▲独裁というのはどうかな。
安倍一強時代というのがあったが、その方がいいかも。
まぁ、名称はともかく、安倍さんの対抗馬というか、邪魔をする人間が殆どいなくなったというのは確かだろうな。
そして、そのことは、このブログでなんどもふれた。
日本の「戦後レジームが完全に崩壊した」ということを意味している。
戦後レジームとは、白人(米軍)による日本・日本人支配の手法であった。
また、同時に日本在住の朝鮮系洗脳工作員達による日本人洗脳工作のことであった。
上で安倍独裁体制の確立した—と書いたが、そのこと自体が「戦後レジームの終焉」と同意であるということだ。
日本の本当に長い長い「戦後」がやっと終わったということだ。
今、白人(米軍)の軛(くびき)を離れて、日本が出発しようとしている—と解釈するのが真っ当であろう。
以下、新聞から抜粋。
■安倍首相の“独裁体制”に
現在の安倍内閣ほど安定した政権はないであろう。
かつて社会党という野党が存在した。政権の運営のために、社会党を取り込むための妥協も必要であった。
今の野党は到底安倍内閣・自民党に対抗できる力は
ない。
自民党の党内状況も同様だ。
派閥はあるが、単なるグループであって
実力も、求心力も持っていない。
小選挙区制が導入された結果、公認候補は1人だけになり、党執行部が権力を行使できる
ようになったからだ。
言ってみれば安倍晋三首相の“独裁体制”が出来上がった。
■遠のいた石破氏の総裁
今回の内閣改造で失敗をしてしまったのが石破茂前幹事長、地方創生相だ。
ラジオ放送などで幹事長留任を要求し、安全保障法制担当相への就任を拒否しただけでなく、集団的自衛権を巡って
安倍首相と考え方が違うと明言してしまったのだ。
幹事長は、総裁から選ばれた立場だ。総裁を支え、党内をまとめるのが一の仕事だ。
その幹事長が波風を立てたのだから、更迭されて当然である。
2012年、地方票で石破氏が圧勝したが、決選投票で安倍氏が逆転勝ちをした。
石破氏は、この人気を過信したのであろう。
だが、今回、石破氏に味方する声は上がらなかった。
手腕についても、党内から疑問符がつけられている。
谷垣禎一新幹事長は、就任早々大事な舵取りを担うことに
なる。
石破氏は、結局、閣内に取り込まれてしまった。
■消費税増税の中止という選択も
安倍首相は、デフレ脱却、成長戦略の実行に全力を挙げることを強調し、経済最優先の姿勢を表明。
日本経済は、胸突き八丁にさしかかっていると言えるだろう。
消費税の増税を予定通り行うかどうかは、7~9月期のGDPを見て判断することになっているが、予定通りに実行することは、容易ではない。
麻生太郎氏は、財務省の意向を受けて2015年10月からの10%への増税をやり抜く
立場を表明している。
また谷垣氏は、消費税増税をまとめ上げた当事者
でもある。
だが、経済動向が大きく好転することはあまり期待できない。
消費税増税の中止という選択もあり得る。
■特筆すべきインド重視の外交
安倍首相の「地球儀外交」は、大きな成果を上げている。
注目すべきがインドとの間で経済、安全保障についての関係を強化していることである。
2014年1月に安倍首相がインド訪問
した際、共和国記念日行事のパレードを観閲することになった。インドの日本への
期待の強さが分かろうというものだ。
2014年8月には、5月にインド首相に就任したナレンドラ・モディ首相が最初の外国訪問先として来日し、天皇との会見もなされた。
モディ首相は、インドを世界の製造拠点にしようと計画しており、そのためには、日本の製造技術や電力、高速鉄道の導入など、
インフラ投資が不可欠だとして、日本に協力を求めてきた。
今回の首脳会談では、この要望に応えて、今後、日本が5年間で官民
合わせておよそ3兆5000億円のインドへの投融資を実現していくことで合意した。
インドは、人口12億人でいずれ人口は中国を抜くと見られている。
日本にとっても魅力ある巨大市場
なのである。
中国頼りの経済から脱却する上でも、インドとの経済関係の強化は日本にとっても不可欠である。
■中国を牽制することになるインドとの連携
今回の首脳会談では、安全保障も重要なテーマになった。
その背景に、インド洋で中国の存在がある。
中国は、
バングラデシュ、スリランカ、パキスタンなどの港や空港などのインフラ整備を進め、それらの場所を結んだ線の形状から
「真珠の首飾り」戦略と呼ばれている。
この「真珠の首飾り」は、インドをすっぽりと取り囲んでいる。
安全保障面では両国の外務・防衛閣僚協議(「2プラス2」)の設置を検討することに合意し、海上交通路の安全確保に
向けた海上自衛隊とインド海軍の共同訓練を定期化することでも一致した。
また、インドとアメリカの海軍が共同で行っている訓練に
日本が継続的に参加していくことを確認した。
この動きが、中国を牽制することは間違いない。
この点では、岸田文雄外相を留任させた判断は正しい。
これまで日本外交と言えば、アメリカの
後をついていくだけということが多かった。
もちろん、その軛から逃れたわけではない。
しかし、安倍首相になって自立した外交
がなされていることは、賞賛すべきことである。
▲補足、感想など
冒頭で、戦後レジームの終焉とは、白人(米軍)の日本・日本人支配の終焉を意味すると書いた。
そして、日本という「虎」が野に放たれたということを意味している--と。
記事の最後のあたりの文章は、上で書いたことをさしさわりなく書いたものだろう。
この「戦後レジームの崩壊」という現象は、日本・日本人を大きく変えていきそうだ。
例えば。
日本の新聞テレビ業界、教育業界からの朝鮮系洗脳工作員達の排除・放逐。
自衛隊の国防軍への格上げなどなど。
別に安倍さんが意図しなくても、日本人の「衆知」というものが、自然とそういう趨勢を形作っていく。
それがトレンドとなってしまうのだ。
安倍さんの独裁体制とは、上のようなトレンドに対して、ブレーキをかけないということで、表面にでてこない形で、バックアップすることになるのだろうな。
もう一度、「安倍さんの独裁体制の確立」とはなにを意味しているのか繰り返したい。
あ、安倍さんの独裁体制の確立とは、日本の戦後レジームが完全に終焉したことを意味する。
戦後レジームの崩壊(終焉)とは、白人(米軍)の日本・日本人支配の終わったことを意味し、白人の軛(くびき)から日本が脱したことを意味する。
そして、それは日本の長い長い「戦後」というものがやっと終わったことを意味している。
い、今、日本はアメリカからの支配(洗脳工作だが--)を脱し、改めて「虎」として野に放たれた--のだ。