もう—としているということだろうな。
筆者は、安倍さんのその「決断」に賛成だ。
上でも言ったように、「今、それしかあるまい」
以下、新聞から抜粋。
「核のゴミ」最終処分場
国が選定へ
政府は、高レベル放射性廃棄物、「核のゴミ」の最終処分場の選定方法を検討する
関係閣僚会議を開き、自治体の応募を待つ従来の方法を改めて、国が科学的な観点から建設に
適した地域を選び、自治体や住民に理解を求めていくことを決めた。
政府は、原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の最終処分場を
地下深くに設け、埋設する計画を示していますが、誘致に名乗りを挙げている自治体は1つもなく、
小泉元総理大臣は、「最終処分場をつくることに国民の理解は得られない」として、直ちに
「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示しています。
こうしたなか、政府は、最終処分場の選定方法を検討する関係閣僚会議の初会合を開き、
議長を務める菅官房長官は「この問題を将来世代に先送りせず、関係機関が緊密に連携して
積極的に推進していきたい」と述べ、国が主導的な役割を担っていく考えを強調しました。
そして、会議では、自治体の応募を待つ従来の方法を改めて、国が科学的な観点から建設に
適した地域を選び、自治体や住民に理解を求めていくことを決めました。
政府は来年の春以降に選定作業を本格化する方針ですが、候補地に選ばれた自治体や住民からは
異論が出て、作業は難航することが予想されます。
▲補足、感想など
恐らく。
地質的に日本で一番安定した場所となれば、飛騨地方であろう。
岐阜県と富山県の県境あたりが可能性が高いような気がする。
神岡鉱山の鉱山跡を利用して、さらに地下深くに処分場をこしらえ、ここでガラスに封じ込めて、少しづつ埋めていくという案が一番妥当だという気がする。
こうして、最終処分場を決定し、処理することができれば、随分、ハードルが低くなる。
同時並行して、順次、原発を再稼働させ、エネルギーの確保をすべきであろう。<原発の再稼働があって、やっと通常の生活ができることを直視しなけばなるまい>