2013年12月20日金曜日

マクドナルド、利益半減の驚愕だとさ。

▲驚愕って。
 なにが驚愕なのかさっぱり分からない。

 こうなるのは当然ではないか。
 いずれこうなるだろう—と筆者は予測していたよ。

 こうなる原因は、○田という元会長だか社長の存在であろう。
 彼を辞めさせない限り、この状況は続くさ。

 じゃ、なぜ、マグドナルド本社は彼を首にできないのだろう。
 そこらだなぁ。
 ○田という人物は、アメリカ人からすると、余程分かりやすい人間だということだろうな。

 なるほどなぁ、と思う。
 アメリカのGMなんて会社の車が売れない理由なんて、分かりきっているのだが、経営者も従業員も「昔の仕事のやり方」を変えることができない。
 アメリカ政府は、GMを一旦国有化し、どうやら、今度は赤字を覚悟して、株式を公開するらしい。

 アメリカ人の経営者からみると、上でふれた○田という元社長は、分かりやすく、アメリカ人好みの経営者だということか。
 だから、日本のマクドナルドから完全に切り離すことができないのだな。

 だから。
 日本のマクドナルドは利益が半減するのだ。
 このままなら、破滅へまっしぐらだ。

 以下、新聞から抜粋。

 「第1四半期(201313月期)から続く客数の減少を過小評価する一方、プロモーションの 効果を過大評価してしまった」。
 日本マクドナルドホールディングス の今村朗執行 役員は、そう言って肩を落とした。 

 1219日、同社は201312月期の業績予想を下方修正した。
 売上高は従来予想から50億円減の 2600億円、経常利益は同95億円減の100億円に見直した。
 前期との比較だと、売上高は11.8%の 減少、経常利益は57.9%の減少となる見込みだ。

 経常利益の下方修正幅である95億円を要因ごとに分解すると、次のようになる。
 売り上げの 不振で40億円のマイナス、店舗改装やスタッフ増員など将来に向けた投資で15億円のマイナス、 光熱費の上昇で5億~8億円のマイナス、店舗立地の見直しのための戦略的閉店の費用で8億円のマイナス、といったところが主だったものだ。

 このうち、最も影響額が大きく、かつ深刻な「売り上げの不振」の理由について、今村執行役員は 「メニューがお客様の期待に応えられなかった」と振り返った。
 11月にモモ肉からムネ肉に変えた チキンフィレオが女性客に好評だったほか、12月に投入したチェダーチーズを使ったハンバーガー やウィンターデザートは好調に推移しているという。

▲補足、感想など

 ふん、的外れなことを。
 冒頭でふれたように、○田という元社長を社外に追い出すしかないのだ。
 それが、再建の第一歩だ。

 今年の春頃からかな。
 新聞にマクドナルドの記事がしょっちゅう載った。
 曰く、90秒ルールだとか、カウンターからメニューをなくすとか。

 なにか、奇妙奇天烈だと思わないか。
 90秒ルールはまだ、なんとか理解できる感じがした。

 でも、カウンターからメニューをなくす—という意味は新聞を読んだときには、なんのことか理解できなかった。
 一体なんなんだ? これは。
 インターネットの掲示板をみていて、やっとその意味がわかった。
 なんでも、アメリカでこうやってみると、売上が増えたのだそうな。

 カウンターにメニューがないと、上の方に掲げてある料金表をみなければならない。
 でも、筆者のように目が悪いと、上の料金表はみづらい。
 後ろには人が並んでいるから気になる。
 もう、じゃ、セットメニューで—と言う人が増える。 で、全体として売上増となるというものだ。

 さぁ、このメニューをカウンターからなくす—という判断の背景には、「お客様のために」--という思いがサラサラないことが理解できるであろう。
 要するに、どんな方法をとってもいいから、売上が増えればいい—と日本マクドナルドの社長が考えている—ということが丸わかりだ。

 こんなことを考えるのが元社長の○田という人なのだ。
 この人を切ってしまわない限り、マクドナルドは回復する見込みもないことが分かるであろう。

 でも、切れない。

 だから、「利益半減」なのだ。日本人というものがまるで分かっていない。
 当然ではないか。

 なにが驚愕だ。ばかばかしい。