2017年7月12日水曜日

女性の安倍離れ顕著

そう言えば、ウチの家人が「安倍さんは信用できない」とか言っていたな。
 テレビを見ていると、そう思うということか。

 なにか、2009年の民主党絡みの選挙のことを思い出す。
 電車の中で、おばさんが、「今度は、民主党に投票する」とか、言っていたなぁ。
 あの感覚か。あのカンジか。

 テレビでのevenki族工作員による印象操作とかがあるのだろうな。
 <なんせ、筆者はテレビって、殆ど見ないからさっぱり分からないのだが--
 理屈もクソもありゃしない---
 まぁ、簡単にnhkなどのevenki族にだまされる人間が多いというのも、日本人の特徴かな。

 以下、新聞から抜粋。

 読売新聞社の全国世論調査では、性別や年代を問わず、「安倍離れ」が広がっている実態が浮き彫りとなった。
 内閣支持率は、今年に入り最も高かった2月の66%から約5か月間で30ポイント下落した。
 2回前の調査(5月調査)からの下落幅でみても25ポイントとなり、2008年10~12月に麻生内閣で46%から21%に下がったときと並ぶ急落ぶりだ。

 男女別にみると、女性で厳しい見方が顕著に表れた。
 女性の内閣支持率は、前回(6月調査)からマイナス18ポイントの28%に下落。
 専業主婦に限っても、マイナス18ポイントの27%とほぼ同様だった。

 男性はこれまで支持率が比較的高く、前回は支持53%が不支持40%を上回っていたが、今回は支持45%と不支持46%が拮抗した。

補足、感想など

 安倍離れ---ってか。
 ふ~ん。じゃ、安倍さんの替りがいるのか。
 石破さん? 岸田さん?

 あぁ、岸田さんが動き始めていたなぁ。その記事から。

 --ここから--

 安倍晋三首相は8月3日にも実施する内閣改造で、19人の閣僚の半数以上を入れ替える方向で検討に入った。
 政府、与党関係者が明らかにした。
 大幅改造による人心一新で、閣僚の失言などが招いた東京都議選惨敗からの局面転換を狙う。

 首相は午後に欧州歴訪から帰国。
 9日には訪問先のスウェーデンで改造人事について「骨格をころころ替えるべきでない」としつつ
「安定感あるベテランや、改革突破力のある人を登用したい」と同行記者団に強調。
 麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官を留任させつつ、新たな人材起用で刷新イメージを打ち出せるかが人事の課題となる。

 岸田文雄外相が改造に合わせ、閣僚を退任する意向を伝えている。
 首相後継「ポスト安倍」候補として自民党三役就任を視野に入れる。
 岸田氏の後継外相には茂木敏充自民党政調会長を推す声がある。

 --ここまで--

 ついでに、石破さんの記事もみてみよう。

 --ここから--

2017/07/11()
 自民党の石破茂前地方創生担当相は番組で、地域政党「都民ファーストの会」を実質的に率いる小池百合子東京都知事との将来的な連携に慎重な考えを示した。
 「小池さんのやろうとしていることは何か。自民党がやることは何か。それが一致しないのに、単に数だけ合わせようというのは日本にとっていいことだと思わない」と述べた。

 一方で来年秋の党総裁選に関し、財政や社会保障、人口減少などの課題に言及した上で「誰がやるかではなくて、何をやるかだ。私なら、私が何をやるかということに注目していただきたい」と述べ、安倍晋三政権後の「ポスト安倍」に意欲をにじませた。

 --ここまで--

 政治家の実力とは、「日本の正しい方向性が示せる」ことだ。
 石破さんは、「正しい日本の方向性」が示せるのか?
 問われるのは、そこだろう。

 岸田さんは、まだ、国民から「見えない人」だ。
 なにを、どうやろうとしているのか—さっぱり分からない。
 ただ、安倍さんをかなり「右より」だと思っている人であることは確実だろう。

