2012年10月22日月曜日

最早、死に体—野田内閣。


野田さんが追い詰められている。
支持率が18パーセントまで落ちだ。
まぁ、2001年頃の森さんの最低支持率9パーセントという数字があるから、あれよりマシといえば、そう。
でもまぁ、あれに近いほど、追い詰めれていることは間違いなさそう。
このブログでもふれた。
やめろやめろといわなくても、まるで、熟し柿がポトと落ちるように、「どうしても辞めざるをえないタイミング」が野田さんには近づいている。
以下。新聞から抜粋。

朝日新聞社が20、21日に実施した全国定例世論調査で、 野田内閣の支持率は18%(前回の10月1、2日の緊急調査は23%)に下がった。
昨年9月の内閣発足以来、初めて2割を切り、過去最低となった。
衆院の解散・総選挙は「今年中にする方がよい」が49%で、「来年でよい」の35%より多かった。
野田内閣の支持率はこれまで最低だった8月定例調査の22%を下回った。
不支持率は今回、59%(前回56%)で、7月、8月の定例調査の58%を上回り、過去最高だった。
野田首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。
政党支持別では、民主支持層でも内閣を支持したのは68%(同79%)。
無党派層で支持したのは13%(同15%)だった。
外国人献金や過去の暴力団関係者との交際を認めた田中慶秋法相に対する 野田佳彦首相の任命責任について質問したところ、「責任は大きい」は57%で、「そうは思わない」の32%を上回った。
「責任は大きい」と答えた人の71%が内閣を支持しなかった。
政党支持率は民主11%(同14%)で、自民26%(同21%)。
衆院比例区の投票先は、民主13%(同17%)、自民36%(同30%)だった。
自民は、2009年の野党転落以来、いずれも最高を記録した。
日本維新の会は政党支持率は2%(同2%)、比例区投票先は3%(同4%)だった。
衆院の解散・総選挙の時期については「今年中にする方がよい」が「来年でよい」を上回ったが、 政党支持別では民主支持層は28%対64%、自民支持層では70%対23%と、対照的だった。
一方、衆院の小選挙区の「一票の格差」が「違憲状態」のままでは、 「衆院選はするべきではない」は42%に上り、「衆院選をしてもよい」28%を上回った。
自民党は、首相が年内解散を約束しなければ予算関連法案の審議などに応じない姿勢を示してきたが、 これについては「評価する」は22%で、 「評価しない」は59%に上った。
自民支持層でも43%対38%と意見が分かれた。
首相が衆院の解散について「近いうちに」と言ってきたのに年内解散を約束していないことについても 「評価する」は16%で、「評価しない」は66%。民主支持層でも39%対46%だった。

▲補足、感想など
あの朝日新聞でさえという点に注意して欲しい。
もう、本当に野田内閣は長くないのだろうな。
逆にいえば、どうすれば、次の選挙で民主党を支持する可能性が増えるのかという視点でものを考えるべきではないのか。
「潔さ」という点でアピールするということもあるかもしれない。
来年度の予算にこれだけは盛り込みたいという点でアピールするという方法もあるかもしれない。
追い詰められていることは確かなのだから、「次につなげるために」--という視点で、総ざらえをしたらどうなのか。