2014年7月20日日曜日

原発再稼働の最終決断者は、安倍さんだ。

当たり前であろう。
 国のトップであるということはそうことだ。
 全ての責任を負って、私が決断しました—ということだ。
 まぁ、公に口には出さないだろうけど。

 それでいいと筆者は思う。
 ただ、このことは国民全体が知っておいて欲しいことだ。
 これは先の大戦開始早々に「南進作戦の採用」を決断した当時の国のトップと同じ決断だからだ。
 そのくらい、重い決断なのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 安倍晋三首相は、福岡市内で、貫正義九州電力会長ら九州の財界人と会食した。
 出席者から九電川内原発の早期再稼働を要請された首相は「川内はなんとかしますよ」 と応じたといい、再稼働に前向きな安倍政権の姿勢をより鮮明にした。

 首相は、貫会長らと会食。
 麻生泰九州経済連合会会長、 石原進JR九州相談役らが同席した。
 
 川内原発をめぐっては、原子力規制委員会が、安全対策が新規制基準を満たすとする審査書案を公表し、再稼働が確実になったばかり。


▲補足、感想など

 発言した言葉としては柔らかい。
 でも、決断の中味は冒頭で書いたとおりだ。
 内容は重い。

 でも。

 国のトップが決断した—という形がもっとも据わりがいい。
 もう、責任を転嫁するところがないからだ。

 逃げるところもない(いや、安倍さんは逃げもしないだろうけど)

 収まるべくして収まったということだな。