2012年10月25日木曜日

靖国参拝がファッションねぇ。


▲日刊ゲンダイなるイエローペーパーに記事がのっていた。
書いたのは、どうぜ、韓国系・北朝鮮系の記者であろうが。
最近、靖国参拝をする日本の若者が増えたのだそうな。
それを取り上げている。
まず、記事を抜粋。

 先週、自民党総裁の安倍晋三をはじめ、国会議員がゾロゾロと靖国神社を参拝。
ある野党議員は、「20代、30代の参拝客が多いのに驚いた」と話していた。
 靖国には年間600万人が訪れるが、関係者によると、最近、確かに若者の数が増えているという。
記者も行ってみたが、2、3人連れの若い男女を次々と見かけた。
どうせ観光気分だろうと思って聞いたら、「日本人として 一度ぐらいは」なんて真面目な答えが返ってきた。
 何を信じてどこに参ろうが、それは個人の自由だが、ここ数年「若者の右傾化」が騒がれているだけに、気になる。
 「ネットの影響は無視できないでしょう。〈ネット右翼〉という言葉があるように、ネットの掲示板で目立つのは、 右寄りの過激な書き込みです。
それに今、若者に最も影響力のあるニュース媒体は新聞でもテレビでもない。
〈ヤフー ニュース〉です。
アクセス数は、新聞社系サイトの10倍以上といわれる。
そのヤフーニュースは、産経新聞の記事掲載が 突出して多い日があります。
無関係とは思えません」(IT業界関係者)
 それでなくても、ネット上では一方向に流れがちだ。
ITジャーナリストのi氏がこう言う。
 「発言の質より数が多いほうが〈主流だ〉と錯覚する若者は少なからずいます。
実際、ネット上の過激な右寄り発言を 支持する若者、とりわけ若い女性は明らかに増えています。
一気に右傾化してもおかしくないムードが醸成されつつある。
そう感じますね。靖国を参拝する若者が増えたと聞いても、さもありなんという印象です」
 若者が靖国参拝や右傾化をファッションのようにとらえているとしたら、危ない兆候だ。

▲補足、感想など
危ない兆候ねぇ。
そりゃ、韓国系・北朝鮮系の人間にとっては都合が悪かろう。
でも、日本と韓国の間のことは、韓国大統領が日本の天皇陛下への侮辱発言を撤回・謝罪しなければ一歩も前には進まないぞ。
日刊ゲンダイの朝鮮系の記者は、まず、韓国の大統領に対してそのことをいったらどうだ。
いやいや。イエローペーパーなどどうでもいいか。
筆者も、東京へ出張するたびに靖国神社へは参拝している。
このブログで何度もふれた。
日本は19世紀後半、英国の産業革命に100年遅れて出発した。
(まぁ、アメリカに無理矢理、鎖国政策から開国政策に切り替えさせられたのだが、ペリー提督の強攻策がなければ、開国が遅れていたろう。すると100年遅れどころか、150年遅れになった可能性もあるな。150年遅れれば、欧米諸国に追いつくのは無理だったかもしれない。その意味でアメリカ及びぺりー提督の強攻策には感謝すべきだろうな)
明治維新後、日本は上でふれたように100年もの差をつけられたことに驚愕し、欧米列強と肩を並べたいということが国の目標となった。<これが坂の上の雲そのものだ>
明治維新後約40年で日露戦争に勝利し、約80年後、太平洋戦争で敗北した。
以後も、坂の上の雲を目指して、坂を登りつづけ、約130年後の21世紀にはいった頃、坂を登り切って、まぁ、欧米列強(言い方が古めかしいか)に肩を並べ、明治維新の元勲達(あの大久保利通が、西郷隆盛が、伊藤博文が--)が望んでいた地位に日本は立つことができた。
こうして、明治維新後の歴史を振り返ってみると、戦争などの原因と考えられるのは、国としての進歩の速度と出発時点の差によるものが大きかろう。
上でふれたように、欧米列強は日本より100年先を進んでいた。日本は100年遅れで出発し、結構足は早いのに一周遅れで出発したため、先行者と摩擦をおこした。
日露戦争しかり、太平洋戦争しかり。
今、中国という産業革命に200年遅れて出発した国が、100年先を進んでいる日本と尖閣諸島がどうたらで摩擦を起こしている。
それはまさしく太平洋戦争で、100年先をゆくアメリカと100年遅れの日本が争う姿にそっくりではないか。
上の日刊ゲンダイの朝鮮系の記者の書いていることなど、産業革命に500年も遅れる国の記者が書いていることだ。そこにあるのは、単なる「やっかみ」だ。
いや、話がどこかにいった。
元に戻れば、日本の明治維新後あるいた姿は、ユーラシア大陸の東端から更に海を隔てた島嶼国家であり、草深い辺境の地にある国家の健気な姿だ。
周辺の国家・民族は、産業革命に200—500年遅れのノロマな民族ばかりであり、多くは欧米列強の植民地とされていた。
日本は100年遅れゆえに焦燥感があったのだろう。それが100年先を行く国(欧米列強)からみて、乱暴者・秩序破りと見えて、衝突を繰り返したのだ。
日露戦争ではなんとかギリギリ勝ちを納めたが、太平洋戦争では100年の差は、技術面だけではなく国の富の差も大きくて太刀打ちできなかったのだ。
さぁ、この明治維新後、日本の歩いてきた道が日本人として恥ずかしいか。
そこに100年遅れゆえに、必死に頑張っている日本人の後ろ姿が見えないか。(ここまで読めば、a級戦犯の意味がよく分かろう。100年先を進んでいる国にとって、100年遅れの国家など秩序破りの乱暴者としか見えないのだ。100年遅れ=日本に対する侮蔑と100年先を進んでいた国に挑戦するものへの戒め<当然、イエローに対する人種差別的感覚もあったろう>とを一纏めにした罪名だ)
産業革命に500年も遅れる国の記者が書いているように、ファッションだと思うか。