2023年3月6日月曜日

ハードディスクを破壊して廃棄する。これは他者に委ねることのできない作業だ

 

古いpcを処分するとき、ハードディスクだけは外して、保存している。結果的にハードディスクだけが多数、溜まってどうしても処分せざるを得なくなった。ネットで調べてみると、hdの表面の蓋を外して、ディスクを破壊すればいい—ということが分かる。実際にやってみると、2つのことがひっかかった。

1.蓋のとりつけ金具が、通常のネジではないということだ。トルクスレンチというものでないと回せない特殊ネジが使用されているということ。近くのホームセンターにでかけて、「トルクス」という名称を出して尋ねると、下図の製品を紹介してもらった。

t字状のものはハンドルで、先端の部分を入れ替えて使うものだ。通常の螺子回しではない、特殊ネジに対応するものを取り付けてやってみると、hdの蓋がとれた。なお、下図にあるように特殊ネジが取り付けられている場所は、見えている6箇所だけではなく、紙の貼ってある部分に1つないし2つ隠されている。マイナスのねじ回して、探ってみれば場所を特定できる。なお、トルクスネジ(特殊ネジのことをこう言うらしい)は、凹で六角形(星型)をしており、この形状は、不用意に触ると簡単にドライバーで崩れてしまう。形状が崩れると、特殊ネジ(トルクスネジ)用のドライバーでは回らなくなる。要、注意。

2.hdの蓋を外してみると、下にはディスク部分が露出する。このディスクは、かなり強固にできていて、凹ますためには、単純にトンカチで叩く外にポンチ、チスなどの道具をつかった方が楽なようだ。穴を開けなくても、相当な凹みをつければよいようだ。(ディスクは2枚になっていることに注意) ポンチの画像も添付しておこう。破壊したhdは、通常のゴミとして破棄できるようだ。なお、ポンチ、チスなどを使って、ハンマーで叩く際には、布をディスクの上の被せて叩くなどの注意が必要。破片などが飛ぶ可能性があるので。

※補足、hdを破壊・廃棄するという作業は、他者に委ねることができない。(だから、個人としてhdの破壊・廃棄のノウハウは、必須の知識・常識ということだ)更に高齢となっても、同じ作業をしなければならないのだろうなぁ。自分の歴史を自分で消し去るという作業でもある。