▲驚愕って。
なにが驚愕なのかさっぱり分からない。
こうなるのは当然ではないか。
いずれこうなるだろう—と筆者は予測していたよ。
こうなる原因は、○田という元会長だか社長の存在であろう。
彼を辞めさせない限り、この状況は続くさ。
じゃ、なぜ、マグドナルド本社は彼を首にできないのだろう。
そこらだなぁ。
○田という人物は、アメリカ人からすると、余程分かりやすい人間だということだろうな。
なるほどなぁ、と思う。
アメリカのGMなんて会社の車が売れない理由なんて、分かりきっているのだが、経営者も従業員も「昔の仕事のやり方」を変えることができない。
アメリカ政府は、GMを一旦国有化し、どうやら、今度は赤字を覚悟して、株式を公開するらしい。
アメリカ人の経営者からみると、上でふれた○田という元社長は、分かりやすく、アメリカ人好みの経営者だということか。
だから、日本のマクドナルドから完全に切り離すことができないのだな。
だから。
日本のマクドナルドは利益が半減するのだ。
このままなら、破滅へまっしぐらだ。
以下、新聞から抜粋。
「第1四半期(2013年1~3月期)から続く客数の減少を過小評価する一方、プロモーションの
効果を過大評価してしまった」。
日本マクドナルドホールディングス
の今村朗執行 役員は、そう言って肩を落とした。
12月19日、同社は2013年12月期の業績予想を下方修正した。
売上高は従来予想から50億円減の
2600億円、経常利益は同95億円減の100億円に見直した。
前期との比較だと、売上高は11.8%の
減少、経常利益は57.9%の減少となる見込みだ。
経常利益の下方修正幅である95億円を要因ごとに分解すると、次のようになる。
売り上げの
不振で40億円のマイナス、店舗改装やスタッフ増員など将来に向けた投資で15億円のマイナス、 光熱費の上昇で5億~8億円のマイナス、店舗立地の見直しのための戦略的閉店の費用で8億円のマイナス、といったところが主だったものだ。
このうち、最も影響額が大きく、かつ深刻な「売り上げの不振」の理由について、今村執行役員は
「メニューがお客様の期待に応えられなかった」と振り返った。
11月にモモ肉からムネ肉に変えた
チキンフィレオが女性客に好評だったほか、12月に投入したチェダーチーズを使ったハンバーガー
やウィンターデザートは好調に推移しているという。
▲補足、感想など
ふん、的外れなことを。
冒頭でふれたように、○田という元社長を社外に追い出すしかないのだ。
それが、再建の第一歩だ。
今年の春頃からかな。
新聞にマクドナルドの記事がしょっちゅう載った。
曰く、90秒ルールだとか、カウンターからメニューをなくすとか。
なにか、奇妙奇天烈だと思わないか。
90秒ルールはまだ、なんとか理解できる感じがした。
でも、カウンターからメニューをなくす—という意味は新聞を読んだときには、なんのことか理解できなかった。
一体なんなんだ? これは。
インターネットの掲示板をみていて、やっとその意味がわかった。
なんでも、アメリカでこうやってみると、売上が増えたのだそうな。
カウンターにメニューがないと、上の方に掲げてある料金表をみなければならない。
でも、筆者のように目が悪いと、上の料金表はみづらい。
後ろには人が並んでいるから気になる。
もう、じゃ、セットメニューで—と言う人が増える。 で、全体として売上増となるというものだ。
さぁ、このメニューをカウンターからなくす—という判断の背景には、「お客様のために」--という思いがサラサラないことが理解できるであろう。
要するに、どんな方法をとってもいいから、売上が増えればいい—と日本マクドナルドの社長が考えている—ということが丸わかりだ。
こんなことを考えるのが元社長の○田という人なのだ。
この人を切ってしまわない限り、マクドナルドは回復する見込みもないことが分かるであろう。
でも、切れない。
だから、「利益半減」なのだ。日本人というものがまるで分かっていない。
当然ではないか。
なにが驚愕だ。ばかばかしい。