 まぁ、石破さんにせよ、岸田さんにせよ、来年の総裁選で安倍さんに勝てるとは思っていない。

 安倍無双時代が、もう3年続くことはほぼ確かだろう。
 そういう視点でものを考えていかないと、判断を誤る。

 ✦追記
 女性への「刷り込み」が記事になっていた。
 --ここから--
 2017/07/12(水)
 江田代表代行は、安倍政権への女性支持率が大きく低下したとする記事を添付したTwitterで 「私の旧来の持論だが、政治の浮沈はワイドショーで決まる」「女性の内閣支持率が落ちているのはこの要因が大きい」と述べ、 「ワイドショーは視聴者に『刷り込み』を行う」などと語っていた。 

 江田「私の旧来の持論だが、政治の浮沈はワイドショーで決まる。今回、大幅に内閣支持率が落ち、特に女性の支持率が落ちているのはこの要因が大きい。 昔、私はレギュラーコメンテーターを務めていた。」 

 江田「各局で朝から夕方まで続くワイドショーはまるで判で押したように同じ話題をこれでもかというように取り上げ、視聴者に「刷り込み」を行う。 
 事前談合などはなく、前日の分刻みで出る視聴率折れ線グラフで高い話題を取り上げると結果的にそうなるのだ。」 

 江田「今回の都議選自民党惨敗や支持率低下は、「豊田罵詈雑言問題」や「稲田自衛隊利用発言」等々をこれでもかと連日取り上げたことが大きい。 
 今や影響力があるのは「活字」(新聞)ではなく「画像」(テレビ)なのだ。」 

 --ここまで--
 まあ、江田さんの指摘の通りだろうなぁ。
 この刷り込みの延長上に、額田派(自民党内のevenki族議員達)からも反旗の声が上がっているようだ。

 --ここから--

 2017/07/12(水) 
 大惨敗に終わった都議選以来、「安倍一強」が音を立てて崩れだした。 
 これまで沈黙を貫いてきた派閥が次の総裁選に向け、候補擁立に蠢きだし、「安倍おろし」のシナリオを画策しはじめた。 
 7月4日夜、都内のホテルで 田中角栄、竹下登両元首相の派閥の流れをくむ額賀派のパーティーが開かれた。 
 額賀福志郎会長は「安倍政権を支える」と冒頭、淡々と述べたが、これには裏があった。 

 その後、非公開で行われた派閥結成30周年記念と銘打った会合では、「安倍首相に対するぼろくそ批判の嵐」だった。 
 出席者によると、津島雄二元厚相は「安倍さんの経済政策では、日本の財政再建ができるわけがない」と反発、幹事長経験者からは「安倍3選は絶対に阻止する。調子に乗りすぎだ!」と過激な発言が飛び出した。  

 同会重鎮の野中広務氏は会合後、改憲反対を訴え、「稲田防衛相をクビにしていたら、小池(百合子)都知事はあれほど勝っていない」と批判した。 
 同派会長を務めた綿貫民輔氏はこうぶちまけた。 
「加計問題で疑惑を告発した文部科学省の前川喜平・前事務次官は霞が関の役人全員の意見を代弁している。 
 特区制度創設などの諮問会議議長に首相が就き、『首相が言っているから』と文句を言わせないやり方は明らかにおかしい。 
 竹中平蔵・元経済財政担当相が安倍首相のブレーンとして裏にいるのが元凶だ」 

 続けて、「憲法改正も先走った話だ。首相が押し付けようとすれば、スケジュールどおりいくのは難しい」とばっさり切り捨て、 11月の臨時国会を念頭に置く自民党の改憲案提示は「無理」との見方を示した。 
 4日夜、岸田文雄外相が講演で“反旗”を翻していた。 
 「わが国は戦後、アメリカをお手本に目指してきたが、結果として負の部分を受け入れてしまった。それは格差の問題です。格差の負の側面に適切に対応することが重要だ」と踏み込み、政権の看板政策アベノミクスを修正する必要性を強調。 

 --ここまで--
 岸田さんの言う「格差の問題」って、なにを言っているのだ?
 日本人の間で貧富という「格差」が拡大したという意味なのかなぁ。
 もっと、はっきり岸田さんは言わないと、大部分の日本人には、なんのこっちゃいと意味不明だろう。