▲いや、ラジオであろうとテレビであろうと、しゃべるべきではあるまい。
言ってみれば、ある企業で、社長が人選をしているとき、社員の一人がオレは✕✕になるのはいやだ—といったということだろう。
これは、社長のメンツを潰すことにならないか。
また、社長はこういう場合、どう考えるだろうか。
あ、コイツ、使いづらい社員だな。
い、オレはいやだ—という言葉の背景になにがあるのだろうか? と考える。
で。
ちょいと調べて、適当な作戦を考える。
のってこなければ、切り捨てるか、窓際へ—となるのかな。
一言言ったばかりに、石破さんの手から「幸運」というものがするっと抜け落ちてしまった--そんな感じがするな。
以下、新聞から抜粋。
「ラジオで言うべきでなかった」=石破氏、安保相辞退発言を反省
石破茂地方創生担当相は、内閣改造をめぐって安倍晋三首相から打診された安全保障法制担当相ポストを辞退する意向をラジオ番組で表明したことに関し、「公共の電波で言うべきことではなかった。いかなる理由があっても、良くなかった」と述べ、自らの対応が不適切だったとの認識を明らかにした。
石破氏は先月25日のTBSラジオの番組で、安保法制担当相について「首相と100%(考えが)
一緒という人が(国会で)答えるのが一番いい」と発言。
これに対し、麻生太郎副総理兼財務相や自民党の町村信孝元官房長官らが石破氏を批判していた。
▲補足、感想など
はっきり言って。
批判されて当然だろう。
当然だが、そもそも、60に手が届きそうで、かつ元幹事長という役職にあったものがすることかな。
なにか、この人、年齢とそのやる事とにバランスがとれていない。
賢くないというか、子供っぽい。
もっと言えば、「思慮が浅い」
今度の一連の言動というものが、自分の政治家としての未来にどのような影響があるのか—見極めることができなかったのだろう。
賢くもない取り巻きに、おだてられミスをおかした—と考えるのが妥当だろうな。
安倍さんの「後に」とか考えているようだけれど、おそらく「無理」であろう。
真正面から戦ってもダメ、宥和してもダメ—という状況ではないのかな。
失礼だけれども。
総裁に選出される機会というものは、石破さんの人生ではもうないのだろうな。